いとうな日々

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井川慶:1カ月半ぶりメジャーで先発へ 生き残り懸けて

2007-06-22 | 大リーグ
約1カ月半ぶりに大リーグのマウンドに立つ。22日(日本時間23日)のジャイアンツ戦に先発するヤンキースの井川慶投手が、大リーグ生き残りを懸けて投げる。

チームが快調に勝ち星を伸ばしている前週に復帰の方針が決まり、そこから3連敗。復帰戦は井川にとって厳しい条件となる。トーリ監督は「獲得の理由となった持ち味をまだ見ていない。持っているものすべてを見せてもらいたい」と期待する。

「一、二回が大事。いいリズムが出せればいいな」とトーリ監督が言う通り、立ち上がりがかぎとなるのは言うまでもない。100球近くまで様子を見た開幕当初と違い、苦しんでいると見れば、ベンチの決断は早いだろう。

逆に、この登板で本来の力を見せれば、先発の座を確実にできる。故障のヒューズに復帰のめどが立たず、カーステンズ、ラズナーはともに打球を受けて骨折し戦列を離れている。少なくとも井川が候補の一番手であるのは確かだ。

(共同)

翌22日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で、5月4日以来となるメジャーのマウンドに上がるニューヨーク・ヤンキースの井川慶投手が、現地入り。コロラドに遠征中のチームの到着を待ちわびている。

球団関係者によると、最近の井川はチェンジアップの制球力が向上し、145~150キロ代前半の速球が生きるようになっているという。ロン・ギドリー投手コーチは、これこそがメジャーでの成功の鍵だと話す。

「イガワは速球でアウトを取ることばかりを考え、(速球を)狙われていた。完ぺきな投球をすれば問題ないが、それもできなかった。(チェンジアップを)投げれば、打者は複数の球種を意識せざるを得なくなる。それだけで投手が有利になる。ピッチングとはそういうものだ」

(MAJOR JP)