写真は、唐の時代に日本に伝わったと
される金銅鍍金舎利容器。
仏塔の中心部の礎石の中に納められ
ていたと思われる仏舎利の容器で、
現代美術家の杉本博司氏の著書より
引用しました。
御釈迦様の骨を入れる器だけに大切に
されてきたのでしょう。
そしてこの器が日本にもたらされたのが
唐の時代…日本が遣唐使を送り出した
時代です。
この頃は、仏教にしろ政治にしろ日本は
必死で中国の文化を勉強した時です。
「最近は、中国が成長してるけどバブルだぜ」
「実力じゃないよ。。。」
などおっしゃる方はいますが、
もともと、日本で使っている漢字も中国から
学んだものです。
唐の国はもうないですが、色々と教えて
貰っていたのですね。
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