今日の夜は、虎ノ門へ。
第22回
KIT虎ノ門サロンにて講演。
といいますか・・・これまでの出演者がやばい。
経済界を中心にトンデモナイひとびとが出演している。
タイトルも「社会起業家-新しいビジネスモデルとしてのNPOー」
というもの。NPO仲間と話をしていると、こんなこともある。
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別に社会起業家になりたいと思って始めたわけではないのだが、
ここ最近、たま~に、社会起業家とかソーシャルアントレプレナー
といった形で取材を受けたり、講演したり。自分なりに解決したい
社会課題があって始めたのだが。質問なんかでも、社会起業家に
なりたいのですが・・・というものもあり、どう答えてよいのか
わからない。
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納得。確かに結果としては起業しているかもしれないが、社会起業家
を目指す、それになることが趣旨ではないというもの。ただ、それは
それとして、新たに社会課題を解決しようと立ち上がるひとが増える
のは、社会にとっては大切だ。結果として課題が解決されるわけだし。
「ビジネスモデル」と言われてもあまりピンと来ないのだが、
それはそれで、質問されることによって自己理解できるかなと。
韓国では、NPO的市民活動のなかでも、政府が公認する
「社会的企業承認制度」というのがある。承認されると税制控除
などもあり、企業は寄付を損金計上できるなど、NPOをひとつの
企業(ビジネス)と定め、育成。雇用を生み出しつつ、社会を
よくする仕組みだ。日本の「認定NPO」制度とはちょっと
印象が異なる。承認されるには結構ハードルが高いらしい。
諸条件が書かれたペーパーを見せてもらったが、ハングルで
まったく理解できなかった。残念。