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「融解連鎖-日本の社会システムはどこまで崩れるのか-」(風間直樹/東洋経済新報社)

2010-02-23 | 書籍
融解連鎖
風間 直樹
東洋経済新報社

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友人でもあり、日本の雇用社会(特に若者)に切り込む気鋭の
ジャーナリスト。

前作、「雇用融解」を読まれた方は多いと思うが、彼の取材と
「志」が、融解する日本の雇用システムを世に知らしめたと
僕は思っている。

帯のキャッチコピーにもその「志」が垣間見える

これがすべて働く者の自己責任なのか?
労働現場の徹底取材で見えてきた
崩れ行く社会の姿

来月の育て上げネットのメールマガジンにも
寄稿してもらうつもりだ。本人がどういう意図で
出版したのかも伝わるだろう。

もし、この書籍を購入された方々からの反響が
見えるようなら、風間さんを囲んで
クローズの意見交換会も開催したい、と僕は
考えている。書籍はもちろんだが、そこに書けない
書ききれない事実までも拾っていきたい。

[日販MARCより]
非正規社員の悲惨な状況は何も変わっていない。労働現場の
融解は民間だけでなく病院など公的な分野にも及び、
日本社会を蝕みつつある。労働現場の徹底取材で見えてきた、
崩れ行く社会の現実を詳らかにする。


プロフィールを書籍から拝借

風間直樹

1977年(僕と同じ)長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業
2001年同大大学院法学研究科終了後、東洋経済新報社に入社。
第一編集局(現・編集局)記者として、電気、金融担当を経て
雇用労働、社会保障問題等を取材。

第一回貧困ジャーナリズム大賞受賞
著書
雇用融解---これが新しい「日本型雇用」なのか(東洋経済新報社、2007年)

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
私もお世話になっております (組合員)
2010-08-29 11:48:36
実は私もお世話になっております。派遣問題の時に取材に来ておりそれ以降も連絡を取り合っております。私も残念ながら生活保護を受けていますが、仕事復帰もしましたのでもう少しで自立できそうです。
返信する
組合員さま (工藤)
2010-09-01 15:06:18
そうですか。本当に風間さんは素晴らしいジャーナリストだと尊敬しております。お仕事復帰されたんですね。おめでとうございます。
返信する

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