ビルボード・チャート日記 by 星船

70年代、80年代から最新までビルボードのヒットチャートにあわせて名曲を紹介します。
(最新チャートはお休みします)

アバ Abba - When All Is Said And Done(1982年の洋楽 Part10)

2018-03-31 23:05:47 | ’82年洋楽
1982年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart10はAbbaの"When All Is Said And Done"。
最高位は3月13日と20日の27位。年間チャートは圏外でした。

この曲、70年代を中心にした大人気アーチストアバとしては小ヒットというくらいの曲でしたが、この曲がアバとしての最後のTop40ヒットになりました。
この曲が収録されたアルバムは通算8枚目のスタジオアルバム「The Visitors」。このアルバムには6曲の新曲が納められています。
このアルバムが出たのが1982年で、翌年の1983年にはアバとしての活動が停止され、事実上グループの解散となってしまいました。
何となく物悲しい曲なのは気のせいでしょうか、PVもほとんど一人一人の映像で4人一緒に写っているところがなくって、やっぱり解散間近だったのでしょうか。
この後アバの新しい曲が聞けなくなってしまって残念でした。
"When All Is Said And Done"の作者はいつものBjörn&Benny、リードボーカルはFridaがとっています。
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1982年3月27日付 ビルボード 全米 Top40 ジャーニー Journey - Open Arms

2018-03-28 22:44:26 | 1982年ビルボードTop40
1982年3月27日付ビルボード All American Top40、2週目の1位はJoan Jett and The Blackheartsの"I Love Rock and Roll"。初めてのヒットで1位となりました。Joan Jett、そう元The Runawaysのギタリストで、ソロになって初めての大ヒットです。The Runawaysは日本では大人気でしたが、アメリカでは全くヒットしていませんで、アメリカのチャートでは初めてのヒットがこの曲です。

2位は前週と変わらずこれで5週目の2位、Journeyの"Open Arms"。1位のJ. Geils Bandが落ちましたが残念ながらJoan Jettに抜かれてしまいました。Journeyですが、最高位4位を記録した"Who's Crying Now"に続くTop5ヒットで初めてのTop3ヒットとなりました。
6位から上がって3位はThe Go-Go'sの"We Got the Beat"。The Go-Go's、1981年12月に20位を記録したデビューシングル"Our Lips Are Sealed"に続く2曲目のヒットでもちろん初めてのTop3ヒットです。
前週と変わらず2週目の4位はStevie Wonderの"That Girl"。数々の大ヒットを持っているStevie Wonder、1980年の12月に5位を記録した"Master Blaster (Jammin')"以来のTop5ヒットです。
この曲も前週と変わらず2週目の5位はAir Supplyの"Sweet Dreams"。Air Supply、3位となった初めての大ヒット曲"Lost In Love"からヒット曲がすべて5位以内に入る快挙、これで6曲目のTop5ヒットです。

この週2位がJourneyの"Open Arms"。最高位は2月27日から4月3日まで6週間続いた2位。
年間チャートは34位。残念ながらJ. Geils Bandの"Centerfold"→Joan Jett and The Blackheartsの"I Love Rock and Roll"と2曲続いた歴史的大ヒットのリレーの影響で残念ながら1位にはなれませんでしたが、文句なくジャーニー最大のヒット曲で、かつ最高傑作でした。

この曲はジャーニー通算7枚目のスタジオアルバム「Escape」からの3枚目のシングルカット。
ファーストシングル"Who's Crying Now"が最高位4位で年間56位。セカンドが"Don't Stop Believin'"で最高位9位、年間73位。そしてサードシングルのこの曲が最高のヒットとなり最高位2位の年間34位と、名曲ぞろいのアルバムの中でもピカ一の曲です。
もちろんアルバムは大ヒット、通算9週間の1位を記録して1982年の年間チャート6位、83年の年間チャート34位と2年連続のチャートイン。通算152週もチャートインする超ロングセラーでした。

