うとうとしている時、あるいは睡眠中に、階段を踏み外したり穴に落ちたりする夢を見て足がつる、身体が感電したようにギクッとなる現象を、ジャーキング(Hypnic Jerk)という。
調べてみると、ジャーキングは筋肉の不随意運動・痙攣(ミオクローヌス)で、入眠状態に移行するときによく発生するとのこと。ちなみに、しゃっくりは横隔膜のミオクローヌスだ。
ジャーキングの原因は不明だが、一説には、入眠時の筋肉の弛緩を、眠っている状態で高所から落下したと脳、脊髄が間違って神経伝達するのだとされている。個人的には、始めに書いたようにうとうと睡眠が浅い時や、本来寝る場所ではないソファなどで起こるように思える。もちろん、ベッド上でも起きるけれど、どうも仰向けに体を伸ばしている時に限ると感じている。先日も、居間のソファでうとうとしていたら特大の、それこそエッフェル塔のてっぺんから転落するレベルのジャーキングを起こしたのを家族に見られてしまい、とても恥ずかしかった、、。