我が家の地球防衛艦隊

ヤマトマガジンで連載された宇宙戦艦ヤマト復活篇 第0部「アクエリアス・アルゴリズム」設定考証チームに参加しました。

2019年もお世話になりました。

2019-12-31 11:32:45 | 雑談など


さて、いよいよ本ブログの更新も今年はこれが最後となります。

少しばかり振り返ってみますと、今年はなんと言っても1年以上をかけて取り組んだ『第二次火星沖海戦』を公開することができた事が最も印象に残っています。
ご存知の通り、『第二次火星沖海戦』はMMD動画の原作として書き下ろしたもので、FGT2199さんが作られたMMD動画もニコニコ動画で開催されたユーザーイベント『MMD杯ZERO2』において受賞作品に選出されました。
選出いただいた審査員である野上武様には本当に大感謝です!!
実質的なプロジェクトリーダーであるFGTさんは勿論、原案作りに御協力いただいた七猫伍長さん、急遽外伝作品として別公開とした『火星沖2203』の挿絵を御提供いただいたHARUさん、本作の完成にあたっては他にも挙げきれないくらい沢山の方々からご支援や応援をいただきました。
この場を借りて改めて御礼申し上げますm(__)m
二次創作において、これだけのメンバーでこれだけの期間、熱意とモチベーションを維持したまま作品作りに打ち込める機会は滅多にないと思いますし、その点、私は本当に幸運でした。

今年は他にも、SOY-YA!!さんの御厚意で2月に初めてワンフェスに参加することができました。
今までネットで毎年レポートを見たり、関西の小規模な会に参加して、ある程度雰囲気は分かったつもりでいましたが、そこはホンモノのワンフェス、やっぱり凄かったです(^^;)
その際、カメラを持ってウロウロしていたのですが、最も印象に残った写真は↓ですね。



ちょうぎさん作の電飾コルドバをイベント前日の設営時(夜)に撮影させていただいたもので、今まさに整備を終えて基地から出撃しようとしているような姿がとても気に入っています(^^)

その後、別日にSOY-YA!!さんと渋谷の『博多焼きヤマト』さんで打ち上げをしたのですが、その際に近くのテーブルで歓談中の福井晴敏さんや岡秀樹さんに遭遇するという偶然が・・・・・・(^^;)

一年前には全く予想もできなかった事の連続で、2019年は本当にすごい一年でした(^^;)
来年がどんな年になるかは分かりませんが、本年と同様、公私ともに充実した一年にしたいものです。
次の創作については・・・・・・すみません、正直まだ構想すらできていませんが(^-^;

ではでは、皆様もどうぞ良いお年をお迎え下さい。

コメント (2)
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『宇宙戦艦ヤマト2205』における地球防衛軍のドクトリンを妄想してみる

2019-12-28 21:52:03 | 宇宙戦艦ヤマト2205


さて、今年最後のお題として前回の記事で少し予告しました『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』における地球防衛軍の軍事ドクトリンについて想像を巡らせてみたいと思います。

地球防衛軍の軍事ドクトリンといえば、2202では「波動砲艦隊構想」が有名になりました。
ただ、本構想下で当初建設が目指された軍事力の姿は、2203年初頭のガトランティス軍による第十一番惑星侵攻を境に大きな変貌を遂げ、実質的には別物化したんじゃないかというのが以前からの私の考えです。
その点は過去の記事でも何度か言及しているので、改めて詳細までは述べませんが、端的に言うと、第十一番惑星に襲来したカラクルム級のバカみたいな数からガトランティス軍主力(白色彗星本隊)の戦力を想定した結果、他の全てを切り捨てて“拡散”波動砲戦艦を極限まで増備する態勢が採られたのだと考えます。
その点、ガトランティス帝国の本格侵攻がなければ、波動砲搭載戦艦を絶対的な主力としつつも、確保(養成)可能な人員に見合った規模の中で最低限のバランスを維持した編成の軍事力が構築されていたと思っています。
しかし白色彗星帝国本隊による侵攻が現実のものとなり、地球はAIが指示するまま極端なまでの『拡散波動砲艦隊』を建設することになります。
そして――ガトランティス帝国を倒すことには辛うじて成功したものの、多くの人員と多数の艦を失う結果となりました。
ただ失われた艦については、ガトランティス戦役後も半年間は時間断層が維持されていましたので、2202/26話での山南艦長の台詞にあるように、乗り手の確保もできないまま艦艇の建造は引き続き行われていたようです(さすがに配分資源や予算の制約から、建造ペースは落としているかもしれませんが)。