"Open Arms"、作者はSteve PerryとJonathan Cainのコンビ、パワーバラードというのでしょうか、スティーブ・ペリーのボーカルが光ります。
曲が素晴らしいのでしょう、様々なアーチストがカバーしていますが、中でも有名なのが Mariah Careyバージョン。マライア・キャリーの声量のあるボーカルにもピッタリな名曲です。


こちらがマライア・キャリーバージョン。アメリカではなぜかシングルカットされませんでしたが、ヨーロッパ中心にヒットし、とくにイギリスでは4位を記録する大ヒットでした。


今週 先週 song / artist
1 1 I LOVE ROCK 'N ROLL / JOAN JETT & THE BLACKHEARTS
2 2 OPEN ARMS / JOURNEY
3 6 WE GOT THE BEAT / GO GO'S
4 4 THAT GIRL / STEVIE WONDER
5 5 SWEET DREAMS / AIR SUPPLY
6 7 MAKE A MOVE ON ME / OLIVIA NEWTON-JOHN
7 3 CENTERFOLD / J. GEILS BAND
8 14 CHARIOTS OF FIRE / VANGELIS
9 10 PAC-MAN FEVER / BUCKNER & GARCIA
10 18 FREEZE FRAME / J. GEILS BAND
11 13 KEY LARGO / BERTIE HIGGINS
12 12 BOBBIE SUE / OAK RIDGE BOYS
13 9 SHAKE IT UP / CARS
14 24 DON'T TALK TO STRANGERS / RICK SPRINGFIELD
15 17 SHOULD I DO IT / POINTER SISTERS
16 19 TAKE OFF / BOB & DOUG MCKENZIE
17 22 PRETTY WOMAN / VAN HALEN
18 21 DO YOU BELIEVE IN LOVE / HUEY LEWIS & THE NEWS
19 25 EDGE OF SEVENTEEN / STEVIE NICKS
20 20 TONIGHT I'M YOURS / ROD STEWART
21 26 ONE HUNDRED WAYS / QUINCY JONES feat. JAMES INGRAM
22 8 MIRROR, MIRROR / DIANA ROSS
23 36 65 LOVE AFFAIR / PAUL DAVIS
24 30 FIND ANOTHER FOOL / QUARTERFLASH
25 28 MY GUY / SISTER SLEDGE
26 35 NOBODY SAID IT WAS EASY / LE ROUX
27 32 ON THE WAY TO THE SKY / NEIL DIAMOND
28 34 867-5309 / TOMMY TUTONE
29 38 GOIN' DOWN / GREG GUIDRY
30 31 JUKE BOX HERO / FOREIGNER
31 11 SPIRITS IN THE MATERIAL WORLD / POLICE
32 15 LEADER OF THE BAND / DAN FOGELBERG
33 16 TAKE IT EASY ON ME / LITTLE RIVER BAND
34 23 DADDY'S HOME / CLIFF RICHARD
35 41 BABY MAKES HER BLUE JEANS TALK / DR. HOOK
36 27 WHEN ALL IS SAID AND DONE / ABBA
37 29 THROUGH THE YEARS / KENNY ROGERS
38 33 TELL ME TOMORROW / SMOKEY ROBINSON
39 40 JUST CAN'T WIN 'EM ALL / STEVIE WOODS
40 59 I'VE NEVER BEEN TO ME / CHARLENE
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プリズム Prism - Don't Let Him Know(1982年の洋楽 Part9)

2018-03-24 23:03:21 | ’82年洋楽
1982年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart9はPrismの"Don't Let Him Know"。
最高位は3月13日と20日の39位。残念ながらTop40には2週間しかエントリーしませんでした。

Prism、カナダバンクーバーで1977年に結成されたロックグループ。
Chilliwackに続いてのカナダ出身の、それもバンクーバー出身のロックグループです。チリワックよりもさらにポップなロックグループです。
カナダでは、1977年のデビューから途中活動の休止期はあるもののコンスタントにアルバムを発表、シングルも大ヒットはないですが、コンスタントにまずまずのヒット曲を出し続けていました。

