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ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

1980年7月26日付 ビルボード 全米 Top40 Billy Joel - It's Still Rock And Roll To Me

2016-07-27 20:35:36 | 1980年ビルボードTop40
1980年7月26日付ビルボード All American Top40、2週目の1位はBilly Joelの"It's Still Rock And Roll To Me"。沢山のヒット曲を持っているビリー・ジョエルですが、これまで記録した最高位は1978年の"Just The Way You Are"と1979年の"My Life"の3位で、初めてのNo.1ソングとなりました。

2位は7位からジャンプアップ、Olivia Newton-Johnの"Magic"。ミュージカル映画「ザナドゥ」サウンドトラック収録曲です。
3位は前週と変わらず、Elton Johnの"Little Jeannie"。Elton John、久々のTop5ヒットで、1976年の年間2位、Kiki Deeとのデュエット"Don't Go Breaking My Heart"以来です。
4位も前週と変わらず、Spinnersの"Cupid"。2位を記録した大ヒット"Working my way back to you"以来のTop5ヒットです。
5位も前週と変わらず、The Manhattansの"Shining Star"。The Manhattans、1976年に1位を記録した大ヒットナンバー"Kiss And Say Goodbye"以来のTop5ヒットです。

この週2週目の1位がBilly Joelの"It's Still Rock And Roll To Me"。年間チャートは9位。
沢山のヒット曲を持っているビリー・ジョエルですが、以外にもこの曲で初めてのNo.1、この時点での彼の最大のヒットとなりました。
ビリー・ジョエル、デビューしたのは1970年代初め頃ですが、実質的な初めてのヒット曲は1974年のヒット"Piano Man"、最高位は25位でしたが文句なしの名曲でした。
その後、アルバム『ストレンジャー』と『ニューヨーク52番街』が大ヒット、シングルも「素顔のままで」が3位を記録するなど大スターとなりました。
この曲、"It's Still Rock And Roll To Me"邦題「ロックンロールが最高さ」は、ビリーといえばポップスバラードですが、以外にもアップテンポのロックンロールでのNo.1の獲得です。



今週 先週 song / artist
1 1 IT'S STILL ROCK AND ROLL TO ME / BILLY JOEL
2 7 MAGIC / OLIVIA NEWTON-JOHN
3 3 LITTLE JEANNIE / ELTON JOHN
4 4 CUPID / SPINNERS
5 5 SHINING STAR / MANHATTANS
6 2 COMING UP / PAUL MCCARTNEY & WINGS
7 6 STEAL AWAY / ROBBIE DUPREE
8 12 TIRED OF TOEIN' THE LINE / ROCKY BURNETTE
9 11 TAKE YOUR TIME / S.O.S. BAND
10 8 THE ROSE / BETTE MIDLER
11 17 EMOTIONAL RESCUE / ROLLING STONES
12 13 ONE FINE DAY / CAROLE KING
13 14 IN AMERICA / CHARLIE DANIELS BAND
14 15 MORE LOVE / KIM CARNES
15 10 LET ME LOVE YOU TONIGHT / PURE PRAIRIE LEAGUE
16 18 LOVE THE WORLD AWAY / KENNY ROGERS & KIM CARNES
17 23 SAILING / CHRISTOPHER CROSS
18 19 GIMME SOME LOVIN' / BLUES BROTHERS
19 21 ALL NIGHT LONG / JOE WALSH
20 22 EMPIRE STRIKES BACK (MEDLEY) / MECO
21 9 LET'S GET SERIOUS / JERMAINE JACKSON
22 24 MISUNDERSTANDING / GENESIS
23 25 LET MY LOVE OPEN THE DOOR / PETER TOWNSHEND
24 26 STAND BY ME / MICKEY GILLEY
25 28 TAKE A LITTLE RHYTHM / ALI THOMSON
26 31 JOJO / BOZ SCAGGS
27 29 OLD-FASHION LOVE / COMMODORES
28 30 INTO THE NIGHT / BENNY MARDONES
29 16 I'M ALIVE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA
30 33 MAKE A LITTLE MAGIC / DIRT BAND
31 42 FAME / IRENE CARA
32 32 WALKS LIKE A LADY / JOURNEY
33 48 BOULEVARD / JACKSON BROWNE
34 38 I CAN'T LET GO / LINDA RONSTADT
35 43 WHY NOT ME / FRED KNOBLOCK
36 36 KING OF THE HILL / RICK PINETTE & OAK
37 39 ALL OUT OF LOVE / AIR SUPPLY
38 41 TULSA TIME/COCAINE / ERIC CLAPTON
39 20 FUNKYTOWN / LIPPS, INC.
40 45 DRIVIN' MY LIFE AWAY / EDDIE RABBITT

