神戸国際会館 こくさいホール、「こっちの水苦いぞ」の続きです。
書き忘れていましたが、昨日のジュリーの指笛も音だしは なかなか苦しそうでした。頑張れ~!と祈るような思いで、聞いていたんですけどね。(^^ゞ
それはともかく、新曲の聞けば脳裏に現実の映像が浮かんだり、詞の意味を考えてしまう、重めの4曲の後に、思いっきり あっけらかんとした「ウインクでさよなら」。女の事しか考えていないような、中身のない軽そうなあんちゃんの歌にクルっと180°回転。 ジュリーはどういう考えで、こういう曲順にしているのかな~?? 沈んだ空気を変えたいとか?どれもこれもがジュリーなのさ。
「バイバイジェラシー」のジュリーの高速足踏みは神戸でも健在 !客席のドォ~ッ!!と異常な盛り上がりは、自分が参加しているにも関わらず、他人事のように凄いな~!と思ってしまいます。もちろん、ジュリーが凄いんですけどね。
「きわどい季節」は、神戸で聴いていたら 1987年の薬師丸ひろこちゃんのビールのCMを思いだしました。(大阪広島のライブでは思い出さなかったのか?それは、忘れた・・) お酒のCMに出ることによって、少女のイメージの薬師丸さんが大人に脱皮しようとしているのかな?と、当時そう思いながら聞いていました。CMソングになりましたが「きわどい季節」それほどヒットはしませんでした(´ε` ) ジュリーも薬師丸さんも二人共、過渡期だったんだろうな。
ちなみに私の印象が強いのは、二番目のCM。「ふり~む~けば 乙女が~♪」このフレーズが印象的。
3番目のヤクルトの外国人選手、誰だっけ??と調べたら、阪神がさんざん打たれた 大リーグからやって来たホーナーでした。阪神、優勝は今年もなし、終わりました(;_;)
MCで、加瀬さんが亡くなって もう10年たちました・・(と笑わせ)世間では自死といわれていますが、加瀬さんは生きてステージに上がりたかったと信じています。僕に沢山の曲を残してくれて、共に若かった頃 歩んだ先輩で、プロデューサー。一緒に歩んだ月日が愛おしい。
亡くなったと、携帯に鳥塚さんから「僕の勤めだと思うから」と。2人で電話で泣いた。(涙声に)ごめんね。僕は知らなかったけど40才の頃、胃を全摘して、再発して闘病。知らせてくれなくて、僕には寝ている姿を見せたくなかったんだろう。近いうちにあいましょうと、年賀状に後出しで書いていた。
「加瀬さん最近どうなの?」「元気ないのよ」僕も忙しくしている内に亡くなった。母が亡くなった時は、僕は30代。高血圧の薬を飲んだり飲まなかったりしていたらしい。離れて暮らしていたし、泣きはしなかった。加瀬さんときは泣きました。今、熱がある。いや、熱がないと死ぬやん。トリさんと2人で「よっぽど辛かったんだろうな」と泣いてしまいました。
ワイルドワンズには明るい健康的な歌を、僕の方はやると言われたら その気になる。誇れると思っています。僕の気持ちひとつで(曲目が)こうなったのは申し訳がない。最後までありがとうございました。
「熱がある」と冗談めかして言っていましたが、本当に熱があったんじゃないのかと 思います。連日の公演ですものね、声が少しガラっとしていたのも、そのせいかしらん?でもジュリーが、そう口にしなければ、全く気がつきませんでした。心を込めた歌声、どうも有難う☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
ライブが終わった、6時過ぎの国際会館の前。