さてさて、毎度のことながら前置きがすっかり長くなってしまいましたが(笑)、ここからがいよいよ本題です。
恐らく、地球防衛軍はガトランティス戦役後のどこかで『波動砲艦隊構想』についての“総括”を行っていると思います。
『ポスト波動砲艦隊構想』なる新たな軍事ドクトリンが作られるにしても、作られないにしても、現行のドクトリンが実際の戦争においてどれだけ有効だったか、あるいは役立たずだったかを検証し、何らかの結論を導き出すことは、組織として必須だからです。

では、その結論はどのようなものになるのか?

あくまで私感ですが『大規模な波動砲戦での有効性は十分ながら、通常砲雷撃戦や局地戦での柔軟な対応には難あり』といったところでしょうか。
これも以前に書いたことですが、波動砲艦隊構想とそれに基づき大量投入されたD級の存在がなければ、地球はガトランティス軍の圧倒的物量の前に比較的短期間で押し潰されていたでしょう。
結果的に、本戦役において決定的役割を担ったのは波動砲艦隊構想の申し子たち(A級やD級)――ではなく、ヤマトでした。
もちろんそのヤマトにしても、戦前からの波動砲艦隊構想に基づき改装と波動砲再装備が行われた訳ですが、十一番惑星以降に質的変貌を起こして以降の波動砲艦隊構想においては実質的役割を与えられていないか、G計画艦の護衛か乗員プール程度の役割くらいしか与えられていなかったと思います。
ガトランティス戦役において決定的役割を果たしたのはヤマト――しかし同時に、A級に率いられた大量のD級が拡散波動砲を釣瓶打ちしなければ、ガトランティスの天文学的物量を食い止め、ヤマトが決定的役割を果たすまでの時間を稼ぐこともできなかった――私が考える『大規模波動砲戦での有効性は十分』という結論の前半部分はそんな意味です。

では『通常砲雷撃戦や局地戦への柔軟な対応には難あり』という後半部分はどうでしょう?
木星沖~火星沖~地球沖と推移した太陽系内での戦いの中で、波動砲発射時以外の地球艦隊の戦いぶりはどうでしたか?

正直、私は『ドンくさい』と感じました。

圧倒的多数の敵艦隊に対して遅滞を目的とした後退を行うでもなく、一方的に半包囲攻撃を受ける守備艦隊とか、衝突しそうなくらい敵艦が至近なのに漫然と前進しながら波動砲発射態勢を取った挙句、敵艦と正面衝突してしまう艦とか、行儀よく横隊陣形を敷いたまま(全く機動しないまま)、その場でひたすら砲雷撃を行っている艦隊とか、四隻で束になって同盟国大使が座上する旗艦の盾になるとか――印象に残っているのはそんなのばかりで、艦隊単位であれ個艦単位であれ、小気味よい戦術運動には全く無縁だった印象です。
数少ない例外はアンドロメダ改とメダルーサ級三隻をまとめて屠った際のガミラス艦隊くらいでしょうか。
この『戦術能力の低さ』は未熟な乗員と現状のAIに共通する問題点であり、総括が行われた場合には指摘必至と思われます。



ではでは、あくまで私の勝手な想像ですが、現行ドクトリンである『波動砲艦隊構想』が以上のように総括されたとして、次なるアクションはどうなるでしょうか?
あまり好きな言葉ではないですが、PDCA的に考えるのであれば『長所は伸ばし、短所は補う』のが常識的対応になるでしょうか。
まず長所である大規模波動砲戦に係る能力についてはは、時間断層が存在しない以上、飛躍的強化は最早不可能ですが、少なくとも現状維持については最小コストでも実現可能と思います。
極論、建造済みの大量のD級を常に実働状態に置く必要すらなく、1週間~1ヵ月程度の比較的短期の準備期間で実働状態に持ち込める態勢を取っておくだけでも良いでしょう。
正直、綺麗に整列して波動砲を撃つだけなら、完全或いはほぼ無人のAI制御艦隊でも実現可能なことはガトランティス戦役でもある程度証明されていますから、張り付ける人員も最小で済みます。

