K's Note

不定期blog

学校訪問と学校給食

2010-06-15 | 若者支援
御膝元立川の小学校校長先生より
パートナーシップの依頼があり、

本日は二回目の打ち合わせ。
通された校長室に座っていると
次から次へと運ばれてくるもの、それは
なんと

「給食」

給食は小学校までだったので、何と久しぶりな
ことか。

「まだ、この牛乳パックなんだぁ」と思いつつ

写真右上にあるよう

「スパゲッティーは現下、たらこパスタに変容」して
いることに驚く。


給食を食べながらの打ち合わせは、自分が小学生で
あったことを思い起こさせたが、時代は変わっている。


何よりも大きな変化は、「モンスターペアレント」なんかでは
なく、保健室の盛況ぶりだ。

よい意味で敷居が低くなったというのもあるが
擦り傷などに加え、心の問題を抱える小学生も増えているという。
また、地域で相談できる相手がいないことから、
”子育て”についての悩みも、保健室の先生が受けている状態だそうな。

もちろん、子育て支援に取り組む行政や、NPOもあるだろうけど
子どもを預けている学校の保健室の先生だからこその、信頼感という
ものがあるのかもしれない(親でないので実感はないが・・・)。

その他、先生の疲弊も身に着く。そういえば、教育関係の集まりで
現場の先生が来られることは多くなく、先生目線の議論は
あまりない気がする。確かに、子どものため、親のため、地域のための
学校であるが、先生のための先生の職場でもあるのだ。もちろん
個々人を見ていけば、いろいろな先生もいるだろうが、少なくとも
「先生目線」で政策などが作られる場にあんまりいたことがない気がする。




話は戻って給食。



僕は好き嫌いが非常に多いので、給食は嫌いだった。
中学校に給食導入の議論が巻き起こったときには、「弁当派」の
急先鋒のひとりだったくらいだ(個人的感情として)。

でも、好き嫌いは置いておいて、まとまった、計算された
栄養/カロリーを摂取できるのは必要な環境要因だと思う。
高校生とは言わないが、中学生くらいまでは
保護者の状況に依らず、給食支給に意味はあるのではないかと
思った。

もちろん、給食費の問題はあるけれど、小学生/中学生個人の
責任にはできないし、保護者の問題と、彼ら/彼女らの栄養摂取の
問題は切り離して考えてあげたい。

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