ヤンキースの松井秀は１４日、ダイヤモンドバックス戦で４打数３安打３打点と活躍、打率３割に到達した。チームは７-１で勝ち、連勝を９に伸ばした。カーブに体勢は崩されながら、ボールをうまくすくい上げた。七回無死一、二塁。打球は中前にポトリと落ちた。この日３本目の安打は、試合を決めるダメ押し適時打となった。「きょうは全体的に良かったですね」。一回一死満塁で二ゴロに倒れたものの、三塁走者を生還させて打点１。三回一死三塁では右越え適時二塁打を放つと、五回一死一塁でも二塁強襲の内野安打で出塁した。
４打数３安打で３打点の荒稼ぎ。打率も今季初めて３割に到達し「（２割台と）若干違いはあるでしょうね。上がっていけばいい」と笑った。今季の交流戦では３５打数１６安打、打率・４５７の“ナ・リーグキラー”だ。
チームは２年ぶりの９連勝。その間、松井秀は８試合で１４打点を挙げている。地区首位レッドソックスが連敗し、最大で１４・５あったゲーム差は７・５まで縮まった。「まだ前半。チャンスは十分にある」と松井秀。１５日から始まるメッツとのサブウェイシリーズに向け、気合を入れた。
(MAJOR JP)