K's Note

不定期blog

「進撃の巨人」(講談社、諫山 創)

2010-07-31 | 漫画
進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)
諫山 創
講談社

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正直、SFチックというか、この手の漫画は読むことが少ないのだが
ちらっと立ち読みして、すぐに購入した。

コンセプト(だと思う)の「人間が最終捕食者でなかったら」というのは
興味があったから。

イルカやクジラは食べちゃだめだけど、じゃあ牛や豚は?野菜や果物だって
知性はないかもしれないけれど、生きてるのでは?

なんてことは小さいころから疑問に思うが、最近はそういう関連の
ニュースも多いしね。

食物連鎖の中での人間のポジションが変化したとき、人間はどのような
行動をするのか。少年漫画なので「戦い」なども多くあるのだけれど
その戦うひとびとの外のひと(漫画内の一般市民)の言動や行動に

人間が最終捕食者でなかったら、いや、最終捕食者であってさえ、
と考えさせられるところがたくさんあります。


[キフボン/経過報告]書棚で眠る古本で若者支援/キフボン・プロジェクト

2010-07-30 | 若者支援

2010年3月12日より、株式会社バリューブックス社と提携し実現しました

 キフボン・プロジェクト

開始からもう少しで半年になります。

書棚で眠る古本を、プロジェクトを通じて日本の将来の支える若者の
自立支援に活用する試み。

2010年7月24日現在で、

全国555名の方からプロジェクト参加をいただき
キフボン(寄付本)総冊数:34,701冊

寄付金総額は、1,036,026円となっております。
ありがたいことに、毎日、毎日、キフボンの箱が届き、
志ある方々の「想い」と「古本」をいただいております。


このご寄付を社会投資/若者支援に活用するプロジェクトですが
現在、3本のプロジェクトが進行しております。

①(仮)学び直し
  不登校や何らかの理由で学校段階につまづきを持つ若者に
  学びの機会をもう一度提供します。

  若年無業の状況にある若者に「学び直し科目/コンテンツ」の
  アンケートおよびヒアリングを行い、現在、事業設計中です。
  2010年9月中旬にはサービス開始できるよう準備を進めています。

②キャリア教育
  私たちに依頼をくださった学校に、専任の講師が講座を展開する
  事業です。既に複数のオファーを受け、現在、日程調整中であります。
  また、学校に限らず、養護施設や少年鑑別所など、これから社会に出て
  活躍する人材がいる場所にも積極的に出向くことを目指しています。

③ワークキャンプ
  無業状態の若者で、外泊や修学旅行のようなイベントの経験がない、
  または、あまり集団行動が得意ではないが、やってみたい/行ってみたい
  と希望を持つ若者と共に、東京ではない場所の課題を解決しにいったり
  職業体験を泊まり込みでいく事業です。

  Work + Camp です。こちらも現在、複数地域と交渉を重ねております。
  秋口くらいには実施したいと考えています。


ご寄付くださった方々には、11月頃に中間報告/来年3月頃に事業報告を
送付することで、何にご寄付いただいた資金が使われ、受益者がどのように
変容したのか、などについてのレポートを送付させていただきます。


また、キフボンの「仕組み」を私たちの法人独自のものとして抱えるのではなく
広く社会課題を解決するNPOなどにスケールアウトするべく、行動を開始して
おります。

キフボンという名称ではありませんが、書棚に眠る古本を活用して、さまざまな
NPOが資金調達→課題解決のスピードと精度を上げていける取り組みになる
はずです。

既に複数のNPOとの連携が決定しており、10月にはそれぞれのNPOが
動き始めるはずです。

是非、大掃除の際には、古本を捨てるのではなく、社会をよくする・社会を変える
ために取っておいてください。捨てずに寄付できる。それが社会をよくする。
そんなよい循環社会を目指します。

サポステ×マイクロソフト//SROI(社会的投資収益率)

2010-07-29 | 若者支援

公設民営の若者支援機関である「地域若者サポートステーション」と
グローバルIT企業であるマイクロソフト社が共同で社会課題を解決します。

あるサポステでは、1,000名の若年無業の登録者のうち、約20%は
そもそもPCに触ったことすらありません。そして約50%はWordやExcelなど
オフィス関連のソフトを活用したことがありません。