まぁ・・・・・・既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、こうした戦力を用意したとしても、『永遠に』のように完全な奇襲攻撃で地球を含む太陽系が電撃的に制圧されてしまった場合、これらの戦力は全くの役立たずになってしまいます。
更に、AIに関して敵手が一枚も二枚も上手であれば、役立たずどころか、あっという間に乗っ取られて、敵の先鋒に早変わりしてしまう可能性すらある訳ですが――ま、それはそれで『お約束』ということで納得はできますがwww

続いて、『短所』の方はどうでしょう?
常識的に考えれば、規模は小さくても通常の砲雷撃戦や航空戦にも柔軟な対応が可能なバランスの良い戦力の構築が改めて目指されると思います。
あるいは目指される戦力の一例として、ガトランティス戦役で活躍したバーガーのガミラス艦隊が挙げられることもあるかもしれません。
何しろ2202劇中で艦隊規模で“まともな”機動戦を戦った描写があるのは彼らだけですので(アンドロメダ改とアンドロメダブラックの高機動戦闘は通常装備の人間が高Gに耐えられないという点で“まとも”とは言いかねる)。
この場合、固有の兵装プラス艦載機群の追い打ちにより、瞬間的ながら攻撃力を極大化できる空母型アンドロメダが再評価されたり、規模の大きな空母型アンドロメダの増備には時間がかかるので、有り余ってるD級改造の空母型が整備されたりする展開もありかと思います。
実際、ヤマトマガジン最新号には、D級ベースの空母型らしいイラスト(艦の一部がトリミングされたもの)が掲載されたりもしていますし。



また、2202の木星沖~地球沖での戦闘では、航空隊が大規模に投入される描写はありませんでした。
投入されたけど全く目立たなかったか、膨大な戦力同士が凄まじいエネルギーを投射し合う戦場の危険さから投入そのものが見合されたのかも不明ですが、もし後者なら艦船乗組員に比べて航空隊員の損耗は比較的軽度に抑えられた可能性もありますね。
もし航空隊員の損耗が軽く、経験豊富な搭乗員が多数残されている状況なら、新たに構築される艦隊戦力は、より彼らを重視した艦(空母)の建造(改装)や編成が試みられる可能性はあるでしょう。

さてさて、長々と書いた割には極めて常識的な結論で心苦しいですが、2205の地球防衛軍は最小コストとマンパワーで『波動砲艦隊構想』を維持しつつも、残りのリソースをバランスの取れた汎用艦隊の整備と人員養成に投じている気がします。
前回の記事に書いた『練習艦ヤマト』というポジションも、この結論に合致します。
既に時間断層はなく、人造兵士やAIへの丸投げも回避する場合、その整備ペースはゆっくりとしたものにならざるを得ないと思いますが、あるいはそんな育成途上の比較的小規模の汎用艦隊こそが、更に数年後にデザリアム本星への大航海に出る艦隊になるのかもしれませんね。

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宇宙戦艦ヤマト2205の世界を妄想してみる。

2019-12-22 19:33:36 | 宇宙戦艦ヤマト2205


さてさて、火星沖シリーズの完結以降、文章を書くのをずっとサボっていましたので、そろそろブログの方も復活していこうかと思います。
まずは一つ、久しぶりに艦艇の設定妄想でも・・・・・・と思いましたが、さっぱりネタが浮かばないので(ゴメンなさい)、来年秋頃の公開が予告されている新シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』について、思いついた事を書いていこうと思います。
もちろん、まだタイトルやスタッフくらいしか発表されていない時期ですので、タイトルから想像した単なる思いつきですがwww
ではでは、最初に2202のラストを思い出すところから始めましょうか。

①エンディング時の劇中時間は2203年末頃。
②ヤマトは2202の開始時(第一次近代改装後)の姿で修復済み。
③時間断層は消滅。
④時間断層消滅までに、乗員が確保できないくらいの艦(D級が主?)が完成済み。
⑤未だ民主派が政権を握るガミラス本星と地球は同盟関係を維持。
⑥デスラー体制復活派は民主派政権から離脱、デスラーと行動を共にしている。
⑦復活派と地球の関係は敵対的なものではないが、公式な同盟や友好関係を結ぶには至っていない。

