今年最後のブログの更新となりました。
記事はもちろん1983年年間チャート1位から51位までの紹介です。
この年の年間1位、The Policeの"Every Breath You Take"でした。8週間の1位、Top40にも20週間チャートインする特大のヒットで、予想どおりの年間1位でした。
The Policeが"Roxanne"でデビューした時、こんなマニアックな曲を作る彼らがまさか年間1位になるメジャーグループになるとは、予想もできませんでした。でも"Every Breath You Take"、素晴らしいロックバラードでしたよね。
もう1曲、この年で驚いたのは8位のPatti Austin & James Ingramの"Baby Come To Me"。こういう地味な曲がこれだけの大ヒットになるとは、さすがアメリカ洋楽界、奥が深いなぁ!、と思いました。
さて、本日の紹介曲は、ああ、この曲紹介し忘れた、ということで、年間37位のPhil Collinsの"You Can't Hurry Love"。
最高位は2月5日から3週間続けた第10位。ソロでは3曲目のTop40ヒットですが、この時点での彼の最大のヒットになりました。
Phil Collinsですが、もちろんご存知、1970年に Genesisに加入、ドラマー兼ボーカリストとして大活躍します。
Genesisはプログレ系ロックグループということで、主にアルバムアーチストで、アメリカでの初めてのシングルヒットは1978年になってから、"Follow You Follow Me"が最高22位を記録します。その後、"Misunderstanding"などの中ヒットを出しますが、ソロでのPhil Collinsのこの曲"You Can't Hurry Love"が初めてのTop10ヒットとなりました。
その後のPhil Collinsの活躍は凄いもので、"Against All Odds"のNo.1ヒットを皮切りに、ソロで7曲、Genesisの"Invisible Touch"を加え、全部で8曲のNo.1ヒットを出す偉大なヒットメーカーになります。
"You Can't Hurry Love"ですが、彼のセカンドソロアルバム『Hello, I Must Be Going!』収録曲で、原曲はThe Supremes の1966年のNo.1ヒット曲。
こちらがThe Supremesのオリジナルバージョンです。こちらの年間チャートは8位。もちろんDiana Rossが歌っています。
Rank Title / Artist Peak PeakW
1 EVERY BREATH YOU TAKE / POLICE 1 8
2 BILLIE JEAN / MICHAEL JACKSON 1 7
3 FLASH DANCE … WHAT A FEELING / IRENE CARA 1 6
4 DOWN UNDER / MEN AT WORK 1 4
5 BEAT IT / MICHAEL JACKSON 1 3
6 TOTAL ECLIPSE OF THE HEART / BONNIE TYLER 1 4
7 MANEATER / DARYL HALL & JOHN OATES 1 4
8 BABY, COME TO ME / PATTI AUSTIN WITH JAMES INGRAM 1 2
9 MANIAC / MICHAEL SEMBELLO 1 2
10 SWEET DREAMS (ARE MADE OF THIS) / EURYTHMICS 1 1
11 DO YOU REALLY WANT TO HURT ME / CULTURE CLUB 2 3
12 YOU AND I / EDDIE RABBIT WITH CRYSTAL GAYLE 7 4
13 COME ON EILEEN / DEXYS MIDNIGHT RUNNERS 1 1
14 SHAME ON THE MOON / BOB SEGER & THE SILVER BULLET BAND 2 4
15 SHE WORKS HARD FOR THE MONEY / DONNA SUMMER 3 3
16 NEVER GONNA LET YOU GO / SERGIO MENDES 4 4
17 HUNGRY LIKE A WOLF / DURAN DURAN 3 3
18 LET'S DANCE / DAVID BOWIE 1 1
19 TWILGHT ZONE / GOLDEN EARRING 10 2
20 I KNOW THERE'S SOMETHING GOING ON / FRIDA 13 3
21 JEOPARDY / GREG KIHN BAND 2 1
22 ELECTRIC AVENUE / EDDY GRANT 2 5
23 SHE BLINDED ME WITH SCIENCE / THOMAS DOLBY 5 4
24 AFRICA / TOTO 1 1
25 LITTLE RED CORVETTE / PRINCE 6 2
26 BACK ON THE CHAIN GANG / PRETENDERS 5 3