いまの「仕事」は、PCを活用するものが相当多く、まったくやった
ことがないというころは、採用要件を満たせないため就職活動の選択肢を
かなり狭めてしまう、というリスクがあります。

自らの責務においてPCを触らないなたともかく、そもそも生まれ育った家庭に
PCもネット環境もなく、学校で習得するといっても年間時間数は知れています。

私たちは、マイクロソフト社と協働し、無料で活用できる公設民営機関である
「地域若者サポートステーション」でITを活用した若者就労支援プログラムを
展開していきます。

公式サイトもオープンしました。

http://www.ms-wakamono-up.jp/top.html

現在は首都圏5ヶ所(立川、三鷹、足立、横浜、川口)で展開していますが
2011年には、全国25ヶ所にスケールアウトする予定です。

ウチのサポステでもそれは必要だ!、詳細が知りたい!という関係者の方が
いらっしゃいましたら若者UPプロジェクト事務局であります、育て上げネットまで
ご連絡ください。申請時期は11月頃を予定し、現在、準備しております。

また、若年無業者がITスキルを習得するとどうなるのか、その社会的意義と価値に
ついて広く発信してくださるメディアの方がいらっしゃいましたら、是非、ご取材
していただければありがたいです。

既に、受講後、就職し始める若者も増えており、より多くの無業状況にある
若者に機会提供を行いたいと思っています。



今回、第三者評価を株式会社公共経営・社会戦略研究所さまにお願いしております。明治大学教授の塚本一郎先生を中心に、
下記の手法の一部を応用しながら、新しい評価を行います。

事業仕訳などで「費用対効果」という言葉がかなり強く打ち出されましたが、
その「効果性」は、経済的リターンだけで測るのは不十分だと気が付き、新たな
指標を創ったのがREDF(アメリカ)です。経済的リターンのみならず、社会的
リターンも考慮しなければ、本当の意味での費用対効果は出ません。

今回はマイクロソフトさんと公設民営機関サポートステーションを運営する
NPOとの協働ですが、それに限らず、血税を活用するような事業には、
経済的リターンだけで測ってはならないものも多くあり、社会資源(血税)が
どこに投資され、どのような”社会的リターン”を生み出したのかにも注目する
必要があります。今回はその第一歩として、第三者評価にSROIの一部を活用
していただくことをお願いしております。


SROI/Social Return On Investment - 社会的投資収益率 -

ソーシャル・ビジネスのパフォーマンスを測る指標として、REDF(米)が開発した指標。
社会的企業への資金投入(寄付も含む)を行うにあたり、従来の経済的リターン(のみ)に
着目した判断基準では、その事業の優劣を評価するには不十分。経済的リターン以外の
社会的リターンも考慮する必要がある。そのために開発された指標の一つ

より詳しい説明参照サイト
http://www.socialecoo.jp/dictionary/archives/2007/08/20/entry241.html 


起業志向インターンシップ

2010-07-28 | 雑記
本日より、2名の起業を志す女性がインターンに
来られる。


飛び込みというより、頼まれごとではあるが
履歴書/起業への想い、をつづったレポートを見る限り
とっても期待できそう。


おひとりは大学院博士課程で語学も堪能。目の付けどころも
すごく面白い(障がい者系)。もうひとかたも
キャリア+子育ての実体験から、足りないものが何かを
身を持って知っている/原体験があるので話を聞いてみたい。


まさにこれからヒアリングをするのだけれど
いただいた資料から推測される「熱意」は
最近の気候に負けず劣らず暑い。


気軽な社会貢献を後押しする「SoooooS」さんに登録いただきました。

2010-07-26 | 若者支援

SoooooS.

この新しいサービスご存知ですか?

