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タイ エリートカードが コロナ効果で伸びている?

2020年08月16日 | タイの名所、名物、料理
 
 一昨日の当ブログで報告したタイ政府観光局副長官の “2021年まで観光旅行が再開されることは
期待できない” という話を受け、タイ観光協会のチャイラット会長も “20年中に外国人観光客を
受け入れられない可能性があり、観光事業者は最悪の事態に備える必要がある“ と述べています。

 

そんな最悪な情況下で「タイランド エリートカード」が好調だといいます。 同カードはタクシン
元首相時代(2003年)にスタートした「外国人観光客のタイ滞在を支援する特権付のメンバークラブ」。

政府観光局が100%出資し、運営は子会社「タイランド プリビレッジ カード社 = TPC社)が
行なっています。 その主要サービスの一つが「スペシャル ツーリストビザ」の発給です。

 
 <ゴルフなど多くの特権が付いています>

有効期間5年(5年ごとに更新)のマルチタイプで、何度でも入国が可能で、入国ごとに
一年まで滞在をOKとし、一年以上滞在する場合でも国内で延長手続きが可能です。 

コロナ禍で何かと入国制限や滞在期間が問題になっている昨今ですが、この5年間ビザの特権に
訴求力があるんでしょう。 さらにウイルスを封じ込めることも外国人中高年層には魅力です。

 
 <TPC社のソムチャイ社長>

“今年の新規登録者数は 増えており前年比6.8%増、売上高も7.7%増の14億バーツ(約48億円)
になる” と、新しく社長に就任したTPC社のソムチャイ・ソンスワン氏が 述べています。

現在のメンバーシップには、特権によって50万~200万バーツ(約170万~685万円)の種類が
あります。17年前からスタートして以来、メンバー獲得には苦戦を強いられてきましたが、
エリートカードはコロナ禍ではなく、コロナ効果で、業績アップとは意外だったでしょう。

 
 <特権によってカード種類が異なります>

4月・5月の当ブログで 入国に関し何の情報も無い時期に、“政府系なのだから、今こそタイ
エリートカードが率先して海外に様々な情報を発信すべきだ” と訴えたことがあります。

それが7月に入り、急にあちこちのサイトで広告が激しくなりました。あれっと、思っていましたら
感染症対策センターから7月22日に規制緩和 第六弾で、エリート会員のタイ入国が許可される、と
発表がありました。 さすが? 政府系のTPC社です、これを見越して広告を多くしたのでしょう。

 
 <入国も案内され時間がかかりません>

新規メンバー獲得には、自国ではウィズコロナで生活に自信のない人たちに、タイでの長期
滞在を勧めているといいます。コロナ効果でエリートカード会員が増えるとは思いませんでした。

昨年までの会員は10,363人おり、タイ国内に留まっているのは3,108人。7,255人が海外におり、現在
入国希望を申請している会員は300人とか。同カードについては再度、近日中に追って報告しますネ。   


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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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エリートカードのコストは年間35万円 (宅診)
2020-08-16 09:20:07
タイランドエリートカードは一時は廃止になりそうでしたが、よく生き延びていますね。
エリートカードの場合、1人当たりのコストは10万バーツ(35万円)です。
年齢制限が無いので、リタイアメントビザが取得できない50歳未満の方には魅力があります。
タイの退職者用ビザの場合、海外で取得したロングステイビザには医療保険(年間保険料が30万円前後・年齢による)が義務付けられ、近いうちに、リタイアメントビザ(タイ国内で取得)にも医療保険が義務付けられることを考えると、コストが似通ったエリートカードに鞍替えする方が出てくる可能性がありますね。ただし、中国人の比率が高くなり過ぎると、タイ政府はどう考えるか?
マレーシアの長期滞在ビザ「MM2H」では、中国人比率が高くなり過ぎてしまい、マレーシア政府は制度の見直しに入り、現在、新規発行を中止しています。
https://thai-elite.jp/membership/
タイ国内ではコロナ騒動は落ち着きましたが、軍事政権に対する抗議活動が活発化しています。
また、従来は無かった王政への批判が表立って行われるようになってきました。
タイ国は立憲君主制の国(日本と同じ)ですが、民主主義が浸透せず、軍部と王室がタッグを組んで、タイの権力を維持してきました。
若者を中心とした反政府運動が国民全体に拡大するのか?タイは曲がり角に来ています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/63d70a45d96ba773ef65151558a6db5b9629a716

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