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K's Note

不定期blog

日独青少年指導者セミナーA2

2009-05-21 | 若者支援
ドイツで青少年の支援活動に従事されている

9名の方々をお迎えした。

朝10:00-20:00までと、かなり長時間であったが

さまざまな情報交換ができたと思う。

文化というよりも、青年に対する考え方やこれまでの

歴史に違いを感じた。

 最初は、事業として何をしているのか。どういう青年が

困難を抱えるのか、などの質問が飛び交うのかと思って

いたが、質問の多くは持続的な運営・経営が多かった印象が

ある。ドイツでも、青年政策は政治や経済にかなり影響される

らしく、かなり法制度も整っているのだが、毎年のように

危機感があるらしい。毎年といっても、日本のように単年度では

なく、3年から5年の予算が確保されていること。青少年の

範囲が0才から27才なので、ここも日本とは異なるところ。

 写真は懇親会の様子。基本的に懇親会はない、そうなのだが

こちらからお願い、企画をして実現させていただいた。

質問を受けてお答えするのはいいのだが、せっかくなので

こちらにも質問タイムがほしかったからだ。

印象的な質問と答え

①義務教育段階の子供が学校に行かない(行けない)と親が
 逮捕される。

→かなりの段階はあるものの「Yes」。罰金は30万円程度。

②誰が「職員」になりたいのか。つまり、心理や社会教育の分野に
 進むのか

 →その分野の学問に興味を持つひとであるが、心理であれば心理的な
  問題を抱えてしまっているひと。自分を知りたいひとなどが結構な
  範囲を占める。

③誰が「困難」を抱えるのか

 →根底・背景にあるのは「貧困」。よく知られているよう、貧困層の
  子供や、移民の子供などがしんどい状況になりやすい。

などなど。

ちょっと驚いたのが、先方からの質問で結構多かったのが、いわゆる

「ひきこもり」の青年について。そこまで質問食い込むか?と思うくらい

その部分に焦点が集まった。なぜかはわからなかったんだけど・・・


ドイツ語ができる職員がいないので、基本的には通訳の方に頼り切りでは

あったけど、思った以上に英語が不得意な方もいた。もっと英語できちゃう

のかなぁと思っていたんだけど。

構図としては、英語ができる方と英語ができるウチの職員のグループが

複数。通訳さんを挟んでのグループが複数。


もうひとつ所見としては、やはり、ビールは常温で飲むのが基本のようだ。

冷えたビール/その他の飲料よりも、常温(冷やしきれなかっただけだが)の

ビールを好んで飲んでいた。ビールの飲み方には、文化(?)の違いを

感じた。
 

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