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猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

朝焼け、北風、峰には雪の赤城山、そして夕陽の赤城山…、まちに冬が戻ってきた。

2019-03-09 06:48:10 | あんじゃあない毎日

昨日の朝なんです。
いつもの通り、目覚めてから30分ほど、ベットでストレッチとマッサージをしてたんです。「脊柱管狭窄症です。4〜5年後には歩けなくなる可能性があります。手術が必要です」と、某病院の整形外科医に宣告されてから始めた日課なのです。宣告を受け、手術をお断りして、6年半になりますが、まだちゃんと歩いています。日課の成果かどうかは分かりません。
窓から、オレンジ色の光が差し込んできていました。
外を見ると、子ども公園の木立の向こうから、朝日が昇ってきていました。朝焼けです。

 朝食をすませて外に出て見ると、西の空には雲が折り重なっていました。北風も吹きだしていました。
昨日は、昼過ぎから、耳鼻咽喉科の診察と、造影剤を使ったCT撮影検査を予約してありましたから、赤十字病院へ出かけなくてはいけなかったんです。このお天気では、自転車は避けた方が無難のようです。タクシーを利用することにしました。

 

10時前、JAファーマーズ朝日町店へ直売の野菜を見に出かけました。
広瀬川は、流れがつくる波と風がつくる波が重なって賑やかでした。水面にはたくさんの小さな波頭、日差しを受けてキラキラと光っています。朝よりも風は強くなっていました。

  子ども公園の芝生広場には人影がありません。JAファーマーズへ買い物に来た親子連れ、すっかり冬の完全装備でした。寒かったですから。

買い物して、家に戻って、カキ菜をゆでたり、』生椎茸の含め煮を作ったり…、それと、マイピクチャ-の整理をしながら、後で使う写真を選んでいました。

 10年ほど前のキキの写真です。私の寝室の壁に取り付けたキャットウォークに登って得意顔しているキキです。
このキャットウォークは、私の手づくりです。2×4(ツーバイフォー)用の木材を買い込んで、寸法に刻んで、カラフルに塗装して、壁にネジ釘で取り付けたんです。こういうことができるような壁を設計者の小見山健次さんに予めお願いしておいたんです。

キキはとても気に入ってくれていました。今では、のぼり手がいなくなりましたけど、壁の一部になってます。

 走行してたら昼食の時間、ウド、カキ菜、シイタケ、トマト、ベーコンの醤油味のスパゲティーを作りました。でもね、ユキ子さんの分だけです。私は、造影剤を使ったCT検査のために、昼食は抜きなんです。食べずに病院へ行かねばなりません。
でも、作ってあげました。ユキ子さんが食べるのを見ながら、山都園の玄米ほうじ茶を300ml飲みました。看護師さんからの事前指導をきっちり守るんです。

 

赤十字病院へ着くと、朝は姿を見せていなかった赤城山がきれいな姿を見せてくれていました。手前はドクターヘリの専用ヘリポートです。

 荒山の右手、地蔵岳と黒檜山の山頂部が見えています。雪で白くなっています。
前日、だいぶ降ったみたいです。冬の赤城山に戻っていました。

 

 病院で旧知の人に出会いました。一人は県庁時代の先輩のHさんです。人間ドックで引っかかって、精密検査を受けに来ているって話しでした。
もう一人、前橋るなぱあくで一緒に働いたIさんです。車椅子に乗って、奥さんと息子さんに付き添われていました。
病院通いをするようになって、いろんな皆さんに出会う「元気な病人」なんです。

  待ち時間のお供は、安西水丸の「水丸さんのゴーシチゴ」(ぴあ刊)です。目が良くない待ち人に好適な、面白い本です。
昨日のお気に入りの一句は、

 


   それとなく仮病使いて春一番

 


でした。こちとら、「ホン病」だけどさ。

 

 家に戻ってしばらくしたら、もう日が沈んで行く時間となりました。
広瀬川の川面に沈む夕日が映っていました。夕食の支度をせねば。

久しぶりに夕日を浴びる赤城山を見ました。

 毎日、いいえ、一日に何回も赤城山の方を眺めます。見える時も見えないときもあります。見える時も、一度たりとも同じ姿であったことはありません。
赤城山も仮病を使うのかな…、なんて思いながら眺めてました。
前橋のまちに、冬が戻ってきていました。

 

 夕食です。前菜はウドとフキ味噌です。刻んだだけのフキノトウを生みそに混ぜこんだだけのフキ味噌、ウドも切っただけ、何もしてありません。冬じゃないです、春そのものです。

  カキ菜のゴマ油炒め、揚げ出し豆腐に茎ブロッコリーと椎茸いっぱいの餡かけ、刻んだ青ネギをたっぷり載せました。これも春です。

  それと、ナメタカレイの沢煮、ウドの皮のかき揚げです。
養田鮮魚店で手に入れたナメタガレイは真子(卵巣)がたっぷりでした。ナメタガレイは晩秋から初夏にかけての魚です。早春から春にかけてが一番おいしいのかもしれません。北海道では、ババカレイって呼んでいるそうです。どうしてかな…。英名はSlime flounder、大量のネバネバ(slime)を表皮から出すのでこう呼ばれているみたいです。
名前はともかく、春の煮魚では、最高の一つです。おいしかったです。

空模様は冬が戻ってきたみたいですが、食べ物は早春そのものです。

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
来る4月7日(日)に、昌賢学園前橋ホール(前橋市民文化会館)大ホールで、二代目吉駒の三回忌追善舞踊会として開催いたします美登利会をもちまして、三代目若柳吉駒を襲名する運びとなりました。初代、二代目同様に、お引き立て頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。
今回の美登利会では、古典芸能評論家の葛西聖司さんをお迎えし、三世花柳寿楽師に特別出演をいただき、「三代目若柳吉駒襲名リサイタル」を催します。糸駒は三代目吉駒として、清元二題を舞わせていただきます。
これからも、
二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、よろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

4月8日の第75回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれます。
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

 「おばあちゃんのほっこりごはん 野村たかあき展」が1月26日(土)から4月7日(日)まで、会場は、前橋文学館の3階オープンギャラリーで開催されています。


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