我が家の地球防衛艦隊

ヤマトマガジンで連載された宇宙戦艦ヤマト復活篇 第0部「アクエリアス・アルゴリズム」設定考証チームに参加しました。

年の最後に1/1000 Ν-ノーチラス号♪

2014-12-29 16:16:05 | 1/1000 N-ノーチラス号(コトブキヤ)


先日コトブキヤさんから発売されました1/1000 Ν-ノーチラス号の完成品をオークションで入手しました(^o^)
『不思議の海のナディア』放映が1990~1991年でしたから、放映から20年以上(ほぼ四半世紀!!)を経て、遂にキット化された訳です。
いや~、長生きはしてみるもんだ(笑)
まさかプラキットでN-ノーチラス号が簡単に入手できるような時代が来るとは・・・・・・メーカーさんの英断にとにもかくにも大感謝です(パチパチパチ!!)



新ヱヴァのヴンダー登場シーンに嘗ての登場BGMが使われたり、2199ヤマトのプラモデルの販売好調も良性の影響を与えたかもしれませんね(^o^)
バンダイのヤマト、ハセガワのアルカディア号、そしてコトブキヤのΝ-ノーチラス号――5年ほど前には、宇宙戦艦プラモがここまで活況を呈するようになるとは夢にも思わなかったです。
来年もハセガワから1/4000マクロス 要塞艦の発売予定があるみたいですし、宇宙戦艦プラモがカテゴリーとして売り手からも買い手からもしっかりと認知されるようになると良いですよね。



さて、肝心のN-ノーチラス号は全長333.33メートルと、2199版ヤマトとほぼ同サイズなのですが、これはオリジナル版ヤマトの元ネタを知った上での庵野氏のお遊びなのでしょう(笑)
当然、バンダイの2199ヤマトと並べてみたくなるのが人情だと思いますが、ネットを探しても意外に見当たらないんですよね(^_^;)



1/1000でN-ノーチラス号というと、以前から何度もイベント発売されているJ-FACTORYさんのガレージキット(原型はウチのブログでも何度もコメントいただいている零くんさん!!)が有名です。
私も未組立状態で所有していますが、以前イベントで完成品を拝見したものと比べると、全体のシルエットもディテールも意外に違います。
コトブキヤさんのキットは全体的にふっくらとした感じがあって、対するJ-FACTORYさんのガレージキットは全体シルエットがよりシャープで細部のディテールまで造形(特に艦橋まわりと主砲塔)が徹底されています。
これはどちらが良い悪い、正しい間違っているというよりもデザインコンセプトやデザイナーさんのポリシーの違いによるものでしょう。



ではでは、コトブキヤさんのN-ノーチラスとバンダイの2199ヤマトを並べてみましょう。
明らかにこの二艦では主砲のサイズと迫力が全然違います。
設定的にはN-ノーチラス号の主砲口径は50サンチと2199ヤマトの48サンチを超えますが、キットでは完全に逆転してしまっています。
これは1/1000ドメラーズⅢでも少し言及しましたが、ヤマトの主砲が立体映えを重視して、オーバースケールでデザインされているのが原因ではないかと。
なのでスケールサイズとして厳密なのはN-ノーチラスの方だと思います。



仮に両艦が同じ世界の同じ技術系譜上に存在するだったとして、両艦をデザイン面で比較した場合、ヤマトは『戦艦』、ノーチラスは『巡洋戦艦』のイメージでしょうか。
N-ノーチラスのツートンカラーをヤマトと同じツートンカラーにしてみても面白いかもしれませんね(できればJ-FACTORYさんのガレージキットはその仕上げにしてみたいです)。



更に悪ノリしてバンダイの1/1000アルカディア号も並べてみました。
これぞまさしく“最強艦隊”ですねw
ここまで来たら、1/1000エンプラも欲しいなぁ(笑)

さてさて、この記事が当ブログ本年最後の記事になります。
宇宙戦艦ヤマト2199も『星巡る方舟』の公開で一応の結末を迎え、来年からこのブログは何を取り上げていけばいいのでしょう?w
いやいや、元のオリジナル版ヤマトの設定妄想ブログに復帰するだけですけどね( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
来年もこれまで以上に、ほそーく、ながーく運営していこうと思っていますので、何卒ご支援の程をm(__)m
では、皆様も良い御年を御迎え下さい(^o^)


