ベトナムハノイの「おすすめメニュウ」(ミーサオ)
日本人になじみ深い(食べやすい)ベトナムのメニューというものがある。
前に紹介した「コムザン(ずあぼー)」牛肉とズア(高菜)のチャーハンである。
この料理は「観光できた人たちにはあまり出ないものである」たまに「コムザンハイサン」
という「海鮮チャーハン」は出ることもあるが?
つまりコムザンズアボーは庶民の味なのである。
このメニューもそうである。「ミーサオボー」という料理
直訳すれば「牛肉の麺」である。日本的に言うと「牛肉焼きそば」であろうか?
私は「野菜不足かな?」と思ったときに注文する。
見た通り「野菜たっぷりの焼きそばである」(野菜はその時々で変わる)
しかし日本の焼きそばと決定的な差がある。
麺が「インスタントラーメンの麺」なのである。よく見るとあの
インスタント麺の「角部分」が残っていたりする。
ベトナムでは「焼きそば用の専用麺」などない。
インスタント麺を少しお湯につけ、それを少し炒めて焼きそば麺にする。
ベトナムでは多くのインスタント麺はチキンラーメンのように
麺に味がついている。したがって全体の味付けは「薄味である」
又、日本ソースは一般的でなく、味付けは塩コショウ
好みで「ベトナム醤油」(シジヨウ)をかけて食べる。
日本人好みの味である。「しかしこれも庶民の味で高級レストランには同じものは
ない」具を高級にして値段を高くした「似たものがある」
ちなみに、この面を「Pho」(フォー)の麺にしたものが「フォーサオ」である。