⑤~⑦についてはかなり想像を含んでいますが、それほど無理のない想像だと思います。
2205の副題は『新たなる旅立ち』なので、そのストーリーラインがオリジナル版『新たなる旅立ち』をなぞるのだとすれば、ヤマトは2205年に再びイスカンダルへと向かうことになるのでしょう。
で、そのイスカンダルの隣のガミラス星ですが、未だ民主派政権下のままという可能性が高いように思いますが、いかがでしょうか。
さすがに本編での描写のない空白期間にデスラーが返り咲きましたと言われても、すんなりとは納得できませんよね(^^;)
ただ、民主派とデスラー体制派が内戦を行っている可能性はあるでしょう。
まぁ、どちらの勢力も“悪く”はないので、両派が熾烈に戦っているというよりも、精々小競り合いや冷戦のような微妙な関係性を維持している気がしますが。
ただ、内戦の有無はともかく、少なくとも分裂によって総体としてのガミラスは弱体化しており、そこに暗黒星団帝国(デザリアム帝国)につけ込まれる隙も生まれてきます。
ですが同時に、暗黒星団帝国という共通の敵手が登場することで、両派の統合が一気に進むという展開もあり得る訳ですね。



そして、我らがヤマトですが、オリジナル版と同じくイスカンダル救援に向かう場合、一つ大きな問題があります。
地球からイスカンダルまでの距離と時間です。
2199では、ヤマトは166日を要してイスカンダルに辿り着きました。
ただ、2199でのヤマトの航海は全く未知の航路を開拓しながらのものであり、戦闘や修理、迂回等によるタイムロスが多々ありました。
そうしたタイムロスがなく、既に航路も開拓済み(しかもガミラスから航路支援を受けられる可能性が高い)、更に亜空間ゲートも修復済みであれば、166日の航海期間を大きく短縮することもできるでしょう。
ただ、それでも日数を半分――2~3ヵ月――にできれば御の字でしょうか。
そしてその期間では、イスカンダルなりガミラス本星の危機を知らされてから太陽系を出立するのでは間に合わない(着いた時には全てが終わっている)可能性が大いにありえます。
オリジナル版の『新たなる旅立ち』はこの点を思い切り無視して、ほぼ一瞬で(笑)イスカンダルに到着してしまうのですが、PSゲーム版ではあれこれと趣向を凝らしてこの問題を解決していました。
2205でも同様に、この問題を解決する“仕掛け”が必要になってくると思います。
とは言え、さすがにスーパーチャージャーによる連続ワープということはないでしょう。
それをやるのは更に後の『永遠に』でしょうからw

一つ思いつくのは、野球の盗塁のように予め『リード』しておくことですね。
何らか理由をつけて、至急報が届く前にヤマトが既にイスカンダルへ向かっている状況を構築してやればいいんじゃないかと。
その為の理由というか手段として、ヤマトを『練習艦』にしてしまうというのはどうでしょうか?
ヤマトを練習艦にしてしまえば、オリジナル版『新たなる』のストーリーをなぞる上でも幾つか有利な点があると思います。

1)練習航海や親善訪問という名目で、イスカンダルから至急報が届く前にヤマトを発進させられる。
2)練習艦という事であれば、大量の新人を受け入れるのも自然。
3)正規の戦闘艦から練習艦への『格落ち』を演出することで、古代を指揮官に就けやすくなる。