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サーベラーはジレル人?(宇宙戦艦ヤマト2199『星巡る方舟』より)

2014-12-25 18:07:22 | 宇宙戦艦ヤマト2199
昨日、12月24日のクリスマス・イブの日中に『星巡る方舟』を観に行ってきました(2回目)
元々、最低2回は劇場で観たいと思っていましたし、シールレットファイルのNo.3が欲しかったこともあって、たまたま仕事の時間が空いた24日に劇場を訪れました。
平日ということもあって、もっとガラガラかと思いましたが、意外にお客さんはいましたね(もちろん盛況という程でもありませんでしたが)。
ちなみに、クリスマス・イブらしいカップルは――1組だけいらっしゃいましたw

で、観てて唐突に思ったんです、サーベラー丞相のお耳ですが、随分と尖がってるなと。
公式HPやパンフレットのキャラ画像ではイマイチ分りにくいのですが、『2199ぴあ』に掲載されていた顔アップの設定画や、何より作中でのアップでは、尖り具合はかなり顕著です。
で、2199ヤマトで耳の尖ったキャラといえば・・・・・・ってことでw

分りやすく検証する為に、本編映像からキャプチャーしたお顔を引用させていただきました。



尖っているのは間違いないと思いますが、セレステラやミレーネルとは“尖り方”が違う気もします(特にセレステラは先端が上方を向いている)
尖り方の違いも考え合わせると、ジレル人とは異なる耳の尖った種族と考えた方が可能性は寧ろ高そうですが・・・・・・せっかくの思いつきなので(笑)、もう少し“ジレル人路線”で踏み込んでみたいと思います。

サーベラ―の、ジレル人には及ばないけれどもガトランティス人と比べれば明らかに尖った耳と、オリジナル版のズォーダ大帝を彷彿とさせる額周辺の生えっぷり――これらの特長から、サーベラ―はジレル人とガトランティス人のハーフという仮説はいかがでしょうか?

『星巡る方舟』でも地球人やガミラス人、ジレル人のルーツを辿ると一つの種に行き着く可能性が示唆されています。
また、2199本編でメルダがヤマトに保護された際、佐渡先生もDNAレベルで地球人とガミラス人は肌の色以外は殆ど変わらないとコメントしています。
つまり、2199世界では、他種族間での交配も可能である可能性が高そうです(オリジナル版でも、古代守とスターシャの間に生まれたサーシャという存在があります)。
であるならば、ジレル人とガトランティス人のハーフという存在も成立し得るのではないかと。

更に俗な考えですが、サーベラ―は大帝がジレル人に産ませた“落胤(らくいん)”というのも思いつきます。
2199(星巡る方舟)の設定では、サーベラ―は大帝の寵愛を受けて23歳という若さで丞相にまで上り詰めたとありますが、寵愛を受けた要因に、実子であることやジレル人としての能力(読心や導心)があったりするのであれば、美貌だけで寵愛を得たというよりは納得し易いです(この場合、ジレル人としての能力は“純血の”ジレル人よりは低そうですが)。

2199に登場したジレル人たちは、概ね脂っ気の少ない人々でした。
民族丸ごと滅亡させられたという歴史からすると、それも仕方のないことではありますが、逆に自分の欲望(野望)に対して正直なジレル人というのも見てみたいと思いました。
ジレル人としての能力をフルに使って栄達してやるよ!的なサーベラ―を――独り勝手に期待したいと思いますw

はい、今回も根拠薄弱、単なる思いつきで書いてみました(笑)


小説 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
豊田 巧
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『星巡る方舟』でゲルバデス級はなぜ警務艦隊に配備されていたのか?

2014-12-20 00:25:22 | 宇宙戦艦ヤマト2199

見栄えがするから。
『新たなる旅立ち』のオマージュ


すみません、ええ、ここから真面目に書きます(笑)
以前、現代人さんのコメントに対するレスに、自分なりの考えを書いたことがありますが、少し時間ができたので、ちゃんとした記事にしてみることにしました。

ゲルバデス級というと、概ね以下のような言葉と共に語れることが多いと思います。

 ・航空戦艦
 ・単艦での長距離・長期作戦に適している
 ・高性能を目指したが、結果的には中途半端な性能の艦になった
 ・高価(同規模の通常艦の約2倍)
 ・1番艦(ダロルド)は長らくドック入りしていた
 ・少数建造に終った

