前橋市議会議員中島もとひろの“私たちの子どもや孫の世代のために!”

前橋市議会議員中島もとひろのブログです。日々の活動や愛する故郷“前橋”への熱い思いを、このブログを通じてお伝えします!

こうのとりのゆりかご蓮田先生来県!

2007-08-28 23:47:53 | Weblog
 本日、(社)前橋青年会議所の例会に、今年5月、こうのとりのゆりかご(通称赤ちゃんポスト)を設置した熊本の慈恵病院理事長蓮田太二先生をお招きし、「命」をテーマに公開例会を開催しました。

 中高生やその保護者を中心に100名を超える皆様にご参加を頂き、大変有意義な公開例会となりました。その設置については、賛否両論あることと思います。その点についても、皆で意見交換をし、各々が深く考えることができました。

 私は、親の勝手な都合で幼くして命を落としてしまう現実が後を絶たない今、赤ちゃんポストの存在で助かる命があるとすれば、蓮田先生もおっしゃっておりましたが、全国各地にその設置が広がることを希望します。

 そして、蓮田先生は、赤ちゃんポストの設置は、決して赤ちゃんを預けて頂くことを助長しているのではなく、預ける前に一度相談して欲しいのだということを強調されておりました。実際、設置以降、全国各地より、毎日沢山の切実な相談が寄せられているとおっしゃっておりました。赤ちゃんポストの設置により、大変多くの幼い命とその親御さんが助けられていることと思います。

 自分のこどもの命を絶ちたいという親など1人もいないと思いますし、そう信じております。もし仮に、一時的に赤ちゃんポストに子どもを預けざるを得ない状況になったとしても、命さえあればいつか自分の子どもを迎えに行くことも不可能ではありません。

 恥ずかしながら、蓮田先生の話の中で、今回の赤ちゃんポストの設置以前に、粕川にある「鐘の鳴る丘」に同類の場所が5年ほど設置された中で、10人の命が救われたとの事実を知りました。大変嬉しく思いました。群馬にも根付くこの精神を、私たちがしっかりと引き継いで行きたいものです。

道州制間近?!

2007-08-27 23:05:04 | Weblog
 今年度より(社)理想の都市建設研究会の代表幹事を仰せつかり、本日本年度最初の勉強会を行いました。講師は、平成の大合併を総務省の合併推進課課長補佐というお立場で中心的に引っ張ってこられた望月明雄氏。実はこの方、私の友人の義理のお兄様にあたられます。友人からそのことを聞いた直後にたまたま地方自治経営学会の場でお会いする機会を得、ぜひ一度群馬にお招きしたいと考えておりました。大変ありがたいご縁を頂き、本日願いを叶えることができ、大変嬉しく思いました。そして、望月氏に大変お忙しいところ無理をお願いし、高崎駅併設のホテルで夜8時から10時という時間帯での開催にもかかわらず、大変多くの専門委員の皆様にご参加頂き、皆様の関心の高さを実感しました。

 ご講演の内容も実際に平成の大合併に中心的に携わっておられただけに、内容の濃い、大変有意義な勉強会となりました。

 私はご講演を拝聴し、道州制の導入は、思いのほか近い将来来るのではないかと感じました。そして、全国各地では道州制への移行を見据え、近隣都道府県との都市間競争に打ち勝ち、州都となることを目標に、その受け皿づくりを進めていることを感じました。その一方で、本県では県内における主導権争いにばかり目が向いているように感じております。そのようなことでは、道州制への移行の際に、この地域が完全に乗り遅れてしまうのではないかという危機感さえ感じます。改めて、道州制を見据え、あわよくば州都となりうるための受け皿づくりのために、前橋・高崎を中心とする合併による政令指定都市をこの群馬県央地域につくる必要性を強く実感しました。

 群馬県央地域に政令指定都市をつくることは、全国ワースト5とも言われる知名度のアップにも繋がり、そして何よりも都道府県並の権限と財源をもつことにより、自分たちのまちを自分たちでつくることに繋がり、ひいてはそこに住む住民・県民のためと確信を致しております。今後、1日でも早いその実現が図れるように、微力を尽くしてまいりたいと考えております。

共に行動しましょう!