しかし、アメリカではこの曲"Don't Let Him Know"が唯一のTop40ヒット、それもたった2週間しかチャートインしていませんでしたので、この曲もかなりマイナーだとは思います。
ただこの曲、驚くことに、この曲をメンバーのJim Vallanceと共作しているのがカナダの大人気ロックシンガーBryan Adamsなのです。
Bryan Adamsはこの曲がヒットした当時すでに活動を始めていましたが、初めてのビッグヒット"Straight from the Heart"が出たのが1983年でしたので、まだこの時は無名のシンガーでした。
この後、Bryan Adamsはカナダだけでなく世界レベルの大人気ロックシンガーになるのですが、プリズムがカナダ以外に人気が出なかったのとは違い、メンバーのJim Vallanceはその後もBryan Adamsのソングライティングパートナーとして長く活躍します。
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1982年3月20日付 ビルボード 全米 Top40 アラバマ Alabama - Love In The First Degree

2018-03-21 20:54:34 | 1982年ビルボードTop40
1982年3月20日付ビルボード All American Top40、7週間ぶりに1位の交代です、3位から上がっての1位はJoan Jett and The Blackheartsの"I Love Rock and Roll"。初めてのヒットで1位となりました。Joan Jett、そう元The Runawaysのギタリストで、ソロになって初めての大ヒットです。The Runawaysは日本では大人気でしたが、アメリカでは全くヒットしていませんで、アメリカのチャートでは初めてのヒットがこの曲です。

2位は前週と変わらずこれで4週目の2位、Journeyの"Open Arms"。1位のJ. Geils Bandが落ちましたが残念ながらJoan Jettに抜かれてしまいました。Journeyですが、最高位4位を記録した"Who's Crying Now"に続くTop5ヒットで初めてのTop3ヒットとなりました。
1位からダウンしての3位、6週間の1位となりました大ヒット、J. Geils Bandの"Centerfold"、J. Geils Band、1974年に12位を記録した"Must of Got Lost"がこれまでの最高順位、その後良い曲を出していたのですがいずれも30位台止まり、この曲で初めての大ヒットでもちろん初めてのNo.1獲得です。
3週間の5位から上がっての4位はStevie Wonderの"That Girl"。数々の大ヒットを持っているStevie Wonder、1980年の12月に5位を記録した"Master Blaster (Jammin')"以来のTop5ヒットです。
6位から上がっての5位はAir Supplyの"Sweet Dreams"。Air Supply、3位となった初めての大ヒット曲"Lost In Love"からヒット曲がすべて5位以内に入る快挙、これで6曲目のTop5ヒットです。

この週37位はAlabamaの"Love In The First Degree"。
最高位は3月6日と13日の15位。年間チャートは55位の大ヒットでした。

Alabamaですが、結成されたのは1969年、アラバマ州出身のカントリー・サザンロックバンドです。
結成こそ60年代ですが、ファーストアルバムを出したのは1976年。カントリーロック界で徐々に人気が出てきましたが、レギュラーチャートではまだシングル、アルバムともチャートには入ってきませんでした。
80年代になってから4枚目のアルバムの収録曲が初めてカントリーチャートで1位を記録、そして1981年に出した彼ら5枚目のアルバム「Feels So Right」が初めてのメジャーでの大ヒットとなります。

"Love In The First Degree"ですが、アルバム「Feels So Right」から3枚目のシングルカット曲。1枚目のシングルはカントリーチャートでは1位を記録したものの、レギュラーチャートでは100位以内には入らず、レギュラーチャートでの初めてのヒットはセカンドシングル"Feels So Right"。最高位20位ながら年間チャート77位を記録する彼らの初めての大ヒットでした。
そして3枚目のこの曲"Love In The First Degree"が結果的に彼らの最大のヒットになります。もちろんカントリーチャートではNo.1を記録、曲はマイルドなポップカントリーロック。Randy Owenの伸びやかなボーカルが光ります。コーラスも素晴らしいですね。

現在の活躍中のAlabama、これまでカントリーチャートでなんと33曲の1位を記録、レコードは7,500万枚以上入り上げるカントリーロック界で最も人気のあるグループです。


