社団法人前橋青年会議所では、23組33名の市内小学校5・6年生にご参加を頂き、こども議会を開催しました。
今回の目的は、今年私が所属している地域提言委員会で市に行う予定の提言に、“是非、こども達の視点からの提言を盛り込みたい”との思いから、実施することとなりました。
テーマは「私たちのまち、10年後の前橋市」。もし、私が前橋市長だったら…として、それぞれの意見を発表して頂きました。
当初は、かつての賑わっていた“まち”を知らない子ども達には、中心市街地の活性化など関心がないのではないか、との意見が体勢を占めておりましたが、多くのこども議員が中心市街地の問題を取り上げていたのは意外でしたし、大変嬉しくも思いました。
また、「前橋をもっと緑でいっぱいにしたい」「自転車を利用しやすいまちにしたい」など、環境問題に対する意見を発表してくれたこども議員が多かったことも、大変印象的でありました。
更に、「“笑”学校を作り、前橋を笑いでいっぱいにし、前橋の活性化に繋げたい」といった大変ユニークな意見が発表された一方、弟さんが発達障がいという脳の障がいを持つというこども議員からは、「障がいのある、なしに関係なく、楽しく学校に行けるようにしたい」といった大変切実な意見も発表され、大変身に詰まされました。
今回、こども議員から予想以上に素晴らしい沢山の意見が寄せられ、大変嬉しく思いますと同時に、心強くも思いました。実施に到るまでは、大変苦労も多かったのですが、企画して本当に良かったと思っております。子ども達は私たちが思っている以上に、前橋のこと、世の中のことをしっかりと捉え、真剣に考えていることが分かりました。ご参加頂きましたこども議員に対し、心から感謝と御礼を申し上げます。
お寄せ頂きましたご意見は、私たちが責任をもって、関係部署にしっかりとお伝え致します。