警務艦隊というのは基本的に内線部隊な訳で、その組織の特性上、味方より極端に前へ出るような――敵勢力圏に大きく踏み込むような――ことはあまりありません。
その点で言えば、本級の建造目的(単独・長距離・長期任務)と警務艦隊への配備は全く合致しない訳で、端的に言えば宝の持ち腐れと言えます。
それ故に、建造隻数が非常に少ないと言われる本級が2隻も集中配備されていたのには“見栄え”以外の理由がちゃんとある筈・・・・・・てか、そう考えたいところですよね(笑)

私個人の考える理由は、本級は当初予定された性能を満たすことができず、単独の長距離任務や外征任務から外されたのではないかというものです。
1号艦ダロルドが長期間ドックから出られなかったのも、その性能未達事項の改善が図られていたからではないかと。
具体的な未達事項ですが、思いつくのは機械的信頼性(つまりは故障しやすい)か、速度性能ですね。
少なくとも直接戦闘能力に関しては七色星団やシャンブロウを巡る戦いでも、問題の気配は全く見られなかったですし。

最初に挙げた速度の点に関しては、本級が敵勢力圏内における単独任務(威力偵察や通商破壊)を行うには、少なくとも本級を砲力で圧倒するような戦艦級艦艇からは余裕をもって逃げられる“足”が必須です。
といっても、巡洋艦や駆逐艦ほどの速力までは不要ですが。
これらが相手の場合は、本級の方が火力で圧倒してしまえるからです(本級がそれくらいの火力を有していることは『星巡る方舟』劇中でも証明されています)。
本級に求められた速力を過去の洋上艦艇で例えるなら、駆逐艦34ノット、巡洋艦32~34ノット、戦艦22~27ノットというような相対能力の中で、30~31ノットの速力を求められたような感じでしょうか。
この要求に対して、完成したゲルバデス級は戦艦と同程度の速力(25ノット程度?)しか発揮できなかったのかもしれません。
この場合、敵勢力圏で単独活動するのは危険です。
同程度の速力を有し、砲力では圧倒されてしまう戦艦が複数で追跡に回った場合、孤立無援のまま追い詰められる可能性が高いからです。

続いて、機械的信頼性の方はどうでしょう?
どれほど立派で高価な艦も、故障していては性能は十全に発揮できず、仮に重大故障が敵地において単独航宙中に発生した場合、無為に艦と乗員を失うばかりか、最悪敵国に艦と技術を奪われてしまう可能性すらあります。
その点を考えると、『怖くて敵地には(単独では尚更)出せない』というのが実態だったのかもしれません。
これに対し、内線部隊に配備するのであれば、活動するのは自軍勢力圏内ですから、重大故障が発生しても味方に救援を求めることも容易ですし、小まめに自軍根拠地で整備保守しながらの運用も可能です。



以上、仮説(妄想)として挙げた速力と機械的信頼性、どちらが妥当性が高いでしょうか?
個人的には速力の問題を推したいですね。
その根拠は、ダロルドが七色星団会戦時の緊急動員にちゃんと対応できていること、シャンブロウ会戦でバーガーがメガルーダ追撃をヤマトに任せたことです。
もし機械的信頼性が低いのであれば、緊急出撃のような対応は難しいでしょうし、もしゲルバデス級の速力性能に自信があるのであれば、メガルーダ追撃は自艦で行うという選択肢もあったと思います(作劇面はともかく)。
今のところそんな予定はありませんが、もし私がゲルバデス級の設定妄想を書くのであれば、本級の不調の原因は速力として書く気がしますね。

ついでなので、ゲルバデス級の配備について、もう一つ異なるアプローチもしてみたいと思います。
『警務艦隊』という組織が、ガミラス軍内でどれほどの発言権(組織内における順位)を有しているかです。
ガミラスの組織図を見ると、警務艦隊はキーリング参謀総長麾下の国防軍参謀本部直属部隊のようです。
参謀本部に並び立つ組織として航宙艦隊と中央軍があり、それぞれディッツとゼーリックが所管しています(いました)。
もしキーリングがディッツやゼーリックの風下に立つ人物なら、その麾下組織である警務艦隊の立場も弱い可能性があります。
もし警務艦隊が他部隊・他組織ほどの発言権を有さない場合、実戦部隊が受領を嫌がった装備や艦を厄介払い的に回されるなんて可能性もありそうです。
先ほどは本級不調の原因として速力を推しましたが、逆に信頼性の低さに原因があった場合には、実戦部隊にそれが嫌われ、結果的に警務艦隊にゲルバデス級が集中配備される――なんてこともあり得るかもしれませんね。