今週 先週 song / artist
1 3 I LOVE ROCK 'N ROLL / JOAN JETT & THE BLACKHEARTS
2 2 OPEN ARMS / JOURNEY
3 1 CENTERFOLD / J. GEILS BAND
4 5 THAT GIRL / STEVIE WONDER
5 6 SWEET DREAMS / AIR SUPPLY
6 7 WE GOT THE BEAT / GO GO'S
7 17 MAKE A MOVE ON ME / OLIVIA NEWTON-JOHN
8 8 MIRROR, MIRROR / DIANA ROSS
9 4 SHAKE IT UP / CARS
10 12 PAC-MAN FEVER / BUCKNER & GARCIA
11 11 SPIRITS IN THE MATERIAL WORLD / POLICE
12 14 BOBBIE SUE / OAK RIDGE BOYS
13 16 KEY LARGO / BERTIE HIGGINS
14 18 CHARIOTS OF FIRE / VANGELIS
15 9 LEADER OF THE BAND / DAN FOGELBERG
16 10 TAKE IT EASY ON ME / LITTLE RIVER BAND
17 19 SHOULD I DO IT / POINTER SISTERS
18 29 FREEZE FRAME / J. GEILS BAND
19 22 TAKE OFF / BOB & DOUG MCKENZIE
20 21 TONIGHT I'M YOURS / ROD STEWART
21 23 DO YOU BELIEVE IN LOVE / HUEY LEWIS & THE NEWS
22 30 PRETTY WOMAN / VAN HALEN
23 24 DADDY'S HOME / CLIFF RICHARD
24 36 DON'T TALK TO STRANGERS / RICK SPRINGFIELD
25 31 EDGE OF SEVENTEEN / STEVIE NICKS
26 28 ONE HUNDRED WAYS / QUINCY JONES feat. JAMES INGRAM
27 27 WHEN ALL IS SAID AND DONE / ABBA
28 32 MY GUY / SISTER SLEDGE
29 13 THROUGH THE YEARS / KENNY ROGERS
30 40 FIND ANOTHER FOOL / QUARTERFLASH
31 35 JUKE BOX HERO / FOREIGNER
32 37 ON THE WAY TO THE SKY / NEIL DIAMOND
33 34 TELL ME TOMORROW / SMOKEY ROBINSON
34 38 867-5309 / TOMMY TUTONE
35 41 NOBODY SAID IT WAS EASY / LE ROUX
36 47 65 LOVE AFFAIR / PAUL DAVIS
37 15 LOVE IN THE FIRST DEGREE / ALABAMA
38 51 GOIN' DOWN / GREG GUIDRY
39 39 DON'T LET HIM KNOW / PRISM
40 42 JUST CAN'T WIN 'EM ALL / STEVIE WOODS
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チリワック Chilliwack - I Believe(1982年の洋楽 Part8)

2018-03-17 22:45:37 | ’82年洋楽
1982年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart8はChilliwackの"I Believe"。
最高位は3月6日と13日の33位。年間チャートは圏外でした。

Chilliwack、Top40ヒットは2曲目で、私のブログでも2回目の登場。アルバム「Wanna Be a Star」から1曲目のTop40ヒットが1981年12月に最高位22位を記録した"My Girl(Gone, Gone, Gone)"、この曲で2曲目のTop40ヒットとなりました。

Chilliwackですが、カナダバンクーバー出身のこの当時は3人組ロックグループ。60年代後半から活動をはじめ、チリワックとしての初めてのアルバムは1970年。カナダではこの頃から人気があり、シングル・アルバムともTop10近くまで上昇するヒットをコンスタントに出しています。
そして通算8枚目のアルバム「Wanna Be a Star」で初めてアメリカアルバムチャートでも100位以内に入るヒットとなり、2曲のシングルヒットが生まれました。

1枚目の"My Girl(Gone, Gone, Gone)"がアップテンポでギターがカッコイイロックでしたが、この曲"I Believe"はかなりAOR系の曲。TOTO?と言っていいような軽快でおしゃれなロックです。
私も久々に聞きましたがなかなか良い曲ですよ。聴いたことがある人あんまりいないと思いますので是非聞いてください。

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