nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

絞り込む~開業を考えているあなたへ~

2018年11月10日 17時21分54秒 | カフェサポート
今朝のサーカス家のコーヒーは

コロンビアウィラAAAです。

独立して初めて商品として販売したコーヒーが

コロンビアです。



早朝から

今宮神社にポケモンの旅にいってきました。

ぼちぼち紅葉がはじまっていました。








今は、たくさんの情報が溢れていて

たくさんのものが簡単に手にはいる時代になっています。

お店を開業される方も

色々な情報があって

色々なことができるので

たくさんのことをしたくなります。


サーカスコーヒーには、

時々、カフェだと思われてこられる方がおられます。

オープン当初から

カフェでななく、

コーヒー豆屋さんであることを

伝えてきました。

「ちょっと座るところ作って

ちょっとしたお菓子でも出したらいいのに」

って言われることもありますが

それはしません。

自分でお店をするにあたって

「何を伝えていきたいか」

っというところで

カフェでなかったのです。

それは、カフェで仕事を5年以上していたから

わかったところもあります。

「カフェ」は居心地のいい空間を提供する商いだと思います。

私は、コーヒーを通じて

世界の生産者の方々と日本の消費者が

いいサイクルを作ってお互い幸せになることが

できればという想いを持ってお店を始めました。

今ままでコーヒーに関心のなかった人たちに

少しでもコーヒーに興味を持ってもらえるように

自分たちなりに考えて商品を作ったりしています。


夫婦2人で営むお店には

限界があります。

できることが限られます。

責任の取れる範囲で

できることを

コツコツやっていくしかないと

私たちは考えます。

コーヒー豆を販売するだけのお店でも

2人で必死で時間的余裕もなくやっています。

初めは、無理のない範囲で始めてみてはどうでしょうか?

