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河合奈保子・Pure Dream

奈保子さんの歌声が聴ける日を夢見て・・・
(当ブログはご本人とは無関係です)

奈保子さん以外の記事もあります

IF YOU WANT ME  はっきりさせて

2010-04-08 00:00:01 | Daydream Coast

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「IF YOU WANT ME  -はっきりさせて-」

河合奈保子さんの9枚目のアルバム「Daydream Coast」の1曲目に収録されている曲です。このアルバムは奈保子さんにとって初となる海外録音、しかも世界的に有名なミュージシャンの方たちによる楽曲提供&演奏で参加されており、奈保子さんにとって音楽的にも大きな意義のあるアルバムになりました。
このアルバムでは、初めて全曲収録のビデオ映像もリリースされています。
ミュージックビデオでの曲目内容はほぼ一緒なのですが、曲順は大きく異なります。
この曲はビデオ「Daydream Coast」では8曲目に収録されています。

訳詞:竜真知子
作詞/作曲:Erich Bulling・Tony Haynes
編曲:David Foster


この曲の映像はPV(?)がDVDでは、DVD BOX「PURE MOMENTS」のDISC1、ライブ映像はDISC2、そしてNAOKO LIVE PREMIUM 収蔵の「奈保子 サマー・スペシャル・イン・センダイ」で見ることができます。

イントロから激しいロックのビートで、リズムとソロパートのツインギターで軽快に始まる曲です。奈保子さんにとっては初めての本格的ロックの曲ですが、サウンドは比較的クリアに作られていると思います。

編曲はいきなり有名どころのデビッド・フォスター氏。洋楽に詳しくない、私でさえその名前は聞いたことがありましたので、奈保子さんのアルバムでこの方のお名前を見た時は、正直驚きでした。


***
あなたの浮気な恋に振り回されるのはもう限界。あなたの元を飛び出して、私は今、列車に一人飛び乗って出てきた。
こんな形で旅に出たくなかったけれど、私のことを本当に好きならば、追いかけて来て。
あなたとあの娘のことを知らないふりしていたことなど気づかずにいたの?
私を取り戻すなら、今夜が最後のチャンス。明日の朝一番の列車で私を追いかけて来て。
***


冒頭で述べた、このアルバムのビデオでは8曲目と、かなり後方の曲順になっています。
砂漠の中にグランドピアノをおいて、ライトグリーンのロングドレスに身を包んだ奈保子さんがピアノを弾きながらにこやかに歌う姿、ダイナミック感がありなかなか様になっています。(下の写真のようなシチュエーションです)


(写真はPURE MOMENTSブックレットからの抜粋です。)

実はこのビデオ、奈保子さんが歌っている姿が映っているのは、この曲の他にはもう1曲だけしかありません。ビデオ収録曲11曲中、2曲だけなのです。
ということもあり、ビデオでは奈保子さんの歌っている姿を見られる数少ない曲のうちの1つです。

今でこそPV全盛期なのですが、このアルバムがリリースされた1984年当時は、日本のアーティストではまだビデオ映像をプロモーションツールにする風潮はそれほどなかったと思います。
奈保子さんのビデオ「Daydream Coast」もPVというよりは、映像を見る限りコンセプト的にはニューアルバムをBGMにしたイメージビデオに近いように思います。


Daydream Coast

2009-10-01 23:54:39 | Daydream Coast

1984年8月26日リリース。

河合奈保子さんの9枚目のオリジナルアルバム。
初の海外レコーディングで、楽曲、演奏も全て海外ミュージシャンによるものとなったアルバムです。
奈保子さんのアーティストとしての成長を試し、またさらなる進化のための挑戦的なアルバムであったと思います。

■楽曲提供陣
作詞・作曲:Eric Builling, Tony Haynes, David Bryant, Garmen Grillo,
                Ralph Johnson, Al Mckay, Randy Kerber, Ivonne Scott
編曲:David Foster, Baba Jones Buill, Rnady Kerber
訳詞:A面 竜真知子、B面 売野雅勇

このアルバムで特に印象に残ったのは、いずれもデュエット曲の2曲でした。
・LIVE INSIDE YOUR LOVE (あの夏をもう一度)
     デュエット:David Foster
・LOVE ASSISTANT (ひとりで泣かないで)
     デュエット:Peter Cetera

デュエットで歌う奈保子さん、相手との息もピッタリですばらしくよいと感じました。
それにしても、これらのデュエットの両名ですが、当時洋楽にそれほど詳しくない私でもその名前を知っているくらい有名な方達だったので、とてもびっくりしたことを覚えています。

両名ともシカゴというバンドに関わっていた方で、デビッド・フォスター氏はプロデューサー、ピーター・セテラ氏はボーカルでした。
ピーター・セテラ氏の声は洋楽を聴かない方でも、聴けばおそらく「あぁ、この人」という位、当時よく流れていた曲を歌っていました。
デビッド・フォスター氏も昨年、日本の某航空会社のCMに出演していました。(David氏の作曲、歌はKatharine McPhee 氏)デビッド氏が日本のCMにでるとはと思って驚きでした。


両氏が出ていた動画がありましたので、ついでに紹介します。シカゴ時代の曲

Hard to Say I'm Sorry(素直になれなくて)」   (YouTube動画がスタートします)

をデビッド・フォスター氏のピアノ演奏で歌っています。2002年の映像なので、だいぶ齢を重ねてますが。

Daydream Coastのビデオが当時発売されていましたが、最近のPURE MOMENTSでもその一部を見ることができます。
レコーディングスタジオでミュージシャンの方達と顔合わせをする奈保子さん。おみやげに法被をプレゼントしてました。(映像では4名の方がその場で着ている様子を見ることができます)

その中の一人、遅れて来たと思われるRalph Johnson氏も法被を手渡されて、奈保子さんに着せてもらっています。
法被の前には「河合」「奈保子」とかかれています。そして、背中には日章旗と星条旗の下に、「羅流浮」の漢字。
当時、何でも漢字で書くのが流行ったように思いますが、ラルフ・ジョンソンの名前を漢字で、これはすごいと思って、まじまじと見てしまいました。

Daydream Coastの歌詞カードを見てみると、収録曲10曲それぞれに、コピーライトの記述があります。ということは、海外ミュージシャン(オフィス)との契約は1曲ごとに行われていたのだろうかと想像してしまいます。音楽を創りあげることも大変だったでしょうが、そのための準備についても結構手間をかけて、総力をあげていたのでしょう。

■レコードジャケットウラ面です。

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