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SoooooS(スース)は、社会貢献につながる商品やサービスの
情報を簡単に探せるポータルサイトです。

「特別なことではなく、日ごろ使っている商品やサービスを
通して社会貢献をしたい」という人たちとエコや寄付つきなど、
社会性のある商品とをつなぐことで、気軽な社会貢献を
後押しします

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そんな素晴らしいサイトです。拝見してみると、「見たことあるカモ」
「聞いたことあるカモ」という商品やサービスもあります。

そのひとつとして、私たちが取り組む
キフボン・プロジェクト
をご紹介くださりました。

これは、ご家庭でご不要になった古本をご寄付いただくことで
困難を抱える若者の自立・就労を支援する活動にあてる
寄付プロジェクトです。

SoooooS. さんに
ご紹介いただき、もっと身近で、気軽にできる社会貢献のひとつとして
キフボンも社会に広げていきたいと思っています。

SoooooS.
をクリックいただくと、キフボンの商品詳細ページに行きます。

右下に黄色の■にハートが白抜きである「これいいね!」という
ボタンがあります。

皆様がそこをワンクリック(ぽちっとな)としてくださると
その頻度に応じて、トップページのランキングに
詳細商品がランクアップしていきます。

是非、ご協力をよろしくお願いします。





SoooooS.を見回すと、「ほうほう」「へぇ~」という
商品と社会のつながりを意識した情報に出会えますよ。

NRI/野村総合研究所CSRトピックス

2010-07-20 | 若者支援
未来創発/未来社会の創発に貢献する
野村総合研究所さまより
たくさんの(60台!)PCを寄贈いただきました。

あまり知られていませんが、若年無業の若者には
予想以上に、PCに触れたことがない、ほとんど触れたことがない
若者がおり、「PCスキル」を要件とする求人票の前で
立ち止まってしまっています。

野村総研さまに寄贈いただいたPCを活かして
若者に職業の選択肢が広がる取り組みをしていきます!

野村総研さま、ありがとうございました。

Report Web Site: http://www.nri.co.jp/csr/topics/2010/0412.html

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中古パソコンを若者の自立支援を行うNPO法人「育て上げ」ネットに寄贈

野村総合研究所(NRI)では、2007年からIT教育・職業訓練などに寄与することを目的に、
業務に使用したパソコンの寄贈を、株式会社ティーズフューチャーと共同で推進しています。

2010年4月には、ニートやフリーターと呼ばれる若者に、就職するために必要な
技術やコミュニケーション力と培うためのジョブトレーニングなどを行っている
NPO法人「育て上げ」ネットに中古パソコン(60台)を寄贈しました。

<過去のPC寄贈案件>

2007.04 サレジオ工業高等専門学校
2007.11 釧路町教育委員会
2007.11 播磨社会復帰促進センター
2008.04 播磨社会復帰促進センター
2009.03 NGO Friends of Computers Organization
2010.04 NPO法人「育て上げ」ネット
NRIは今後も、「人づくり」につながるIT教育への寄与を目的としたパソコン寄贈を
推進していきます。

「パソコン再利用プログラム」に関するニュースリリース
http://www.nri.co.jp/news/2007/070411.html
中古パソコンの寄贈に関するお問合せはこちら
野村総合研究所 コーポレートコミュニケーション部CSR推進室
Tel.03-6660-8400 E-mail: nri-csr@nri.co.jp

[情報提供]大学・専門学校の中退問題を考えるシンポジウム

2010-07-17 | 講演
[プレスリリース]

大学・専門学校生の8 人に1 人が卒業までに中退。ニートの31.7%が中退経験者
『大学・専門学校の中退問題を考えるシンポジウム』8 月1 日開催

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1 日300 人以上―――年間にして11 万人以上の若者が、大学・短大・専門学校を中退しています。
その多くが、その後フリーター・ニートとして過ごしており、ニート状態にある若者の31.7%は
中退経験者です(社会経済生産性本部)。フリーター・ニートの川上にいる、「中退者」の
存在は見過ごされていたのが現実です。
日本中退予防研究所では、100 人の中退経験者へのインタビュー調査で得られた事実を
『中退白書』として発刊し、シンポジウムを開催いたします。個人の問題としての「中退」、
社会的に見る「中退」、そしてその先に表れる問題―――。
本邦初公開のデータを前に、あなたは何を思い、何を考えますか。

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フリーターやニートなどの若者を支援してきたNPO 法人NEWVERY
(理事長:山本繁/事務局:東京都豊島区)
は、8 月1 日に大学・短大・専門学校の中退問題を考えるシンポジウムを開催します。

