
ある患者さんから大量のゴボウをいただきました。ありがとうございます。

また別の方から大量のニンジンをいただきました。ありがとうございます。
スタッフ一同で山分けいたしました。(ペコリ)
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うちの夕飯にきんぴらごぼうの出る確率が85%UP!!!
で、プランの話・・
先生ごと、あるいは患者さんごとに治療プランが変わると思います。
その先生の方針や、患者さんの年齢や性別、病気の有無など様々ですから・・
(画像は許可を得て掲載)

左上2番の欠損・・5年以上、人工歯を接着剤で固定していましたが、頻繁にはずれるようになりました・・
君ならどうする?
初期治療して、矯正して、2番の骨欠損部をGBRして、インプラント埋入していきます?
それとも、もう一度人工歯で固定してみます?
それとも、1番3番のブリッジでいきます?
いや、ここは弾性義歯やウェルデンツの出番じゃない?
とか、プランは沢山あると思います。。。
お前はどうした?

接着性ブリッジでいきました。基底面はリジラップです。
理由は・・
頻繁に脱離するので人工歯での暫間固定は?
自費は今現在選択できない
GBRして基底面をオベイト型にしたいが、審美面でそこまでの要求はない
1,3番は極力削りたくない
清掃性を良くしたい
保険適応
大沼社長が得意なケースで、形成指示をもらえた
等々

口蓋側形成面は咬合に関与しない部位を選択
ハイリップでもないので、普段のスマイルで歯頸部が見えることもなさそうです。
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私の中では「アリ」
宝くじに当選した暁には矯正、インプラント含めフルマウスで治療させてください。
次・・
大臼歯の咬合が無い方、俗にいうバーティカルストップの欠如ケース
特に片側・・
保険ですと義歯しか選択肢がなく、自費で4,5削っての後方カンチレバーブリッジも予後が悪く、何より患者さんがこの状態でも「今のとこ不自由ない」と思っていることが多い・・・
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将来がとても心配です!!

インプラント埋入後14年目のデンタル
左下6,7欠損の方、開業1年目に埋入したケースですが・・
インプラント埋入14年目、他の部位で抜歯になった歯は1本もありません。
骨が良かった、メンテナンスが良かった、理由は沢山ありますが、事実です。
使ったインプラントはストローマン、スタンダード、1回法TLです。
私見ですが非審美領域、骨の大きな造成が必要のないケースでは、1回法TLで2ピース、スクリューリテインが1番リスクが少ないと思っています。

左下5番7番支台のブリッジ、7番の歯根破折で抜歯になり、バーティカルストップが無くなりました・・・患者さんはまだ40代、残りの人生半分以上あります。
ここで、義歯を選択するケース、インプラントを選択するケースを提示し、インプラントを6番相当部に埋入の計画を立案

埋入直後のデンタル

半年後のメンテナンス時のデンタル

口腔内写真
マージン部にメタルが露出することもなく経過良好です。
使用したインプラントは1回法TL 2ピース、スクリューリテイン
ただし、メーカーはストローマン社ではなく・・

ジンマー社のスイスプラス
ストローマンが決して悪いとは思ってはいません、今でも最高のインプラントだと思っています。
表面性状SLAはインプラントでもっとも信頼しています。
ただ、現在はチタンのエイジングの問題が取り沙汰され、それを解決するために紫外線を当てたり、あるいは液体のアンプルの中に入れてエイジングを回避し、骨結合を高めるという考え方にシフトしています、さらにより短い長さ、より短い待時期間・・
私はインプラント専門医ではないので、間違っているかもしれませんが、エビデンスがコロコロ変わるのはいかがなものかと思います。
整形外科分野でもチタンは良く使われています。(人工関節や骨折時のボルト)
ただし、撤去が前提・・人工関節の寿命は15年~20年と一般的に言われています。
頭の部分が骨と軟組織を貫通している歯科インプラント、口腔内の環境は非常に厳しいところです・・
海外だけでなく、日本人での臨床成績も必要ではと思っています。(私見)
で、なんでスイスプラスを選択したか?
表面性状がHAだからというと、拒否反応する先生方も多いと思います(確信)
HAは感染に弱いらしいじゃん!と私もずっと思っていました。
悪くないと思い始めたのは、
HAインプラントの大御所のH先生の考えが昔からぶれていないこと
ストローマンのインストラクターだったT田先生がHAを支持していること
昭和大学のインプラント科の教授が使い分けだよと言ったこと
日本人で20年以上の長期症例が出ていること
そして 前述した 非審美領域での私の第一選択肢、1回法 TL 2ピースでチタンとHA2種類があるのはスイスプラスだけ・・
感染に関しては・・

骨と接する部位で最上部(粘膜に近く、細菌が最初に入り込む部分にはHAのコーティングをしていないというリスク回避が出来ている
さらに2重スレッドでテーパーが付いているので初期固定が強いというのも長所
スターゲイトシステムで補綴物まで一貫してジンマーでできること
3iを傘下に収めたので、エンコードシステムが導入されると期待している
フィクスチャーとフィクスチャーマウントと印象用トランスファーとヒーリングキャップが1セットに入っているので、費用を抑えられること
ストローマンと上部構造に互換性があること
などから、ストローマンとジンマーのスイスプラスを使い分けています。2回法BLはストローマン1択ですが・・
書いてて自分でも良くわかんなくなってきましたが・・・
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色んなプラン、考え方があって、答えは一つじゃないよ!!!!で、〆させていただきます!!!