ジョヴァンニ・バティスタ・ティエポロ、18世紀イタリア、ロココ。
これは女性存在のよい面が表に出た姿である。これが陰るとき、ときに女性は老婆のように暗く醜く恐ろしいものになるのだが、そのような女性の奥にも、常にこのような優しくも美しい女性の美が隠れているものなのだ。悪いことをしていても、本当はよいこでいたいという気持ちが、女性の中では常にうずいているのである。それは彼女らの中に住んでいる永遠の聖母がささやく声なのだ。醜い姿は仮の姿なのだよ。悪いことをやめ、正しい勉強をし、女性らしいよいことをこつこつとやっていきなさい。その中で、だんだんと自分の奥から、本当の女性の美しさが表れてくるだろう。