NPO 法人NEWVERY は2009 年3 月に民間研究調査機関「日本中退予防研究所」を設立。
「大学・短大・専門学校からの中途退学(中退)」を減らすことを通じて、
若者がニートやフリーターになることを予防するため、日々活動しています。

6 月30 日に高等教育機関中退経験者への聞き取り調査(101 名)の結果をまとめた
『中退白書2010』を発刊。

今回のシンポジウムは、その記念イベントになります。
学生・受験生・保護者・高校教員・大学教職員などの皆様に、中退の実態を広く知らせ、
これ以上若者たちが不本意な中退をしないよう支援していきたく思います。どうかご
取材くださいますよう、ご検討ください!

<登壇者>
大坪檀(おおつぼ・まゆみ)
静岡産業大学学長。「大化け教育」をモットーに、学内の退学率や退学理由の調査に取り組む。

杉森共和(すぎもり・ともかず)
都立葛飾総合高校主幹教諭・キャリアカウンセラー。
全国高等学校進路指導協議会進路学習教材検討委員。

松本美奈(まつもと・みな)
読売新聞東京本社編集局生活情報部記者。「大学の実力‐教育力向上の取り組み調査‐」担当。

山本繁(やまもと・しげる)
NPO 法人NEWVERY 理事長。2009 年に「日本中退予防研究所」を設立。
【名称】 『中退白書』発刊記念シンポジウム 【日時】 2010 年8 月1 日(日)14:00-17:00
【場所】 日本財団ビル2F 大会議室 東京都港区赤阪1-2-2 【定員】 200 名(要・参加申込)
【参加費】 1000 円 【主催】 日本中退予防研究所 【共催】 日本財団CANPAN プロジェクト
【後援】 文部科学省(申請中) 【協力】 ピースマインド総合研究所
このプレスリリースに関するお問い合わせは下記まで
NPO 法人NEWVERY 内、日本中退予防研究所
担当:山本(やまもと)/武井(たけい) TEL/FAX:050-1071-8324
E-mail:labo@newvery.jp WEBSITE:http://www.stoptheneet.jp/

@栃木で講演させていただきます。

2010-07-16 | 講演
栃木の若者に希望を与える
とちぎユースワークカレッジさんに
お声かけいただき、8月1日に講演させていただくことになりました。

既に懇親会が楽しみでなりません(笑)

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日時●2010年8月1日(日)13:30-16:30
会場●とちぎ男女共同参画センター「パルティ]301会議室
定員●100名
料金●無料

詳細はこちら
http://www.youthworkcollege.jp/wordpress/wp-content/uploads/2010/06/20100801.pdf



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とちぎユースワークカレッジとは

まだ、どこにもない学びのスタイル
それが 「とちぎユースワークカレッジ」

若者の力を引き出し、その力を社会的課題の改善と活力ある
栃木県づくりにいかします

青少年が、学びや実践的な体験を通じて、
知識・感性・心・好奇心、そして責任感、主体性を育み、
その力を社会が抱える様々な問題の改善への力に変えて
いきます。

学力だけでない、体験と社会貢献で若者を育てる、
新しい学びがスタートします。

セミナー告知/「働けなかった若者と雇った企業の本音」のお知らせ

2010-07-13 | 若者支援
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【】セミナー告知/「働けなかった若者と雇った企業の本音」のお知らせ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ●ワークスタート支援プログラム/2010年度第1回支援者セミナー

 働けなかった若者と雇った企業の本音
~職場定着までのフォロー体制を考える~

 日時:2010年7月29日(木)19:00-21:00 (開場:18:30)
 会場:東京しごとセンター3階セミナー室 http://www.tokyoshigoto.jp/
    東京都千代田区飯田橋3-10-3
 定員:先着30名
 対象:若者支援に仕事として関わる方

 東京しごとセンターで行うワークスタート支援プログラムでは、毎年2回
 若者就労支援に携わる方々を対象に、支援の現場の声、ノウハウ、
 最先端の就労支援状況について共有を行うための支援者セミナーを開催
 しております。

 2010年度第1回目の今回は、かつて「働けない若者」であった元当事者と、
 その若者を受け入れた企業の方を招き、採用・就職から職場定着までの
 本音を聞き、若者支援のあり方についてディスカッションを交えて考えて
 いきます。

 この企業の取り組みを題材に、若者就労支援の大きなテーマである、
 「働くこと」と「働き続けること」について、ともに考えてみませんか?

