
前橋市の一番南、下川町まで出かけて利根川をながめてきました。利根川の岸は、夏草に覆われ濃い緑色になっています。この間、群馬はたいした雨も降りませんでしたので、水の流れも少し細くなっているような気がします。
岸の樹木がクズにすっかり覆われちまって、いったい何の木か分からなくなっています。凄いですね、下の川岸の緑もほとんどがクズの葉です。まだ花は咲いていません。ひたすら覆い尽くしているだけです。ずいぶん昔の若き日に都立美術館でクリフトの梱包アートに出会ったときのことを思い出していました。クリフトも一昨年逝ってしまいましたいね…
昨日の朝の天気予報はクルクル変わりました。目を覚まして見たときは、8時のとこだけ開いた傘、あとは雲だったんです。それが朝食済ませたら11時のとこまで畳んだ傘が並びました。でも外へ出て見ると雨なんか降りそうもない曇り空、青空も覗いていました。
マルバハギが秋の花を咲かせ始めていました。部屋に戻るとCOCOはわたしのPC用の椅子を占拠していました。予報の最高気温予測は30℃以下、椅子を盗られたことを口実にして運動しに出かけることにしたんです。
端気川沿いを下って、春日中学の南あたりまで来ました。ここからは赤城山が望めるはずなのですが、昨日は雲の中でした。私の足元のたんぼの稲はまだ出穂していませ。遅いですね…
すぐ北のたんぼの稲は穂が立っていました。前日あたりに開花したみたい、もみの外におしべが残っているのが見えていました。田植えの遅い前橋のたんぼの稲の開花はのんびりしています。
ここまで来る途中で見た田んぼでは、もう稲穂が実りの時期を迎えていました。穂が垂れ始めています。これだと秋を感じます。
上陽小学校脇の端気川は片側の岸だけクズに覆われていました。その下流、三洋食品の工場脇まで下ったら、川幅が半分隠れてしまっています。両岸からせり出した夏草が流れの上に被さっていました。夏の終わりの風景です。
耕作されていない畑をメヒシバが占拠しています。一面に大きく成長したメヒシバの穂が揺れています。自転車を停めて、穂を一つとって、傘を作って遊びました。この畑のメヒシバの穂全部使うといったいいくつの傘ができるのかなって、意味なきことを考えてました。
オミナエシにも会いました。セセリチョウが群れていました。オミナエシの蜜が好きみたいです。賑やかな秋です。
下川団地の中を流れる湯傳掘です。春は桜がきれいな湯傳掘が利根川に吸い込まれる辺りの岸から利根川の流れを眺めてきました。玉村まで行こうかなとも思ったのですが、とにかく蒸し暑くて元気が出なくて、ここで折り返したんです。帰り道、オレンジ色のショウガの花を見っけました。夏の花です。
街へ戻ってきて前商高の南側の通りまで来たら、街路樹の下が散った花びらでいっぱいになっていました。見上げると白い花がまだ咲き残っていました。エンジュですね。8月の花です。
本町の梅原印房の前まで来ると、看板猫がドアの内側でちゃんとお座りしてお客さんが来るのを待っていました。名前は『ひまわり』だったいね。田舎道で名残のひまわりに出会ったのを思い出しました。
家にたどり着いて着替えのために二階へ上がったら、COCOはベットの上でへそ天大胆寝姿で昼寝の真っ最中でした。店番しているひまわりとはずいぶんの違いだいね…
夕食は、ナスのしぎ焼きと水キムチ。しぎ焼きの味噌は、Мさんからいただいた優しい辛さの唐辛子味噌を使いました。おいしいです、ごちそうさまです。水キムチは日ごとに味が変化して行くのが面白いです。
豚肩ロースの柔らか煮と野菜の炊き合わせです。野菜は、昆布、万願寺唐辛子、じゃが芋、ニンジンです。そしてトマトと鶏チャーシューです。あと残り野菜の野菜炒めを添えて、十六黒穀米をいただきました。
今日は鈴木トレーナーの出張指導があります。あとは予定なしです。
三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。
《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい
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