ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

Holly Knight Spider - New Romance(1980年の洋楽 Part26)

2021-05-05 20:28:14 | '80年洋楽
Holly Knightで盛り上がっていましたので、予定外でしたが、Holly Knightがもしかすると唯一バンドメンバーとして全米Top40に登場した1980年のヒット曲Spiderの"New Romance"です。
最高位は1980年6月7日と14日の第39位。たった2週間でしたが、Top40に入るヒットとなりました。

Spiderですがご存じだったでしょうか。1977年に結成された6人組アメリカンロックバンド。
Holly Knightはキーボードプレイヤー。ボーカルは女性でAmanda Blue Leigh。レコードデビューは1980年にリリースされたファーストアルバム『Spider』。最高位は130位とあんまりヒットしませんでした。シングルカットされた"New Romance (It's a Mystery)"が最高位39位。その他にはTop40ヒットなく、小ヒット1曲のみの一発屋、結局3枚のアルバムを出し1984年に解散します。

"New Romance (It's a Mystery)"ですが、曲の作者はもちろんHolly KnightにバンドメンバーのAnton Figの共作。
Anton Figという人はバンドのドラムス担当でしたが、この方もなかなかすごいセッションドラマーでして、ボブ・ディランやキッス、シンディ・ローパーなどなど、有名アーチストのバックを数多く手がけています。

曲はかなりポップなロック、70年代を感じさせるメロディアスな曲でした。
Top40にはたった2週間しか滞在していなかったですが、覚えやすい楽しい曲でした。
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ウェイロン・ジェニングス Waylon Jennings - Dukes Of Hazzard Theme "Good Ol' Boys" (1980年の洋楽 Part25)

2016-12-23 20:50:31 | '80年洋楽
1980年の洋楽を紹介するシリーズのPart25はWaylon Jenningsの"Dukes Of Hazzard Theme"Good Ol' Boys""。人気TVアクション・コメディ「爆発!デューク」のテーマです。
映画「アーバン・カウボーイ」のサントラがヒットしてカントリーがたくさんチャートに入ってきたこの時期、テレビドラマの主題歌のカントリーのこの曲も続いてヒットチャートにエントリーしてきました。
最高位は21位でしたがHot100に通算23週間チャートインするロングセラーで、年間チャートこそ年度の途中で圏外でしたがミリオンセラーを記録する大ヒットでした。
ウェイロン・ジェニングス、1970年代初めから活躍しているウイリー・ネルソンと並ぶカントリーの大御所スターです。
Top40ヒットはこの曲のほかにあと2曲しかありませんが、カントリーチャートには数多くのNo.1ヒットを持っています。
テレビ番組「爆発!デューク」にはジョン・シュナイダーが出演して重要な役を持っていますが、彼はこの翌年、14位を記録する"It's Now Or Never"というヒット曲を出します。
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ジョン・クーガー John Cougar - This time(1980年の洋楽 Part24)

2016-12-18 16:39:36 | '80年洋楽
1980年の洋楽を紹介するシリーズのPart24はJohn Cougarの"This time"。
最高位は12月6日と13日の27位。残念ながら年間チャートは圏外です。

John Cougar、1970年代半ばにデビューしその時はグラムロック系の曲を歌っていたようですが、正統派アメリカンロッカーとして頭角を現し、1980年初め頃に"I Need A Lover"が最高位28位を記録するヒットとなりました。
"I Need A Lover"も大変カッコいい曲だったのですが、この曲"This time"もまさに正統派のストレートなアメリカンロック、乾いたギターの音も実に気持ち良くカッコいい曲です。
John Cougarですが、1982年には"Jack & Diane"が全米No.1を記録する大ヒットとなり、その後John Cougar Mellencamp→John Mellencampと改名しながら活躍を続け、今でも元気にツアーで全米を回っています。
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ジミー・ホール Jimmy Hall - I'm Happy That Love Has Found You(1980年の洋楽 Part23)

2016-11-28 22:04:19 | '80年洋楽
1980年の洋楽を紹介するシリーズのPart23はJimmy Hallの"I'm Happy That Love Has Found You"。最高位は11月22日の27位。

Jimmy Hallとしては初めての、そして唯一のTop40ヒットとなりましたが、彼はサザンロックバンドWet Willieのボーカル兼サックス奏者で、Wet Willieとしては1974年に最高位10位、年間チャート66位を記録した"Keep On Smiling"、1978年に最高位30位の"Street Corner Serenade"、1979年に最高位29位を記録した"Weekend"の3曲のTop40ヒットを持っています。

そして彼はジェフ・ベックバンドのボーカリスト、ソロやウエット・ウイリーよりもこちらの方が有名かもしれません。特に1985年のジェフベックのアルバム『フラッシュ』 のボーカルは人気がありました。最近もジェフベックのツアーで活躍しています。


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アン・マレー Anne Murray - Could I have this dance (1980年の洋楽 Part22)

2016-11-15 22:33:12 | '80年洋楽
1980年の洋楽を紹介するシリーズのPart22はAnne Murrayの"Could I have this dance"、邦題は「踊りましょう」。最高位は11月1日と8日の33位。

この曲も映画「アーバンカウボーイ」オリジナルサウンドトラック盤収録曲。
ボズ・スキャッグスの"Look What You've Done To Me"に続いてこのアルバムから紹介しますが、名曲ぞろいのこのアルバムの中でも、カントリーバラードのこの曲"Could I have this dance"は良い曲ですねぇ~。私の最も好きなタイプの曲です。
アメリカでも33位が最上位とあまりヒットしませんで、もちろん日本ではほとんど話題にもなりませんでした。が、ゆったりとしたメロディにアン・マレーの優しい声がマッチして何度聞いても飽きの来ない名曲です。
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