nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

エチオピア ナチュラルG1 イルガチェフェ ボロドゥ

2020年08月28日 07時54分45秒 | サステイナブルコーヒー
おはようございます!

今朝のサーカス家のコーヒーは

エチオピア G1 ナチュラル イルガチェフェ ボロドゥです。


華やかな香りとコーヒーらしからぬフルーティな味わいです。

「これを飲めばコーヒーが果実だと感じて頂けますシリーズ」です(笑)

これは先日ご案内したエチオピアです。


こちらのコーヒーは

イルガチェフェ地域の東側のゲデオゾーンの

コンガ地区 ボロドゥエリアで

収穫されたコーヒーです。



20年、30年前は

「ナチュラル」といえば過熟や汚れた味わいで

一般的な評価は高くありませんでした。

私がコーヒー業界で勉強し始めていたころは

エチオピア ナチュラルには「G1」

というグレードはありませでした。

最高ランクの基準でも「G2」だった思います。

現在では品質が向上して

ナチュラルでも「G1」のグレードが

流通するようになりました。

そして

近年は、「ナチュラル」といえば

高品質で特別なクリーンな味わいのナチュラルコーヒーが

評価を得ています。

それもそのはず、

以前は、評価の低いナチュラルは

品質の低いコーヒーチェリーを

乾燥は地面に広げてただ放置して乾燥させていました。

そのため汚れた味わいとして評価されてしまっていました。


今の高品質なナチュラルは

完熟し厳選したコーヒーチェリーを

棚干しして、異物を取り除きながら



20日間ほどかけてゆっくり乾燥を進めて

ムラのない均一な乾燥が行われています。

最新の乾燥技術は

いかにゆっくりと手間暇かけて

乾燥させていきます。

そうすることで

風味の豊かさと味わいの寿命の長さが

長くなると評価されています。

「スロードライング」という考え方です。



この「ボロドゥ」では

陽気で厳しい加工責任者がその管理を行っています。

女性が活躍されているところは
間違いないですね。

我が家もそうですが(笑)

手間暇かけたコーヒー原産地エチオピアの

このボロドゥナチュラル浅煎りを飲んで

コーヒーが果実であることを実感してみてください。

エチオピア ナチュラル G1 イルガチェフェ ボロドゥ

品種 エチオピア系統品種
栽培地 イルガチェフェ地域東側 ゲデオゾーン コンガ地区 ボロドゥ
標高 1800m〜2000m付近
農家数 800名
面積 各農家2ha
収穫時期 10月中旬より1月下旬
グレード G1


今日も1日頑張りましょう!