開業予定の元勤め先の後輩のお話を

お聞きしてた時に感じたことを書いてみました。



参考までにしてくださいね。







7★9ブレンドの謎に迫る

2018年11月09日 02時49分56秒 | サーカスイベント情報
今朝のサーカス家のコーヒー

っというか

早朝のコーヒーは

7★9(しちく)ブレンドです。



この7★9ブレンドは

「しちく」と読むよみまして

お店のある地域「紫竹」の名前を付けています。

7年ほど前、お店のオープン当初は

「紫野」とか「新大宮」の方が場所のイメージが分かりやすくて

「紫竹」は地元の方しかしらない場所でした。

産まれ育った

地元の紫竹を知ってもらいたいという想いがあって

自分の一番好きな味わいのブレンドの名前を

「7★9ブレンド」という名前にしました。

あえて

ちょっと読みにくい名前にして

覚えてもらいたいと想いもあります。


もともと

個性的なこだわりのお店が点在していましたが

サーカスコーヒーが開業してからも

個性的なお店がこの紫竹でうまれています。

町中からは交通の便も

あまりよくなく

歴史的観光地があるわけではないですが

その分、観光客の方もすくないので

しっかり腰をすえて

紫竹の皆さんは、モノつくりやご商売をされています。


そんな場所の近くに

今度「新大宮広場」というイベントスペースが誕生します。

場所は、新大宮商店街の郵便局の前、

昔地域の子供たちの聖地「だるまや」があった向いにです。

そこで、11月18日(日)に

「Dongree Special Food Market(ドングリースペシャルマーケット)」

が開催されます。

東山の卸先さんでもある

「Dongreeコーヒースタントと暮らしの道具店」さんの企画で

開催されます。

ドングリーさんと関係のある選りすぐりのお店が集まって

かなり面白い企画になっています。

このイベントだけはなく

紫竹、新大宮商店街にもたくさんのいいお店があるので

散歩がてら地域の散策を楽しみに来てくださいね。





オーガニックコットンとコーヒー

2018年11月08日 08時38分03秒 | サステイナブルコーヒー
今朝のサーカス家のコーヒーも

東ティモールコカマウです。





昨日、文さんが

今通っている京都女子大学のリカレント講座で

今治タオルで有名な

『IKEUCHI ORGANIC』の池内代表のお話をお聞きして来ました。

コットンに関して

ほとんど知識がないので

文さんからのまた聞きですが

とても興味を持ちました。


コットンもコーヒーと同じ農作物なので

コーヒーとの共通点が多いと思って

聞いていましたが

口に入らないだけに

食品であるコーヒーより生産現場の怖さを感じました。


日本市場で出回っているタオルの80%が輸入品だそうです。

わずか20%の国産品の中でも、オーガニックコットンを使っている製品は

数少ないようです。

輸入品の主な産地は中国が50%、ベトナムが30%で

ベトナムはどんどん生産量も上がって来ているようです。

この主要な輸入タオルはもちろんオーガニックではありません。

遺伝子組み換えの種子と農薬とのセットで販売され、

農薬とはコットンにつく多種多様な虫を殺すもので、枯葉剤が使用され、

生産者の方の健康被害がかなり心配されます。

代表は元々、タオルの生産をする生産者がいなくなってしまう事を危惧して

オーガニックを導入し、

IKEUCHI ORGANICの製品を全てオーガニックで揃えたいと考えたようです。


・遺伝子組み換えした種を使わない
・3年以上農薬を使われていない土地で栽培する
・フェアトレード

の欧米のオーガニックの基準に基づいて作られたコットンだけを使用することで

赤ちゃんが口にしても大丈夫なタオルを作られると言うことです。



先日、東京のコーヒーのセミナーでも

コーヒーの遺伝子組み換えの話が出て

ハワイの教授のお話では

遺伝子組み換えは、

コーヒー業界では今の時点では行われていないと言うことでした。

私自身も実際どうなってるのか知りたかったので

一安心しました。


夏に訪れた東ティモールのマウベジ郡のコカマウでは

全てのコーヒーが有機JASの認証を受けたコーヒーです。



もちろんサーカスコーヒーで扱っている東ティモールの生豆は

オーガニックの認証を受けたコーヒー生豆です。

オーガニックの認証を取得するには

膨大な記録、手間、コストがかかります。

東ティモールに訪問するまでは

なぜ東ティモールのコーヒーが有機認証を

取得できているかということが疑問でした。

色々と現地で聞いてみると

独立当初の大統領が農作物はオーガニックで栽培すると

宣言されたそうです。

ですので、

基本的には、東ティモール全体がオーガニック栽培ということだそうです。

とても素晴らしい大統領だと思いました。

やはり、その国のリーダーの考え方によって

大きく国の方向性が決まるんですね。

ですので

パルシックさんも現地で大変な苦労をされながら

有機認証を取得できたということでした。


「有機栽培」が全ての解決策だと思っていません。

コーヒーに関しては、

できるだけ少量で最適なタイミングで最適な量の

有効な農薬も必要なこともあると思います。

もともとエチオピア原産の植物なので

環境の全く違う場所で育てるのですから

ちょっとした手助けも必要だと思います。


ただ、生産者の方が

健全な生活ができるように

しっかりとした知識と管理が必要だと思います。


持続可能な生産をしているところでしか

いいコーヒーはできません。



もちろん、日本に入ってきているコーヒーは

世界中でもとても厳しい、厳しすぎるぐらいの

残留農薬の基準があって

それを通過して日本に入ってきているので

全てのコーヒーの残留農薬に関して

全く心配はありません。


東ティモールはとってもいいコーヒーですので

一度お試しくださいね。


それは本当にお互いハッピーなんですか?

2018年11月07日 08時57分14秒 | サステイナブルコーヒー
今朝のサーカス家のコーヒーは
モカイルガチェフェFWです。
すべての始まりはエチオピアからです。



先日、韓国の方がこられて

私のたどたどしい英語とボディラングィッチで

お話を伺っていました。

お話を聞いていたら

韓国の日本観光本で

サーカスコーヒーが紹介されているということでした。





見せて頂いたら本当に掲載されていました。

ありがたいことです。


最近、海外受け入れの法改正の議論がされていますね。

難しいことはわかりませんが

日本で働きたいと思ってこらるぐらいの人だと

日本のことが好きなんだろうし

海外の人も住みよい社会になればいいのにと思います。

日本の対策は

結局、自分たちの都合のいいように

としか考えられてないように感じます。

「女性活躍」とうたいながら、

女性議員が極端に少なかったり

研修という名のもとに、安い賃金で働かせてみたり。

今や日本じゃなくても

夢の見れるアジアの国は沢山ありますし

「アジアの中で日本が特別」なんて思っているのは

日本だけなんじゃないかと思います。



コーヒーは、ほぼ海外で栽培されたものを

日本は輸入し、飲むことができます。

生産国、生産者の方があっての美味しいコーヒーがあります。

生産者も消費者も

お互い同じ立場で、同じ想いで

お付き合いしていきたいと思っています。

そうでないと、

美味しいコーヒーが飲めなくなりますよね。

そんなのいやだ~

お互いハッピーな状態でいたいですよね!

そんなコーヒーを飲んでもらいたいと思っています!

今日も一日頑張りましょう!



東ティモールが新豆になりました!

2018年11月06日 07時52分11秒 | 東ティモール関係
今朝のサーカス家のコーヒーは

東ティモールコカマウS17新豆です!

美味しい!


朝が少し暖かいと湯気がでませんね。
わかりやすい。


さてさて

今年8月に訪れた東ティモールの新年度の新豆が到着しました!

おそらく私たちが東ティモールに滞在していたころに

コーヒーの木で完熟していたか

収穫された後か

それくらいのタイミングで育っていたコーヒーが

東ティモールからはるばる到着しました!








実際に民泊させて頂いた

マウべジ群から

届いたと思うととっても感動的です。


コーヒーは、ほとんどの場合、

船輸送です。

東ティモールからは4,5週間かけて

ドンブラコ~ドンブラコ~っと船旅の末

日本にたどり着きます。


行ったときに伺った話だと

東ティモールの港の規模が小さくて

貨物船の数が多すぎて

荷物を載せるのに

順番待ちになるそうです。



数週間も港の沖で待つこともあるそうです。

ただ、港の拡張が決まっていて

それができれば、問題は解決できそうということでした。

数か月ほど前のことですが

とっても昔だったような気がしますが(笑)

東ティモールの熱い男!

ネルソンさんが現地のコーヒー全般を管理されています。




ネルソンさんも登場する

パルシックさんの東ティモールの取り組みについては

こちらから

ぜひ東ティモールの新豆の味わいもお楽しみくださいね。