
高崎市下大島町、美しい水路のある集落で暮らすAさんを訪ねました。私よか少しだけ先輩なんです。
毎年、7月になると、自宅の果樹園で収穫した天津桃を送ってくれます。それなので、桃が届くとお礼を兼ねてお邪魔してるのです。
去年は7月25日、美登利会の浴衣ざらいをすませて一息ついたところだったんで、「あたしも行く」って伯母さんも言いだして、ユキ子さんの車で三人して出かけたんです。そん時の記事はコチラです。
烏川を渡って、八幡霊園なんかがある丘陵にのぼるすぐ手前の集落です。集落道の脇にはきれいな水が勢いよく流れる水路があります。夏だとカワトンボが群れ飛んでいるのですが、さすがに彼岸、もう姿を見せてくれませんでした。
Aさんと知り合ったのは、40年以上前のことです。初めて住まいを訪ねたとき、この美しい集落で暮らしていることがものすごくうらやましかったです。
Aさんは大病を患いました。難病に指定されている病気です。一時は車いすを使う生活になっていました。
でもね、頑張ってリハビリテーションをして、今は、病気と仲良くしながら、果樹園や畑の仕事ばかりか、軟式テニスができるようになっているんです。若い頃は、軟式テニスの選手として鳴らした人なんです。
挫けない、明るい振る舞いが大好きです。
Aさんちの土蔵です。夏の初めだと、隙間なくぶる下がっているタマネギも、ずいぶん少なくなっています。
Aさんちには素敵な猫がいました。今はいません。もう飼わないみたいです。
とりとめのない話をしました。でも、とりとめもない話の中に、元気の種があるみたい、嬉しかったです。
「スダチあげる、このへんで採れるのはめずらしいのだよ」
「きれい、大好きです。実がなっている姿が見たいな…」
庭と菜園の境に植えられているスダチの木です。ずいぶん大きくなっています。
たくさんの青い実がついています。きれいです。
これは、バナナです。去年か一昨年には実がなっていました。今年はなっていませんでした。
果樹園です。ここで、白桃、天津桃、黄桃、プラム、柿、栗、金柑…、さまざまな果樹が育てられています。「孫やなんかに食わせたいと思うと、ついついいろんな種類になってしまって…」って笑ってます。
菜園も、冬野菜が育っていました。豊かな暮らしです。
日が傾き始めたころに、「また寄せてもらうね…」って。
<ここまでは普通だったのよね。ここから、オヒゲの大チョンボが始まってしまったんです。いつものことです。困ったものです。
ユキ子さんの車は烏川の橋を渡る前に、いったんお別れしたAさんちへUターン、人騒がせなことです。
それから、前橋の自宅まで戻って、またすぐに高崎の下大島のAさんちへ…
何しているんだろうね、迷惑なことですよね、Aさん、もうお風呂に入っちゃってたんですよ…
どんなチョンボかって、恥ずかしくて言えません…>
<でね、問題解決はは簡単だったんです。なにせ、ただのチョンボだったんですから。ご迷惑かけました。ごめんなさい、キキからもお詫び申し上げます、お許しくださいね…
そいでね、もう6時過ぎになってたんです。だから、引間の「天ひろ」で夕食することにしたんですけど、今度はカメラを忘れて行ってしまって、記録はありません。
「天ひろ」については、こちらをご覧ください。天ぷらもお酒もデザートも、みんなおいしかったみたいです。
そいでね、天ひろでは、今もブログ読んでくれている古いお知り合いに会ったみたいです。ごきげんで帰ってきました>
<という訳で、中途半端な記事なんです。それに料理もなしってのは良くないので、おヒゲが作った昼食をご覧に入れておしまいにします。チョンボなおひげをお許しくださいね>
<ナスとホウレンソウ入りのポロネーゼです。チーズは、東毛酪連のエダムタイプを使っています>
直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の吉啓、二代目吉駒と昭和12年から続けてまいりました美登利会を引き継がせていただきました。
二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、よろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。
4月8日の第75回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす。
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください。
ブログの記事から色々なことを教えていただき、毎日の暮らしの参考にさせていただいております。
ありがとうございます。
美しい赤城山と猫さんたちの写真が楽しみです。
これからもブログを応援させてくださいませ。
ご無沙汰申し上げておりました。
久しぶりにお会いできてうれしかったです。
新しい猫さん、大事にしてあげてください。