 セミナー詳細はこちら:http://www.sodateage.net/delivery/ws0729.pdf

※当法人理事長/工藤啓もパネリストとして登壇致します!

 ●お申込み・お問い合わせ●
  ワークスタート事務局(<月-金>9:00-17:00)
  TEL: 03-3556-5950 E-mail:ws@sodateage.net

 ワークスタート支援プログラム
 <委託元:財団法人東京しごと財団/運営受託:NPO法人「育て上げ」ネット>

日本IBMプロボノチーム事業報告会/無事(?)終了

2010-07-12 | 若者支援
「地球を、より賢く、よりスマートに」のコピーで
知られる、日本IBMの志高い社員さまたちに
よるプロボノチーム/パイロット事業が終了した。

パイロットというから、基本的にこの2月から7月までのプロボノ事業は
試行であり、今後の予定は未定。できれば継続してほしいけれど・・・

日本IBMプロボノチームとの出会いは、24時間365日以上、日本のNPOのことを
把握し、考えをめぐらし、行動している

NPO法人チャリティ・プラットフォームさまからの紹介をいただいたため。いつもありがとうございます。

私たち、NPO法人「育て上げ」ネットのほか、NPO法人TRYWARPと、NPO法人シブヤ大学さん。

なぜ、この③団体なのか経緯/詳細はわからないが、チャリプラさんのデータベース/推薦団体の
中から、IBMの社員さんがチームごとに選んだそうな。



(初日)
凍えるような寒さのなか、箱崎のIBM社屋へ呼ばれ、IBMプロボノチームからの
事業紹介と、チームごとのセッション

担当者(名前は出しちゃいけないのかな・・・)2名と、チャリプラ佐藤大吾さんと
僕の4名で、打ち合わせ。

とは言え、打ち合わせも何も、初めましてのところからだったし、寒かったし
僕の表情は相当よくなかったらしい・・・「あなた方が何をしてくれるわけ?」的な
顔してた、と後ほど、担当者から言われ、大吾さんは笑っているし・・・すみません。

そんな素敵な(?)出会いから事業は始まる。

(アンケート調査)
職員にアンケートを取る。「いま課題だと思っていること」「考えていること」などなど
60のアンケートのなかから、特に現場で若者支援に携わる職員の声を拾い
何をやっていくのかが、案外、さらっと決まる。

(テーマ設定)
課題解決にあたり、2大テーマ設定が決まる。

①そもそも「よい支援者/スーパー支援者」とは誰か。何ができるひとか、を抽出する
 →「資格」や「経験年数」も大事だが、そもそも「よい支援者」が持つ
  コアスキルとは何かをあぶりだす。匠の世界/背中を見て覚えろ的な状況に
  なりがちな業界だけれど、それでは発展がないし、そもそも”説明”がなければ
  努力しようがないため。

②現場の”間接業務”改善
 NPOの現場でひとに関わることに人生を懸けるスタッフにとって、間接業務は
 必要不可欠なことは知っていながらも、「めんどくさい」「できればやりたくない」
 業務。やりたくないから、間接業務を後回しにするようになり、効率化するぞ!的な
 機運は高まるが、でも現場優先になってしまう。

 ので、その”間接業務”のなかから、大きく改善できそうなものを抽出していただき
 改善に努める。これが大変だったが、的確な指示のもの、素直に従って(?)やって
 いたら、あれよあれよの間に、ボトムネックがどこかわかり、改善ポイントもわかり
 職員も改善案が実行にうつされることを”楽しみに”するようになる。
 
大きくはこの2点を半年かけて一緒に解決すべく、MTGを重ねた。お忙しいなか
本業の負担が変わるわけもなく、空いている時間、休日の時間を削り、本業と
同じクオリティー/価値を提供してくださいました。

(続く、かも)