27 UP WHERE WE BELONG / JOE COCKER & JENNIFER WARNES 1 3
28 MR. ROBOTO / STYX 3 2
29 YOU ARE / LIONEL RICHIE 4 2
30 DER KOMMISAR / AFTER THE FIRE 5 2
31 PUTTIN' THE RITZ / TACO 4 2
32 SEXUAL HEALING / MARVIN GAYE 3 3
33 (KEEP FEEING) FASCINATION / HUMAN LEAGUE 8 2
34 TIME / CULTURE CLUB 2 2
35 THE SAFETY DANCE / MEN WITHOUT HATS 3 4
36 MICKEY / TONI BASIL 1 1
37 YOU CAN'T HURRY LOVE / PHIL COLLINS 10 3
38 SEPARATE WAYS / JOURNEY 8 6
39 ONE ON ONE / DARYL HALL & JOHN OATES 7 3
40 WE'VE GOT TONIGHT / KENNY ROGERS & SHEENA EASTON 6 3
41 1,999 / PRINCE 12 2
42 STRAY CAT STRUT / STRAY CATS 3 3
43 ALLENTOWN / BILLY JOEL 17 6
44 STAND BACK / STEVIE NICKS 5 1
45 TELL HER ABOUT IT / BILLY JOEL 1 1
46 ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME / NAKED EYES 8 2
47 TRULY / LIONEL RICHIE 1 2
48 DIRTY LAUNDRY / DON HENLEY 3 3
49 THE GIRL IS MINE / MICHAEL JACKSON & PAUL MCCARTNEY 2 3
50 TOO SHY / KAJAGOOGOO 5 1
今年もこのブログを見ていただきまして、また、コメントをいただきましてありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いいたします。
記事はもちろん1983年年間チャート1位から51位までの紹介です。
この年の年間1位、The Policeの"Every Breath You Take"でした。8週間の1位、Top40にも20週間チャートインする特大のヒットで、予想どおりの年間1位でした。
The Policeが"Roxanne"でデビューした時、こんなマニアックな曲を作る彼らがまさか年間1位になるメジャーグループになるとは、予想もできませんでした。でも"Every Breath You Take"、素晴らしいロックバラードでしたよね。
もう1曲、この年で驚いたのは8位のPatti Austin & James Ingramの"Baby Come To Me"。こういう地味な曲がこれだけの大ヒットになるとは、さすがアメリカ洋楽界、奥が深いなぁ!、と思いました。
さて、本日の紹介曲は、ああ、この曲紹介し忘れた、ということで、年間37位のPhil Collinsの"You Can't Hurry Love"。
最高位は2月5日から3週間続けた第10位。ソロでは3曲目のTop40ヒットですが、この時点での彼の最大のヒットになりました。
Phil Collinsですが、もちろんご存知、1970年に Genesisに加入、ドラマー兼ボーカリストとして大活躍します。
Genesisはプログレ系ロックグループということで、主にアルバムアーチストで、アメリカでの初めてのシングルヒットは1978年になってから、"Follow You Follow Me"が最高22位を記録します。その後、"Misunderstanding"などの中ヒットを出しますが、ソロでのPhil Collinsのこの曲"You Can't Hurry Love"が初めてのTop10ヒットとなりました。
その後のPhil Collinsの活躍は凄いもので、"Against All Odds"のNo.1ヒットを皮切りに、ソロで7曲、Genesisの"Invisible Touch"を加え、全部で8曲のNo.1ヒットを出す偉大なヒットメーカーになります。
"You Can't Hurry Love"ですが、彼のセカンドソロアルバム『Hello, I Must Be Going!』収録曲で、原曲はThe Supremes の1966年のNo.1ヒット曲。
こちらがThe Supremesのオリジナルバージョンです。こちらの年間チャートは8位。もちろんDiana Rossが歌っています。
Rank Title / Artist Peak PeakW
1 EVERY BREATH YOU TAKE / POLICE 1 8
2 BILLIE JEAN / MICHAEL JACKSON 1 7
