nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

「アイスコーヒー」に悩めるあなたに!お悩み解決!

2018年05月17日 20時19分34秒 | コーヒー器具案内
今朝のサーカス家のコーヒーは
ブラジル ガウリロバ農園の浅煎りです。

バランスのとれたあっさりした味わいです。




今年は、

早くから暑い日も多くありましたが

寒くなったり急に暑くなったりと

体調管理が大変ですね。

暑くなるとよく

「アイスコーヒーってどう作ればいいですか?」

っという質問をよく受けます。

疑問にお持ちの方が多いという事は

それだけ、

アイスコーヒーって難しいのだと思います。


そんなあなたのお悩み解決!

テレビショッピング風(笑)



っということで

何度かご案内している簡単美味しい悩まなくていい

水出しジャグを使った

アイスコーヒーの作り方をご案内します!


「アイスコーヒー」を作るのに

何通りか作り方があります。

ホットコーヒーを作って自然に冷やしてしまう方法。

ホットコーヒーに氷を入れて急激に冷やしてしまう方法。

などなど。


でもどれも

なかなか氷の分量や

粉の分量お湯の量が

なかなか定まらないので、

美味しい時とそうでないときがでやすいです。


その中で
おススメするのは、水出しコーヒーです。

こちらは安定して同じ味になりますし

水出し独特の清涼感と風味が楽しめます。




今まで、同じような形のアイスコーヒーポットが

量販店なので多く売られています。

私も何度か使ってみたのですが、

なかなか難しい器具で、ひと工夫しないと

しっかりと味がでないので

個人的な感想として、

あまりお勧めできないな~っと思っていました。

今回、ご案内させていただく

「水出しコーヒージャグ」

は一味違いましたので

3年ほど前からご紹介させていただいてます。





使い方としては、

コーヒー粉を中にある、ふた付きコーヒーフィルターに入れて

ジャグ本体に水を入れて

フタをして

数回ゆっくりシェイクして水とコーヒー粉をなじませて

冷蔵庫に入れて

8時間後(目安)後、

コーヒー粉の入ったコーヒーフィルターを取り出し

出来上がりです。

740mmlでコーヒー粉60gほど使用します。



ポイント①

ふた付きコーヒーフィルターですので
お茶パックを入れるような感覚で
コーヒー粉があふれ出さないので
しっかり水に馴染ますことができます。




ここにコーヒー粉をいれてフタをします。


ポイント②

密閉性の高いポットですので
しっかりフタをしめると
横にしても水漏れしないので
シェイクしてコーヒー粉と水をなじませることができます。




ポイント③

「メイドインジャパン」であること。

ポイント④


しっかり閉めれば横置きも可能ですし

ガラスではなく、耐熱樹脂製なので使いやすく

冷蔵庫をフル活用する夏でも収納性抜群です。


すっきりした味わいで深みのある水出しコーヒーを楽しんでいただけます。


重要ポイント!

あと、水出しコーヒーを作る上で一番のポイント

水出しにすると、特にコーヒーの品質が前面にでます。

ですので、使用するコーヒーは、

鮮度の高い信頼のおけるコーヒー店で

深煎りの豆を購入されることをお勧めします。

なんぼいい器具でも、

品質の低いコーヒー粉が

品質の高いコーヒー液になることはありません。

サーカスコーヒーのアイテムでいうと

「バリスタブレンド」、

「まったり極深ブレンド」

「アイスブレンド」がお薦めです。


「アイスブレンド」は、

一番パンチのきいたしっかりとした後に残る苦味です。


「まったり極深ブレンド」は、

しっかりとした味わいと風味と清涼感があります。


「バリスタブレンド」は、

バランスの取れた軽めの味わいになります。

またイベントでもご紹介した

「エチオピアナチュラル浅煎り」も水出しにすると

フレッシュジュースのようなさっぱりとした味わいで

とっても面白い味わいで

一度ハマルと抜け出せないです。


また店頭でもご案内してますので

是非実際のものを見てご検討くださいね。




おススメコーヒー本「珈琲ものがたり」

2018年05月17日 06時45分16秒 | サステイナブルコーヒー
今朝のサーカス家のコーヒーは

まったり極深ブレンドです。


高品質なコーヒーを贅沢にクラシックな極深に焙煎しています。

隠し味にエチオピアナチュラルが入っていて
深煎りにしても甘みが残ります。

伝統的な「京都コーヒー」の現代版のイメージです(笑)






現在、沢山のコーヒーに関する本が出版されています。
私も色々と興味のある本は購入して勉強しています。

ただ、私の好きなコーヒー本のひとつ
寺下辰夫さんの書かれた

「珈琲ものがたり」

という本は大変ロマンのある本で好きです。



初版が昭和42年なので

私の生まれる前で約50年くらい前の本です。

サブタイトルが

「全国コーヒー店ベスト700案内」

「ベスト700」って

700店を「ベスト」といってしまうところが

現在にも受け継がれているところもすごいです。

途中の座談会の内容もなぜがとても新鮮に見えます。


各地域のコーヒー店を紹介していくのですが、

京都はコーヒーにとって

特別な場所のようで

かなり多くのページが当ててあります。

そこで

「再会」

っというお店のことが書かれていました。

四条のど真ん中に、

ゆったりとした庭園でドーンとお店があったようですが

閉店したということで、とても残念がられていました。

「京都らしい気分のよい大地主さんのお道楽の喫茶店」だそうです。

「このような日本の伝統的な文化を貫く店は

京都府ばかりでなく国家行政でもバックアップして
欲しい」と願っておられました。

さすがに昭和40年ぐらいに閉店したお店は

ネットでもでてきませんでした。

幻の名店となるとなおさらロマンを感じます。


色々と時代が変わっていますが

50年前も今もコーヒー好きのやっていることは

そんなに大きく変わっていないのかな~っと感じました。

久々に「フランソア」に行きたくなりました。

喫茶店っていいですね。