2007-08-16 23:50:49 | Weblog
 今日も尋常でない暑さでした。何をしていても暑い!

 ついに、74年ぶりに国内最高気温を0.1度更新する40.9度を熊谷(埼玉)と多治見(岐阜)で記録。この夏、南米ペルー沖の海水温が下がり、異常気象をもたらすとされる「ラニーニャ現象」の影響が心配されていましたが、ここまで異常気象となるとやはり地球温暖化との関係が気になります。

 連日熱中症にまつわるニュースが伝えられておりますが、人間だけでなくこの地球もどうにかなってしまうのではないかと本当に心配です。間違いなく、地球規模での環境問題は、もはや“まったなし”のところまできています。今こそ、私たち自身が、地球環境の保全を最優先にした行動が求められています。ぜひ、子々孫々、この美しい地球をしっかりと引き継いで行くために、共に行動しましょう!

終戦記念日に思う

2007-08-15 23:06:45 | Weblog
 今日、たまたま小野田寛郎さんのドキュメント番組を見ました。大変な衝撃を受けました。小野田さんのような方がかおられたということは存じ上げておりましたが、詳しいことを知ったのは、恥ずかしながら今日が初めてでした。

 ご承知の方も多いと思いますが、小野田さんは太平洋戦争終結後29年間、フィリピンのルバング島に何人かの部下とともに潜伏し、戦闘活動を続けておられました。戦争終結後29年もの間、ジャングルの中に身を潜め、しかも生き延びておられたということ自体、信じられません。

 当時のインタビューの中で、「(この29年間)楽しかったことなど1度もない」、「(一番つらかったことは)戦友を失ったこと」との言葉に、自らを身を小野田さんの立場に置き換えたとき、思わず涙をこらえずにはいられませんでした。

 小野田さんには大変失礼かもしれませんが、率直に申し上げ、私には小野田さんは戦争の犠牲者と写りました。もちろん、その他にも戦争の犠牲者は沢山おられます。戦争の犠牲者を出さないためにも、戦争は絶対にしてはいけないということを改めて感じました。

前商祝1勝!

2007-08-14 23:27:28 | Weblog
 本日の甲子園第2試合、本県代表の前商が登場し、隣県埼玉県代表の浦和学院と対戦。2対1で接戦をものにしました。

 浦和学院は打のチームと聞いておりましたが、前商のエース佐々木投手は、絶妙のコントロールと緩急を上手く使う頭脳的な投球で、浦和打線を見事抑えました。

 父が前商のOBということもあり、ぜひ、前商には勝ち進んでもらいたい思います。

 甲子園はよく「筋書きのないドラマ!」と言いますが、それにしても私たちに勇気と感動を与えてくれます。高校生の純粋な真剣勝負が、沢山の感動を生むのでしょう。私も気持ちで負けないよう、頑張ります!

“あたりまえ”のありがたさ

2007-08-13 23:57:51 | Weblog
 今日、ニュースを見ていて、“あたりまえ”のありがたさを実感することが2度ありました。

 一度は、戦争で3歳の時に父親を亡くしたという初老の話。数年前、慰霊巡拝に出かけた際、海に向かって「お父さん!一緒に日本に帰りましょう!」と叫ぶ様子が映し出されていました。そして、その後のインタビューで「そのとき初めて、“お父さん”と呼びました。その夜はホテルで1人男泣きしました。」との言葉に思わず涙しました。

 2度目は、あるまちで行われた夏の成人式に、重度心身障がいをもつお子さんを家から送り出すお母さんの話。「これまで、家を出るときは、いつも一緒でした。いってらっしゃい!お帰りなさい!と言ってあげるのが夢でした。」との言葉に、涙をこらえることができませんでした。残念ながら、今のハンディを抱える方々をめぐる状況を、このことが全て物語っています。ノーマライゼーションと言われながら、まだまだハンディのある方々やその周りの方々が、そのハンディを感じることなく暮らせる社会にはほど遠い状況にあります。改めて、1日も早い本当の意味でのノーマライゼーション社会実現のために頑張りたいと、心を新たに致しました。

妻に感謝!

