夢畑通信『畑の花』 田舎暮らし体験日記

北海道に移住して二十数年。田舎での子育てを終え、残された夫婦は新たな楽しみを見つける旅を続けます。

劇場型作物スナップエンドウ開幕!

2020-07-12 06:53:40 | ブログ


数年前から、勝手に『スナップ劇場』という造語を作り、スナップエンドウの生長を紹介してきましたが、今年も予定通り7月10日に種まきを完了しました!
いよいよ開幕ですスナップ劇場が、、、。





「なんで劇場型か・・・?」って話なんですけどね。
多くの野菜って一年中スーパーに並びますよね。トマトなんて、まさにスーパーに置いてない日があれば大ごとです。
一方、旬の野菜、つまりスーパーから消える野菜もあります。
例えば、冬に生のトウモロコシがスーパーに並ぶことはないし、アスパラは立茎栽培のアスパラを除けば4~6月の作物です。
スナップエンドウも旬の野菜で、いつもあるように感じている方もいるかもしれませんが、8月から12月ぐらいまではスーパーに並ばない。

置いてない理由、、、スナップエンドウは暑さが苦手なのです。25℃を超えると、生長不良を起こし、病気が多発する

九州には色々と産地があるのですが、スナップエンドウの栽培は10月頃に播種して12月から収穫が始まる、そして、収穫は6月まで、、、、(長い!)
そして産地は北に移していくわけです。
当初、北海道でも本州のスナップエンドウが終わる時期を見計らってスナップエンドウが作り始めたのですが、春の雪解け待って種を撒いても6~7月の二か月。
まだ、本州産の冷蔵品が出回わっていたり、暑さにやられたりと、、、あまり旨みのある野菜ではなかった

スキマを狙い成功すると見返りも多い。

それで、何とかしようと立ち上がったのが僕!7年前から7月に種まきを始めました。
アスパラの収穫が終わり、少し作業に余裕かできた頃なので、都合も良かったのですが、多分誰もやらなかったチャレンジでした。
そして案の定、9月の初出荷の時は衝撃的な価格が付き、価格は安定しています。
作付け方法は今も試行錯誤が続いていますが、何とか9月~10月までのたった2か月間で、他の野菜に負けない販売金額を可能にしました。

適時ではないので、想像以上に生長不良が出たり、病気や害虫に悩む時期があったり、厄介な作物ですが、厄介であれば厄介なだけ可愛くもあり、劇場チックな作物でもあるのです
仕立ても独特なので、この後も時々紹介していきますね。
今年は先ず3・4から4・4に変更します。つまり、マルチの穴の中から3・4・3・4と芽を出させていたのを、4・4・4・4に変更して多収を狙いたいと思います

と言うことで、今日はそのスナップエンドウの支柱を立て、最初の水やり。



何度も紹介してきたメロンです。ハシより隙間が狭くなってきましたね。収穫まであと約10日。その時はくっ付いている・・・かな?



こいつは今年のチャンピオン
既に3キロは確実に超えています。――――「大きすぎてもダメなのよ~」
貴方が入る箱がありませんから!残念ですが、、、、。

それでは畑に行ってきます!小雨が降っていますが、本州はどうでしょうかね・・・・?
ホント、心配な天気が続きますが、お気をつけて素敵な一日をお過ごしください。

豪雨により被害にあわれた全ての方にお見舞い申し上げるとともに、災害の一日でも早い復旧をお祈り申し上げます。

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