ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。

大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。 また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。

Will you still love me tomorrow

2018年02月23日 | favorite songs

 

 ジェリー・ゴフィンとキャロル・キングの若いカップル。

ともにニューヨークのユダヤ系中級家庭で育った20歳と17歳の二人が出会って恋に落ちた。

詞はいいのだが曲がイマイチ、と仲間内で評価されていたゴフィンと、作曲の才能は認めるものの、きみの容姿で人気歌手は無理、とレコード会社に忠告されたキングはソングライター・チームを組んで既成歌手に曲を提供する道を選んだ。

 彼らの作品はシュレルズに書いた「ウィル・ユー・スティル・ラヴ・ミー・トゥモロー」(1961年)を皮切りに、ボビー・ヴィーの「さよならベイビー」、スティーブ・ローレンスの「ゴー・アウェイ・リトル・ガール」など全米第1位クラスの特大ヒツトを連発。なかでもリトル・エヴァの「ロコモーション」(62年)は、12年後の1974年にグランド・ファンク・レイルロードがカバーして再び全米1位を獲得した上、89年にはカイリー・ミノーグのシングルがビルボード2位まで駆け上がるという、偉大な記録を作った。

 

 「ウィル・ユー・スティル・ラヴ・ミー・トゥモロー」は、この愛が一夜限りのものなのだろうかと不安に思う若い女性の心情を、きれいに韻を踏みながら見事に活写している。

Is this a lasting treasure
Or just a moment's pleasure?
この愛は永遠に続く宝物(トレジャー)なの?                                                                                                                                 それとも、ほんのいっときの歓び(プレジャー)?

この曲はキングがテープに吹き込んだメロディにゴフィンが15分で歌詞をつけたというエピソードが残っているが、本当だとしたら、神がかり的だ。

シュレルズ(1961年)

 

時代が変わり、ゴフィンと離婚した後、シンガーソングライターとして再デビューを果たしたキングによる弾き語り(1971年)

 

 

 ブライアン・フェリーの、テレビ番組での企画ライブ(1993年)

 

Will you still love me tomorrow

Tonight you're mine completely
You give your love so sweetly
Tonight the light of love is in your eyes
But will you love me tomorrow?
Is this a lasting treasure
Or just a moment's pleasure?
Can I believe the magic of your sighs?
Will you still love me tomorrow?
Tonight with words unspoken
You say that I'm the only one
But will my heart be broken
When the night meets the morning sun?
I'd like to know that your love
Is love I can be sure of
So tell me now, and I won't ask again
Will you still love me tomorrow?
So tell me now, and I won't ask again
Will you still love me tomorrow?
Will you still love me tomorrow?
Will you still love me tomorrow?

コメント
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