2007-08-10 23:35:40 | Weblog
 今日は妻の誕生日でした。

 今年の春以降、特に妻には何かと苦労をかけています。一家の主として誠に申し訳なく思うと同時に、男として大変情けなく思います。

 日頃の感謝の気持ちを込めて、大変ささやかなプレゼントをしました。

 一家の主として、夫として、父として、そして政治を志す者として、一層頑張らなければならないと、改めて強く思いました。

政治の究極の役割

2007-08-09 23:49:36 | Weblog
 8月6日の広島に続き、本日8月9日、長崎の「原爆の日」を迎えました。

 先日は、街頭で20歳前後の若者に「1945年8月6日は何の日?と尋ねても1人も応えられなかった」との大変ショッキングなニュースが流れておりました。戦争の悲劇を絶対に繰り返さないためにも、戦争の記憶を風化させない早急の対応が求められます。

 戦後62年が経過し、我が国は世界に類を見ない急激な高度経済成長を成し遂げ、大変恵まれた豊かな国となりました。国民総中流階級社会と言われ、ほとんどの国民は満たされています。それに伴い、特に若者を中心に政治に対する関心も薄れ、最近の各種選挙での投票率は約50%前後、2人に1人しか投票に行かないという深刻な状況です。

 戦後直後の混乱期には、政治に救いを求めるしかなく、選挙への関心も高い状況でありました。戦後になって漸く20歳以上の全ての男女に参政権が与えられたのです。その貴重な権利を約半分の方々が放棄しているということは、誠に残念でなりません。

 しかし、私は政治は常に必要不可欠であると考えています。そして、政治の究極の役割は、戦争をしないこと、回避すること、平和を維持することであると考えています。そのことを肝に銘じ、これからも政治に携わって行きたいと考えています。

参議院への期待

2007-08-08 23:43:20 | Weblog
 先日の参議院議員選挙の結果を受け、本日より臨時国会が始まりました。約50年ぶりに自民党以外の政党、民主党が参議院で第1党となり、民主党の江田五月氏が議長に就任されたことを盛んにニュースで報道していました。

 確かに過日の参議院議員選挙で民主党が大躍進しました。しかし、今のままでは衆議院と何ら変わらないように感じます。

 二院政の意義は、1つの法案を2度チェックできるということです。2つの違う眼で見極めなければなりません。しかし、これまでの参議院では、衆議院との違いをあまり感じることができませんでした。特に参議院選挙前の通常国会最終盤では、会期内に一政党の都合で法案を押し通すような、二院政の中での参議院の存在意義を自ら否定してしまうような大変残念な行動が目に余り、それがそのまま国民の審判として下った選挙結果となりました。

 今回、約50年ぶりに自民党以外の政党が参議院で第1党となり、衆議院とは違う構図となったわけですから、二院政の中での参議院の存在意義を大いに高めて欲しいと思う一方で、参議院でも政党政治が行われている以上、その限界も感じます。

 国政では議員内閣制が採られており、衆議院の与党の中から総理大臣が選ばれ、その下に内閣が構成されます。そこには当然政党政治、或いは与党野党があって然るべきだと思います。しかし、二院政の下における衆議院に対する参議院のあり方を考えると、正に“良識の府”として政党政治や大臣の輩出は避け、政党を中心とする国民の代表機関たる衆議院に対し、真の国民の代表機関としての参議院として、1人1人の議員が国民の立場に立った判断を下し、その結果過半数を超えるか超えないかで1つ1つの法案が決せられるような参議院になって欲しいと、理想論と言われるかもしれませんが期待しています。

 実際、かつての参議院改革の議論の中でも、同様の考え方はすでに示されているようです。参議院こそ国民の真の代表機関として、改革の実行に取り組まれることを期待しています。

朝のあいさつ運動再開

2007-08-07 23:36:40 | Weblog
 知事選・参院選も終わり、本日より朝のあいさつ運動を再開しました。

 久しぶりのあいさつ運動にもかかわらず大変多くの皆様から手を振り返えしてして頂いたり、クラクションを鳴らして頂きました。

 今後週1回程度のペースで頑張って行きたいと思います。