今年も3月11日がやってきました。
東日本大震災から9年……
新型肺炎の流行という、もしかしたら経済的なダメージはあの震災よりも大きくなるのではないかという災難に見舞われるなかでの、3.11。
依然として、原発事故の処理は途上であり、復興は道半ばです。
そんななかで、法務大臣が「震災のときに検察官が逃げた」と国会で答弁し、それを「個人の見解」として撤回する……
残念ながら、これが日本という国の現実です。
その現実を踏まえたうえで、これから日本をどうしていくかということを考えないといけないんでしょう。
最近の記事で書いてきたように、新型コロナウィルスによって、あたかも現在の社会システムがテストされているようです。政治・経済・社会福祉といったあらゆる面で……
そしてどうも日本の場合、今のやり方ではだめだという結論が示されているように見えます。
今回のコロナ禍が、せめて社会のシステムを改善するきっかけになってくることを願うばかりです。