レオン・ボンヴァン、19世紀フランス、写実主義。
休憩だ。うまいものでも食うかね。
人類史においては、ファッションも進化したが、調理法も進化した。調味料や香辛料をふんだんに使い、凝った料理をいくつも作った。麦や芋を育て、林檎や葡萄の品種改良をした。牛を飼い豚を飼い、マグロを追いかけて遠洋まで走り、珍味を得るために鳥を虐待したりした。うまいものを食えば、苦しいことを一瞬でも忘れられる。生きるためにはそれも必要なことなのだ。だが人は、食うために生きるのか、生きるために食うのか。
うまいものでも食いながら、考えようではないか。