3 FLASH DANCE … WHAT A FEELING / IRENE CARA 1 6
4 DOWN UNDER / MEN AT WORK 1 4
5 BEAT IT / MICHAEL JACKSON 1 3
6 TOTAL ECLIPSE OF THE HEART / BONNIE TYLER 1 4
7 MANEATER / DARYL HALL & JOHN OATES 1 4
8 BABY, COME TO ME / PATTI AUSTIN WITH JAMES INGRAM 1 2
9 MANIAC / MICHAEL SEMBELLO 1 2
10 SWEET DREAMS (ARE MADE OF THIS) / EURYTHMICS 1 1
11 DO YOU REALLY WANT TO HURT ME / CULTURE CLUB 2 3
12 YOU AND I / EDDIE RABBIT WITH CRYSTAL GAYLE 7 4
13 COME ON EILEEN / DEXYS MIDNIGHT RUNNERS 1 1
14 SHAME ON THE MOON / BOB SEGER & THE SILVER BULLET BAND 2 4
15 SHE WORKS HARD FOR THE MONEY / DONNA SUMMER 3 3
16 NEVER GONNA LET YOU GO / SERGIO MENDES 4 4
17 HUNGRY LIKE A WOLF / DURAN DURAN 3 3
18 LET'S DANCE / DAVID BOWIE 1 1
19 TWILGHT ZONE / GOLDEN EARRING 10 2
20 I KNOW THERE'S SOMETHING GOING ON / FRIDA 13 3
21 JEOPARDY / GREG KIHN BAND 2 1
22 ELECTRIC AVENUE / EDDY GRANT 2 5
23 SHE BLINDED ME WITH SCIENCE / THOMAS DOLBY 5 4
24 AFRICA / TOTO 1 1
25 LITTLE RED CORVETTE / PRINCE 6 2
26 BACK ON THE CHAIN GANG / PRETENDERS 5 3
27 UP WHERE WE BELONG / JOE COCKER & JENNIFER WARNES 1 3
28 MR. ROBOTO / STYX 3 2
29 YOU ARE / LIONEL RICHIE 4 2
30 DER KOMMISAR / AFTER THE FIRE 5 2
31 PUTTIN' THE RITZ / TACO 4 2
32 SEXUAL HEALING / MARVIN GAYE 3 3
33 (KEEP FEEING) FASCINATION / HUMAN LEAGUE 8 2
34 TIME / CULTURE CLUB 2 2
35 THE SAFETY DANCE / MEN WITHOUT HATS 3 4
36 MICKEY / TONI BASIL 1 1
37 YOU CAN'T HURRY LOVE / PHIL COLLINS 10 3
38 SEPARATE WAYS / JOURNEY 8 6
39 ONE ON ONE / DARYL HALL & JOHN OATES 7 3
40 WE'VE GOT TONIGHT / KENNY ROGERS & SHEENA EASTON 6 3
41 1,999 / PRINCE 12 2
42 STRAY CAT STRUT / STRAY CATS 3 3
43 ALLENTOWN / BILLY JOEL 17 6
44 STAND BACK / STEVIE NICKS 5 1
45 TELL HER ABOUT IT / BILLY JOEL 1 1
46 ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME / NAKED EYES 8 2
47 TRULY / LIONEL RICHIE 1 2
48 DIRTY LAUNDRY / DON HENLEY 3 3
49 THE GIRL IS MINE / MICHAEL JACKSON & PAUL MCCARTNEY 2 3
50 TOO SHY / KAJAGOOGOO 5 1
今年もこのブログを見ていただきまして、また、コメントをいただきましてありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いいたします。
1983年シングル年間チャート50→1位で、曲紹介はこの曲か、ドナ・サマー、カルチャー・クラブあたりと予想はしてました!(笑)もしかしてエディ・グラントかも?とも思ってましたが(^▽^;)。
ポリスが8週No1、マイケルのビリー・ジーンが7週間、アイリーンが6週、ダウン・アンダーが4週ですので、上位のチャート予想は波乱はありませんでしたね!
