[プレスリリース]
大学・専門学校生の8 人に1 人が卒業までに中退。ニートの31.7%が中退経験者
『大学・専門学校の中退問題を考えるシンポジウム』8 月1 日開催
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1 日300 人以上―――年間にして11 万人以上の若者が、大学・短大・専門学校を中退しています。
その多くが、その後フリーター・ニートとして過ごしており、ニート状態にある若者の31.7%は
中退経験者です(社会経済生産性本部)。フリーター・ニートの川上にいる、「中退者」の
存在は見過ごされていたのが現実です。
日本中退予防研究所では、100 人の中退経験者へのインタビュー調査で得られた事実を
『中退白書』として発刊し、シンポジウムを開催いたします。個人の問題としての「中退」、
社会的に見る「中退」、そしてその先に表れる問題―――。
本邦初公開のデータを前に、あなたは何を思い、何を考えますか。
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フリーターやニートなどの若者を支援してきたNPO 法人NEWVERY
(理事長:山本繁/事務局:東京都豊島区)
は、8 月1 日に大学・短大・専門学校の中退問題を考えるシンポジウムを開催します。
NPO 法人NEWVERY は2009 年3 月に民間研究調査機関「日本中退予防研究所」を設立。
「大学・短大・専門学校からの中途退学(中退)」を減らすことを通じて、
若者がニートやフリーターになることを予防するため、日々活動しています。
6 月30 日に高等教育機関中退経験者への聞き取り調査(101 名)の結果をまとめた
『中退白書2010』を発刊。
今回のシンポジウムは、その記念イベントになります。
学生・受験生・保護者・高校教員・大学教職員などの皆様に、中退の実態を広く知らせ、
これ以上若者たちが不本意な中退をしないよう支援していきたく思います。どうかご
取材くださいますよう、ご検討ください!
<登壇者>
大坪檀(おおつぼ・まゆみ)
静岡産業大学学長。「大化け教育」をモットーに、学内の退学率や退学理由の調査に取り組む。
杉森共和(すぎもり・ともかず)
都立葛飾総合高校主幹教諭・キャリアカウンセラー。
全国高等学校進路指導協議会進路学習教材検討委員。
松本美奈(まつもと・みな)
読売新聞東京本社編集局生活情報部記者。「大学の実力‐教育力向上の取り組み調査‐」担当。
山本繁(やまもと・しげる)
NPO 法人NEWVERY 理事長。2009 年に「日本中退予防研究所」を設立。
【名称】 『中退白書』発刊記念シンポジウム 【日時】 2010 年8 月1 日(日)14:00-17:00
【場所】 日本財団ビル2F 大会議室 東京都港区赤阪1-2-2 【定員】 200 名(要・参加申込)
【参加費】 1000 円 【主催】 日本中退予防研究所 【共催】 日本財団CANPAN プロジェクト
【後援】 文部科学省(申請中) 【協力】 ピースマインド総合研究所
このプレスリリースに関するお問い合わせは下記まで
NPO 法人NEWVERY 内、日本中退予防研究所
担当:山本(やまもと)/武井(たけい) TEL/FAX:050-1071-8324
E-mail:
labo@newvery.jp WEBSITE:
http://www.stoptheneet.jp/