K's Note

不定期blog

ニートは若者だけの問題ではなく、

2005-09-22 | 雑記
 今日は、文部科学省の委員会がありました。若者政策の話を聞く中で、ニートという言葉もたくさん出てくるのですが、意欲を喚起し、とか、自信を回復し、などという言葉が踊るのですが、働いていないのは若者だけではなく、意欲も自信を失っているひと(そうでないひともいます、あくまでもニートには定義がありますので)は、若者だけではないのではないでしょうか。
 実は、若者人口に対するニート比率と、大人世代の人口に対するニート比率にはほとんど差がないそうです。つまり、若者のニートは100万人(!?)とかいわれますが、年齢を上にしても、それくらいのニートの定義にあてはまるひとはたくさんいるわけです。同じように苦しんでいるわけです。
 2007年問題とか、団塊の世代が大量に引退するとか、技術が伝承されないとか、という問題は確かにあるのかもしれないけれども、それ以上に、根本的な問題を抱えているひとが若者だけではなく、中高年層にもいることをもっともっと意識したニート対策はできないものか、などと委員会の間には考えていました。ちょっと時間がなかったり、遅刻した反省から発言はしなかった(できなかった)けれども、大事なコトなのではないかと思います。

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