『ゲルバデス級の将来性』



さて、七色星団では全く良い所のなかったゲルバデス級ですが、アケーリアスの遺産――シャンブロウをめぐる戦いでは、ハーロック化(笑)したバーガーのキャラクター補正もあって、ミランガルが鬼神のような強さを発揮しました。
また、この戦いでは航空作戦と空間打撃戦が同時並行で行われ、本級の持つポテンシャルがフルに発揮されることにもなりました。
更に、本会戦ではガミラス軍事史上初めて地球軍(国連宇宙軍)との協同戦闘が行われ、しかも協同対象はゲルバデス級に類似した特性を有するヤマトでした。
特にヤマトは、ガミラスに与えた少なくない直接損害と巨大過ぎる影響から、暫くの間、ガミラスの艦艇設計思想に強い影響を及ぼす可能性は決して低くないと思います。

ヤマトの持つコンセプト『単独・長期作戦行動可能』『砲戦能力と航空作戦能力の両立』『大威力砲(波動砲)装備』の内、ゲルバデス級が根本的に欠けているのは『大威力砲』だけです。
であれば、ゲルバデス級の現状の問題点を改善することで、今度こそ単独・長期作戦行動能力を確保し、更に大威力砲を搭載することで“準・ヤマト型”を狙った改設計艦が計画される可能性もあるかな?なんて思ったりしました(もちろん、そんな贅沢極まる艦が建造されるとしたら、政変後のガミラスに相応の余裕がないといけませんが)。

で、この改設計艦に搭載される“大威力砲”ですが、波動砲(デスラー砲/ゲシュ=ダールバム) はイスカンダル王国との兼ね合いもあるので難しいでしょう。
であるならば・・・・・・シャンブロウが飛び去った後の宙域に、クルクル回転しながら漂っている大砲があるんですけど、あれを捕獲すれば・・・・・・なんて(笑)
また、撃沈扱いのミランガルも、粉々に爆発したりはせず、完結編ヤマトばりに(w)綺麗に真っ二つになっているので、これをサルベージして改装艦を作るのもありかな、とか。

などと色々と下手な考えを捏ね繰り回してみましたが、いかんせん私の予想は『当たらない』ことで有名(?)なので、ここだけの話として聞き流して下さいませw


小説 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
豊田 巧
マッグガーデン

宇宙戦艦ヤマト2199 艦艇作例集 “星巡る方舟”編
ホビージャパン
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宇宙戦艦ヤマト2199 (6) (カドカワコミックス・エース)
西崎 義展,結城 信輝,宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会
KADOKAWA/角川書店
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『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』サウンドトラック発売中止

2014-12-18 21:05:12 | 宇宙戦艦ヤマト2199
劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』オリジナルサウンドトラック および『宇宙戦艦ヤマト2199』「宇宙戦艦ヤマト」吹奏楽版 発売中止のお知らせ(Lantis公式サイト)

このニュースはショックだし、色々と気になるなぁ・・・・・・。
『星巡る方舟』が未だ劇場公開中であることを思うと、かなり印象が悪いですよね。
それに、今現在劇場で売られているパンフレットにも告知が書かれていますから、これは余程の事情、更に言えばケンカ別れ的な匂いすら感じてしまいます。
そんなことを書くと、勝手な邪推をして、事態を煽るなというお叱りの声をいただくかもしれませんが、私みたいな憶測・懸念が過ぎる人間は必ずいます。
そんな人たちを抑える(安心させる)為にも、公式サイトなりで『製作上の都合』なんていう意味不明ではない説明をしていただきたいところです。

やっぱり、日本コロムビアからBD audio版が出るのと関係あるんでしょうか・・・・・・(-_-)ウーム
てか、L社から出ていたこれまでのサントラの評判があまり芳しくなかったことを思うと、だったら最初から音楽関係は過去作と同じく日本コロムビアで・・・・・・ゲフンゲフンっ。

ま、これも最近の出渕総監督のインタビュー記事でよく目にする『大人の事情』なのかもしれませんが。
ヤマトファンは、過去の権利関係のゴタゴタに辟易しています。
せっかくここまで育った2199でも、また権利関係でゴタゴタするのは絶対イヤですよ。


