80年代の隠れた名曲 Part6

80年代の隠れた名曲の第6弾はQuiet Riotの"Cum On Feel The Noize"。
Quiet Riotは、70年代半ばにデビューしたへヴィメタバンドで、この"Cum On Feel The Noize"は伝説のハードロックバンドSladeのカヴァー曲、1983年11月19日から2週連続5位を記録しました。Quiet Riotの初めてのTop40ヒットで、もう1曲翌年の1984年2月に最高位31位を記録した"Bang Your Head (Metal Health)"のTop40ヒットがあります。
へヴィメタルバンドですが、この"Cum On Feel The Noize"は適度にポップで聞きやすく、ヒットするべくしてヒットした曲なのです。
その後はヒット曲には恵まれませんでしたが、今でもへヴィメタ分野で活躍しています。

VAN STEPHENSON "MODERN DAY DELILAH" 80年代の隠れた名曲 Part5

80年代の隠れた名曲Part5はVAN STEPHENSONの"MODERN DAY DELILAH"です。
VAN STEPHENSONのTop40ヒットはこの曲のみ、アメリカ出身のシンガーソングライターで残念ながら2001年に他界されたそうです。
"MODERN DAY DELILAH"は本人2枚目のアルバムからのシングルカットで全米最高位は1984年6月30日と7月7日の22位、ハイトーンのハスキーヴォイスとギターソロへの入り方がなんとも言えずカッコいい曲でした。日本ではほとんど話題にもならずこれぞ隠れた名曲にふさわしい曲なのです。

80年代の隠れた名曲 Part4

80年代の隠れた名曲 Part4は、Juice Newtonの"(Just Call Me) Angel Of The Morning"を紹介します。
Juice Newtonは70年代後半から活躍し、この曲が初めてのTop40ヒット。最高位は1981年5月2日から4週連続4位を記録し、年間チャート25位の大ヒットとなりました。
Juice Newtonは、ポップス系だけでなく、カントリーやロックなどクロスオーバーなヒットを出しており、この曲もAdult Contemporary Chart 1位、Country Chart 22位、Mainstream Rock Chart 57位と3分野でエントリーしています。
この後、80年台半ばまで数々のヒットを出し、さらにその後は特にカントリー系の曲を中心に長く活躍することになります。

80年代の隠れた名曲 Part3

80年代の隠れた名曲第3弾はJ. Geils Bandの"Comeback"を紹介します。
この曲、1980年3月22日付最高位32位を記録しています。
J. Geils Bandと言えば、1981年に発売したアルバム"Freeze Frame"が大ヒット、シングルカットされた"Centerfold"は、1982年2月6日から3月13日まで6週間No.1というロック史上に残るような大ヒットを飛ばしましたが、それ以前は、コアなファンを持つブルースロックバンドでした。
その中でも、この"Comeback"は、キレの良いリズムとピーターウルフの力強いヴォーカル、J・ガイルズのギターソロもカッコ良く、私的にはJ. Geils Bandの中で一番好きな曲でした。

80年代の隠れた名曲 Part2

80年代の隠れた名曲 Part2は、1984年9月22日に最高位7位を記録したScandalの"The Warrior"です。
リードヴォーカルはPatty Smyth、Patty Smythの力強いヴォーカルとノリの良いギターが印象的な曲です。
ScandalとしてのTop40ヒットはこの曲だけですが、Patty Smythとイーグルスのドンヘンリーとのデュエット曲"Sometimes Love Just Ain't Enough"が1992年10月に第2位を記録する大ヒットになっています。なお、"Because The Night"のヒットで有名なThe Patti Smith Groupとは関係ありません。