まず1)についてですが、現在の海上自衛隊にも複数の練習艦による練習艦隊という存在があり、訓練と親善を目的に世界各地に遠洋練習航海を行っています。
同様に『練習艦ヤマト』が親善と訓練を目的としてイスカンダルやガミラス本星への航海に出るのは、ごくごく自然な展開でしょう。
で、そしてその途上、イスカンダルなりガミラス本星なりから危機が伝えられ、ヤマトの航海は一変。
ガミラスが掌握しているイスカンダル(ガミラス本星)―地球間の航路上であれば、地球とのリアルタイム通信も可能(2199のガミラスは、本星と冥王星基地がリアルタイム通信していました)でしょうから、急な命令変更にも十分対応できるでしょう。
そしてその通信の中で、ヤマトを練習艦から正規の戦闘艦に復帰させると共に、イスカンダルへの急行命令が伝えられます。
更に「ガミラス軍との協同行動を考えれば、ヤマト艦長には少なくとも佐官級の階級が必要でしょう」などと芹沢さんが重々しく言って、一尉のまま留め置かれてた古代を三佐か二佐に臨時昇進させるなどの展開があれば、私は非常に燃えますw
そしてめでたく『宇宙戦艦』に復帰したヤマトは勇躍イスカンダルへと急行し、嘗ての仇敵デスラーとも共闘しながら、その危機に敢然と立ち向かっていくのです!!www



尚、ヤマトというか地球がマゼラン銀河まで出かけていって戦闘行動を行う法的正当性としては、2202でのガミラスとの同盟が効いてくると思います。
普通、軍事同盟は双務的であるのが一般的ですし、僅か数年前にガミラスは地球の為に自らの蒼い血を流していますから。
なので、ヤマトの軍事介入は公には『ガミラスとの同盟に基づき』となるのかもしれません。
一応、地球とイスカンダルにも『地球―イスカンダル和親条約』に依る外交関係がありましたが、あれは地球側の都合で一方的に反故というか、無かったことにしてしまっているので、さすがに軍事介入にあたっての根拠にする訳にはいかんでしょうw

さて、妄想が止まらなくなってすっかり長くなってしまいましたが、続いては2)です。
改めて考えてみると、2205年の地球において、ヤマトは非常に練習艦向きの艦だと思います。
2202の後半で大量産されたD級は無人化・自動化が徹底され過ぎていて、逆に兵員が実際に操作しなければならない機器なんて殆どないんじゃないかと(つまり、新人にとっては全く練習にならない)。
その点、熟練した乗員が扱うことで高い能力を発揮可能な(それだけ乗員の能力に依存した装備や機器が多い)ヤマトは、戦闘艦としては中途半端に旧式化していると言えなくもないですが、新人に基礎から宇宙艦艇乗員としてのイロハを教え込む練習艦としては丁度良いと思います。
更に、約1000名の乗員を長期間、無理なく乗艦可能というキャパシティーの大きさは、無人化・省力化の申し子とも言うべき新鋭艦たちにはない特徴と言えるでしょう。
それだけ沢山の訓練生を受け入れることができるということですから。
オリジナル版では113名の新人を受け入れていますが、2205では更にその数倍の新人を受け入れそうな気がします。

そして3)。
本来、軍隊の背骨とも言える人員を養成する練習艦は非常に重要で、その艦長が軽んじられることも普通はありえません。
しかしあえて露悪的に想像すると、2202での波動砲絶対至上主義みたいな偏った思想が蔓延った組織(しかも、経験豊富な物の見える上級者は少なく、薄っぺらいエリートが幅を利かせそうな組織)においては、練習艦のような支援艦は戦闘艦に比べて一段低く見る時代錯誤の風潮があるかもしれません。
で、2202において古代は波動砲艦隊構想に異を唱え、結果的に時間断層を失わせる原因にもなった訳ですから、そうした偏った思考を行う一部の者たちから目をつけられている可能性があります。
ただ、そうした視野の狭い連中にとっては、古代を艦長や艦長代理として指揮官職に就けるのであれば、正規の戦闘艦よりも支援艦である練習艦の方がまだ受け入れやすいかもしれません。
そうした処置を、藤堂さんなら温情で、芹沢さんなら人事的なカラクリとして行う気がします。
諸々の思惑や手法はともかく、防衛艦隊の(特に人員面での)強化にはヤマトが必要であり、その指揮は古代が執るのが最善という判断は、この二人に共通していそうですから。

おっ、久しぶりと言いながら、気がつけば随分と長々と書いてしまいました。
しかも書いてることは予想なのか願望なのか妄想なのかも分からないシロモノになってるし(^^;)
まぁ、リハビリ半分の駄文という事で、御容赦下さいませm(__)m

次は年内か新年になるか分かりませんけど、2205の地球防衛艦隊が何を目指すのかについて書いてみたいと思います。

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