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7 コメント

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ビリジョといえば… (地味JAM尊)
2016-07-28 01:37:58
Billboard上位曲と日本でのHIT曲がちょっとずつズレてるイメージがあります。
小学生の時によく流れてた「オネスティ」は最高位24位、「ストレンジャー」に至ってはシングルにもなってない…?
子どもの頃に刷り込まれたイメージが全米チャートに興味をもって調べ始めるにつれて、「日米国民性の差(?)」を感じるきっかけにもなっちゃいました…。
まあ、よくあるところの「ロッドのセイリング現象」ってやつです。
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ピアノの前に座らない (めった)
2016-07-28 22:15:16
"Stranger"でピアノマンの称号をもらったビリーが、"52nd Street"を経て、ロックをやるんだ!とピアノの前に座るのを止めたのがカッコ良かったですね。ニューウェイヴとか出てきて、ロックは時代おくれとか言われているけど、俺にはやっぱりロックンロールなんだ!…でもこの曲、そんなにロックじゃない!っていうのも笑えました。"グラスハウス"はガラスの割れた音から入る"You May Be Right"がいいですよね~!
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日本との違い (星船)
2016-07-29 22:55:05
地味JAM尊さんこんばんは。
「ストレンジャー」はビリー・ジョエルの名曲中の名曲だと思いますが、なぜアメリカでシングルカットされなかったのでしょう?この曲はアメリカでもヒットしたと思うのですが…
日本でだけヒットした曲、サンタナの「哀愁のヨーロッパ」が印象深いんですが、この曲は日本でだけヒットした理由がなんとなくわかるような気がします。
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グラスハウス (星船)
2016-07-29 23:13:04
めったさんこんばんは。
アルバム「グラスハウス」、聴きごたえのあるいいアルバムでした。シングルも4曲top40に入りましたし、この「ロックンロールが最高さ」も初の1位を記録しましたし、アルバムチャートでももちろん1位でした。
「ロックンロールが最高さ」はビリーがロック歌手であることを世に知らしめた意欲的な曲なのですね。
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意外でした (ミュウ)
2016-07-31 16:49:02
この曲がナンバー1だとは!
意外です。
私にとっては、「素顔のままで」「ストレンジャー」、そして「ユーメイビーライト(ガラスのニューヨーク)」が最高なんですけど。
ロックっぽい曲なら「ユーメイビーライト」が一番だと思ってました。
とはいえ、全盛期のビリーはいい曲が多かったですよね。
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ビリー最大のヒット (星船)
2016-07-31 22:41:52
ミュウさんこんばんは。
ビリー・ジョエルといえば、やっぱり「ストレンジャー」になるのでしょうけれども、アメリカではシングルカットしていないのです。以外にもこの曲が当時のビリー最大のヒットでした。
ヒットするしないはありますが、ポップスバラードでもロックでも、やっぱりビリーの歌は素晴らしい!
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これもカラオケ (太ったボンジョビ)
2019-01-26 10:09:36
日本ではレイナも売れてましたね
やはりビリーもシャウトしたかったんですね
次のプレッシャーで失敗したけど
しかしこの曲はカラオケ楽しいですよ
言葉詰め込みすぎだからついていけないけど、とにかくひたすら次のセンテンスを唱えて行きましょう
ジャムの悪意という名の街もそうですが、曲よりも語感、ていうのが結構好きです
すみません、また勝手言いました
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