昨日も『外出許可』をもらって、家に戻りました。
そいで、作ったおやつです。午後3時にいただきました。
アンズのコンポートとゆであずき、それとイモ餅です。
イモ餅は米がまだ作れないでいた開拓時代の北海道で生まれたジャガイモとかたぅりこで作る持ちなんです。まずマッシュポテト作って、それがまだ熱々のうちに片栗粉を加えて練り上げれば出来上がり、すごく楽ちんな餅、ジャガイモだから、身体にもいいのですよ。
<おヒゲさ、毎日昼間帰ってくるのは構わないけど、なんか変なもん作って食べてるんですよね。おやつだなんて…>
<キキさんの疑問にお答えしますね。おヒゲはさ、手術してがんに侵されてた食道を取り除いてもらったでしょ、その食道の代役を胃が果たしているんです。それで、胃の容量がすごく小さくなって、一度にたくさん食べられないんですよ>
<それでね、青々と稲が育つ朝倉田んぼを眺めていて、昔のことを思い出したんです。
昔さ、田植えの時みたいに忙しい時期の農家では、朝起きるとすぐ仕事に出て、6時ごろ戻って朝飯、それでまた田んぼへ。田んぼで働いてると、9時から10時の間ぐらいに「こびるせんか〜い、お茶も持ってきたよ〜」って母ちゃんがやってくるんです。すると、働いてた皆さんは、届けられたおむすびとお茶いただきながら休憩するのよね。これを「小昼(こびる)」と呼んでたらしいんです。
それから12時過ぎに昼食が届いて、また休憩、また働いて、15時ぐらいになると「こじょはんだよ〜」って声がかかるんですって。田んぼでのおやつタイムなのだそうです。そいで、日が暮れると家に戻ってうどんの夕食、農繁期の農家は五回食だったんですって。>
<そうか、そんなこと思い出して、今風のこびるやこじょはんを試作してたのか…>
<昼食はね、ジャガイモと人参のガレットとトマトのスープ作ってた>
そうなんです。一日5回食を基本にした「胃がビミョウな74歳の食生活プラン」というレポートを作成したんです。あした、病院で、管理栄養士さんやなんかから「栄養指導」を受けることになっているんで、その時に私の考えをきちんと伝えるために、昼食と、それと朝と昼、昼と夕との間の2回の食事について試作しながら考えていたんです。
<オヒゲはさ、レポートを仕上げると、病院へ帰って行きました。
今度の日曜日の21日は、、午後1時から昌賢学園前橋ホール・小ホールで美登利会の浴衣ざらいが開催されえるんです。入場無料ですので是非お遊びにいらしてください。
そんなわけで、ユキ子さんは忙しなんで、おヒゲ、タクシー呼んでました。あんじゃあないんだいね…>
直派若柳流の三代目若柳吉駒でございます。 恒例の美登利会の浴衣ざらいは、7月21日午後1時より、昌賢学園前橋ホール・小ホールで開催いたします。入場無料ですので、ぜひお運びいただきたくおお願い申し上げます。 来春の美登利会は、4月12日開催予定で準備を進めます。これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命精進してまいりますので、末永くご贔屓いただきますよう伏してお願い申し上げます。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台の様子はコチラでご覧になれます。 お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます