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No,41
グイド・レーニ、「聖ヨセフの頭部」、17世紀イタリア、バロック。
この画家の描く絵は実にやさしい。これはよき父の優しさを表現した実によい絵である。
画家はヨセフに、父の理想像を描きたかったのだろう。一応、イエスはヨセフの子ではなく、神の子となっている。ヨセフは血を超えた愛をイエスにそそぐ。そのやさしさは限りない。
父の愛というものは、時に越えがたい壁を越えてゆく。それは男でなければ越えられない壁だ。その壁を超えるとき、男の愛は、神の愛にさえ似てくる。
暖かさを感じる絵である。
グイド・レーニ、「聖ヨセフの頭部」、17世紀イタリア、バロック。
この画家の描く絵は実にやさしい。これはよき父の優しさを表現した実によい絵である。
画家はヨセフに、父の理想像を描きたかったのだろう。一応、イエスはヨセフの子ではなく、神の子となっている。ヨセフは血を超えた愛をイエスにそそぐ。そのやさしさは限りない。
父の愛というものは、時に越えがたい壁を越えてゆく。それは男でなければ越えられない壁だ。その壁を超えるとき、男の愛は、神の愛にさえ似てくる。
暖かさを感じる絵である。