猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

二人が戻る日は常備菜仕込んで、お迎え「おかず」なんです

2017-06-15 07:23:04 | あんじゃあない毎日

昨日の夜、九州へ出かけていた伯母さんとユキ子さんが帰宅予定でした。
「キキのタオルの敷物、洗濯してきれいにしたのと替えたよ、気持ちいいだろう…」
<うん、ありがとう、今夜だね二人が帰って来るの>
「そう、だから、今日は常備菜仕込んだり、夕食も少し手をかけなくちゃ…」
<いいよ、キキのことはほっといても、大丈夫だから…>

 で、朝食後から惣菜づくりが始まりました。
出汁を使わないカボチャの甘煮と生椎茸の含め煮を煮ながら、前の晩から浸しといた昆布とかつお節でで汁取りをして、ほかの食材の下ごしらえ…

  生椎茸が煮あがるころにはこんな具合に準備が出来上がりました。キキはって見に行くと、洗濯したてのタオルの上ですやすやお昼寝してました。

 

   五目豆でしょ、牛肉の有馬煮でしょ、炒りおからでしょ、揚げ麩の旨煮でしょ、揚げナスの煮物です。今日は7種類の常備菜を仕込みました。

  まちにちょいと用事があったんで、作った料理の粗熱がとれる間を使って出かけました。商店休みの水曜日、まちは静かです。帰りにシャトアさんでパンを買って戻って昼食にしました。

 

 で、常備菜をパックして、手前の一列が自分ちの分、向こう側がお裾分け用です。ちょいと事情があって、配り先が4軒になってしまいました。

 

とりあえずユキ子さんの両親のとこへお届けしてから、人に会うんで、再びまちに出ました。
広瀬川はすっかり夏姿、岸のヤブマオウもずんずん背を伸ばしているし、建物の壁面はツタが緑の模様を描いています。風景が植物化して行きます。

 どこへ行ってもナンテンの花が咲いてます。
ナンテンってほかに仲間がないのかなって調べたら、ナギ科ってのに分類されてるのですけど、ヒイラギナンテンぐらいしか知っている植物がなかったです。結構、孤高なんですね。
花言葉は「よい家庭」ってんだそうです。縁起もんなんですよね

  スズランデパートのウインドーはワコールのサマーコレクションになってました。家に戻る途中出会った猫です。良い顔してます。
<夕飯のメニュー決まった?>
「ううん、まだ。だってさ、お二人さんはさ、博多の日本料理店でアラずくしの会席おいしかったよなんて言ってきてるのね。困らいね、家庭料理人とすりゃさ、何を用意すりゃいいかな…」
まち猫相手にぼやいてきました。

 

 博多の日本料理店向こうに回してのお迎え料理です。
前菜は、にわか菜園の朝採りキュウリとトマトのシンプルサラダです。こういうのは何もしなことが一番です。

  お椀は枝豆のすり流し、冷たく仕立てました。煮ものは新じゃがの煮ころがし、料理屋じゃ出さないよね。

 そして、キキが料理教室してくれたキュウリのカリカリ小梅炒め、きゅうりはもちろんにわか菜園産です。

  そで、揚げ物は豚肉の揚げ南蛮、人参をたっぷりにして、派手目な彩りにしました。
焼き物はナスのシギ焼き、ゴマ味噌を載せて、青ジソを刻んで添えました。
高級食材なしの、家庭料理です。早く外食から家の食べ物に戻ってもらわなくてはなりませんから、野菜中心で手をかけてみたってことです。
「おいしいね、うちのおかずは…」、伯母さんの一言、良かったです。おかずなんですね、料理でなくて…

 

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
師匠は祖母の初代若柳吉駒、今は伯母の二代目吉駒の下で修業しております。来春の美登利会は75回目の節目を迎えます。4月8日に開催いたしますので、引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

今春の第74回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

 

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