フリーダが最高位13位ながら、年間では20位と大健闘。アグネタもこの年ソロを出しましたが、年間チャートは圏外でしたね。
ちなみに日本での1983年のオリコン・ランキング、トップ10は...
1位 大川栄策:「さざんかの宿」
2位 細川たかし:「矢切の渡し」
3位 わらべ:「めだかの兄妹」
4位 薬師丸ひろ子:「探偵物語/すこしだけやさしく」
5位 佳山明生:「氷雨」
6位 杏里:「CAT'S EYE」
7位 松田聖子:「ガラスの林檎/SWEET MEMORIES」
8位 中森明菜:「セカンド・ラブ」
9位 アイリーン・キャラ:「フラッシュダンス」
10位 ラッツ&スター:「め組のひと」
とアイリーンの健闘が光りました!!
https://ja.wikipedia.org/wiki/1983年の音楽#総合シングル
フィル・コリンズを知ったのは80年代で、もちろんシンガーとしてのフィルです。ですからジェネシスでドラマーだったことを知った時は驚きましたし、バンドエイドでのドラミングに驚愕しました。あのタムの音、そして何よりグルーヴ感がハンパない。
凄いドラマーです。
本年もいろいろとお世話になりました。また来年も宜しくお願い申し上げます。
こうして並んでいるところを見ると、さすがに年間チャート、って思います。
ポリスの「見つめていたい」は彼等の曲の中では断トツに好きな曲です。
フリーダが健闘してますね。
良いお年をお迎えください。
それにしても、いつもながらどうやって順位を付けているのか気になるところです。12位、19位、20位など最高位だけで決めていないのは明白ですが。
1位 Michael Jackson/Thriller
2位 Men At Work/Business As Usual
3位 Police/Synchronicity
年間アルバム 7位のジェーン・フォンダ「Jane Fonda's Workout Record 」は謎でした。
1983年チャートお疲れ様でした。来年も楽しみにしてます。良い年をお迎えください。
今年もいろんなことを教えていただいてありがとうございました。
ドナ・サマーとは迷いました。
あと、どうしても私の好みでない曲もありますので((*´σー`)エヘヘ
ホント波乱のない上位陣でしたが、フリーダのロング大ヒットには驚きました。この曲も思い出に残る曲でした。
日本の曲にも良い曲たくさんありましたね。「CAT'S EYE」、「SWEET MEMORIES」、「セカンド・ラブ」辺りには反応してしまいます。当時の歌姫明菜は良かった!
フィル・コリンズといえば、ボーカリストであり、シンガーソングライターでありましたが、ドラマーでも活躍する、多彩なアーチストですよね。
来年もよろしくお願いいたします!
The Policeの"Every Breath You Take"は歴史的な名曲でした。スティングの才能が光っています。
ABBAが活動を停止したのは残念でしたが、フリーダのヒットはうれしかったです。
来年もまたよろしくお願いします!
1年経つのは早いです。もう1983年の紹介も終わってしまいました。
年間チャートは不明なところが沢山ありますが、この3曲については、ロングヒットで、Hot100の滞在が30週近い曲でありました。
この年はロングヒットの得点が高かったのかもしれません。
そうでした、アルバムチャートも予想どおりの『Thriller』でした。まあ、世紀の大ヒットアルバムですので、予想するまでもありませんでした。
『Jane Fonda's Workout Record』は最高位は15位、超ロングヒットでしたね。
有名アーチストの曲に合わせたエクササイズの2枚組アルバムだったようです。ほかにない面白い大ヒットアルバムでした。