小説 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
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『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』に見る各種設定(ネタバレ有)

2014-12-17 21:10:59 | 宇宙戦艦ヤマト2199
「星巡る方舟」の新PVが公開されていました(^o^)



残念ながら週間興行ランキングではベスト10落ちしてしまいましたが、年末年始にかけても息長くお客さんが入って欲しいですね♪
私も今週末にもう一回観に行きたいと思っています(^_^)

などと言いつつ、上映開始の週末以降、急に忙しくなってしまい、『星巡る方舟』についての記事が書けない状態が長く続いていました(^_^;)
今日は久しぶりに遠方への出張でしたので、移動の新幹線車内と宿泊ホテルでこの記事を書いています(^o^)
2199本編公開時も、ネタバレ記事は公開1週間後解禁としていましたので、そのセオリーに従えば、そろそろネタバレしても良いでしょうかw
但し、ストーリー的な紹介や感想は、既に色々な方が行っておられますので、マイナーロードを順調に航行中(笑)の当ブログでは、あまり誰も取り上げないであろう設定を取り上げてみたいと思います。

『星巡る方舟』の前半、桐生御影がガミラスの『多言語翻訳機』から吸い上げたデータから、ヤマトのメインフレーム内に独自の翻訳データベースを作成しているシーンがあります。
この際、一覧として表示されるガミラス語族が以下の言語です。

〇ガミラス語族
標準ガミラス語
標準(大衆)ガミラス語
神聖ガミラス語(イスカンダル語)
西半球高地ポルメリア語
西半球高地ゲルバデン地方語
西半球低地ケルカプフ地方語
ゼルグーテン語
東半球高地語

いかがでしょう?
結構興味深いワードが揃ってますね。
『ポルメリア』『ゲルバデン』『ゼルグーデン』という単語は、2199に登場したガミラス艦艇名そのものであったり、それに類似した単語です。
中でも、『ゼルグーデン』からは色々と想像(妄想)できます。



ゼーリック主導で建造された艦が“ゼルグート”級であり、言語としても“ゼルグーテン”語が存在するとなると、大ガミラス帝星(ガミラス帝国)の前身であるガミラス大公国時代、ゼルグーテン語が話される地域は、王侯貴族であるゼーリック家によって統治されていたのではないかと想像できます。
同じように、ポルメリア語やゲルバデン語が話されていた地域も、それぞれ王侯貴族が存在していたのかもしれません。
ただ、エーリク・ヴァム・デスラー大公による統一時か、アベルト・デスラーによる再統一時、これらの王侯貴族の中には滅ぼされてしまったものもあったでしょう(むしろ、その方が自然だと思います)。

その数少ない生き残りの元・王侯貴族の一つが、ゼーリック家だったのではないかと。
これと同様にポルメリア地方やゲルバデン地方を治めていた元・王侯貴族も未だ健在で、その貴族主導で建造された空母と戦闘母艦がそれぞれ『ポルメリア級』『ゲルバデス級』という名前に反映されている可能性もあると思います。
ただ、各地域に強い影響力を持つ旧王侯貴族があまりに沢山生き残っているのは、後継国家たる大ガミラス帝星にとっては望ましくないとも考えられます。



その点、ポルメリア級やゲルバデス級は、各地域の名を冠した重工業メーカー(軍事企業)が提案したことで、その名がつけられている可能性もあると思います(この場合、その地域の王侯貴族は滅ぼされているかもしれません)。
たとえば、ポルメリア地方にある『ポルメリア重工』やゲルバデン地方の『ゲルバデン造船』みたいな感じですね。
実際、ゲルバデス級の設定には『ガミラスの軍事企業群による、属州惑星の統治を旗印とした特殊艦艇の試作競争の中で生み出された艦級』という設定があったりもしますし。

うーん、我ながら呆れるくらいに地味なネタだw
でも、ウチのブログらしいネタであるような気もします(自画自賛)

ところで。。。この西半球・東半球ってのは、常識的にバレラスのそれってことでいいんでしょうか?

次回はもう少し派手(?)にゲルバデス級について書いてみたいと思います(^o^)

小説 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
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劇場版 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 オリジナルサウンドトラック
ランティス
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宇宙戦艦ヤマト2199 艦艇作例集 “星巡る方舟”編
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