いとうな日々

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松井秀 好守も悪夢再現かとヒヤリ

2007-06-30 | 大リーグ
ヤンキースの松井秀喜外野手(33)は29日、アスレチックス戦で4打数無安打も、好守を見せた。打率・274。試合は2-1で勝った。

球場全体が一瞬、凍りついた。六回無死一塁。コッツェーの放ったボールは左翼への浅い飛球。松井秀は、滑り込みながら打球の下にグラブを入れた。ところがグラブの先がグラウンドに引っかかり、左腕を残して体だけが前に滑った。

昨年5月11日のレッドソックス戦。左手首骨折の忌まわしい記憶がフラッシュバックする。しかし、手首を押さえてうずくまった昨年とは違い、しっかりと立ち上がり二塁への力強い送球で走者を刺した。歓声がわいた。

「(骨折個所には)プレートが入ってるから折れないでしょうけどね。いま考えるとちょっと怖かった」と試合後には苦笑した。トーリ監督は「背筋が凍ったよ。同じようなプレーでケガをしているからな」と言う。それでも松井秀自身は、打球を追いかけている時に、昨年の故障を思い出すことはなかった。「自然に行っちゃった。自然に打球に反応してた」。

本能でこなしたプレーで、接戦の中で存在感を示した。

(ディリースポーツ)