ロック探偵のMY GENERATION

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西日本豪雨

2018-07-14 15:02:38 | 時事
先日の豪雨は、西日本のあちこちに大きな爪痕を残しました。

私の住んでいる福岡県南部でも、かなりの雨量がありました。


近くの側溝やため池の水位がかつて見たことがないぐらい上昇していましたね。
広範囲にわたって、避難勧告が出されてもいました。

我が家の近所ではそれほどの被害はなかったようですが、少し東の方に行くと、昨年の豪雨で被害を受けた地域があり、そちらのほうはちょっと心配です。

気になるのは、年々こうした豪雨の被害が大きくなってきてるんじゃないかということです。
気候変動の影響でしょうが、日本の6、7月は、もはや“梅雨”ではなく“雨季”になりつつあるんじゃないかとも思えます。穏やかな湿気の季節ではなく、南アジアの荒々しい気候に近づいてきているんじゃないか……近年の日本の気候をみていると、そんなことも感じてしまいます。


もう一、つ今回の豪雨で問題なのは、政府の対応ですね。

豪雨が深刻さを増しつつある中で宴会をやっていたという……

緊張感や危機意識の欠如が露わで、さすがにこれを擁護できる人はそうそういないでしょう。

この国の制度的な部分は、もう相当に劣化し、腐蝕しつつあるんじゃないか。
そんな感想も持ちました。


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2 コメント

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水害 (A. Hara)
2018-07-19 23:14:00
いや、ほんとその通りで、日本の豪雨による災害は、ここのところ急激に悪化しているような気がしますよ。
もっともこれは、自然災害に限らずかもしれませんが。
うちの地元は有名な戦国武将が川を整えるまでは、毎年洪水による死者が出ていたそうです。結局は近代に入って、上流のダムを作り、かつての大川を浅川にしたおかげで、被害がなくなりました(同時に舟運業も潰えましたが)。

今になるとひい婆さんが、「雨が降ると恐ろしい」と言っていたことは正しい反応だったんだな、と思わされます。この人は明治の生まれでした。

なお安倍政権は、色々な意味でもう斜陽ですね。
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例のあの人? (村上暢)
2018-07-20 01:52:02
有名な戦国武将というのは、あの人のことでしょうか。

ダムというのも、治水という点でそこまで万能なわけではない……というふうに最近はなってきてるのかもしれませんね。

コンクリートでがっちり固めて防ぐというやり方は、決壊を完全に防げるわけではないので、むしろあちこちに水の逃げ道を作って、ちょっとずつ水を逃がして分散させるというやり方のほうが実はいいんじゃないか……という話をどこかで聞いたような気がします。
これは、例のあの人のやり方と通ずるところがあるように思えますし、ほかのいろんなことにも応用できるんじゃないかと思います。
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