
融解連鎖風間 直樹東洋経済新報社このアイテムの詳細を見る |
友人でもあり、日本の雇用社会(特に若者)に切り込む気鋭の
ジャーナリスト。
前作、「雇用融解」を読まれた方は多いと思うが、彼の取材と
「志」が、融解する日本の雇用システムを世に知らしめたと
僕は思っている。
帯のキャッチコピーにもその「志」が垣間見える
これがすべて働く者の自己責任なのか?
労働現場の徹底取材で見えてきた
崩れ行く社会の姿
来月の育て上げネットのメールマガジンにも
寄稿してもらうつもりだ。本人がどういう意図で
出版したのかも伝わるだろう。
もし、この書籍を購入された方々からの反響が
見えるようなら、風間さんを囲んで
クローズの意見交換会も開催したい、と僕は
考えている。書籍はもちろんだが、そこに書けない
書ききれない事実までも拾っていきたい。
[日販MARCより]
非正規社員の悲惨な状況は何も変わっていない。労働現場の
融解は民間だけでなく病院など公的な分野にも及び、
日本社会を蝕みつつある。労働現場の徹底取材で見えてきた、
崩れ行く社会の現実を詳らかにする。
プロフィールを書籍から拝借
風間直樹
1977年(僕と同じ)長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業
2001年同大大学院法学研究科終了後、東洋経済新報社に入社。
第一編集局(現・編集局)記者として、電気、金融担当を経て
雇用労働、社会保障問題等を取材。
第一回貧困ジャーナリズム大賞受賞
著書
雇用融解---これが新しい「日本型雇用」なのか(東洋経済新報社、2007年)