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前衛芸術家 草間彌生の「魂のおきどころ」を観に松本市美術館へ。感動と充実の日でした(妻女山里山通信)

2019-12-20 | 展覧会・イベント・コンサート
 軽井沢ニューアートミュージアムへ草間彌生の作品を観に行きましたが、そうなると出身地の松本にある松本市美術館に行かないわけにはいきません。平日でしたが、駐車場はほぼ満車。長野、松本ナンバーが大半でしたが、県外ナンバーも見られました。それは素晴らしい展示でした。

 水路に囲まれた庭にある「幻の華(The Visionary Flowers)」。非常に大きな作品です。素材はFRPでしょうか。楽しくなる作品です。

 中国人の小さな姉妹がお母さんと来て記念写真を撮っていましたが、楽しそうでした。記憶に残るでしょうね。

 花ではなく華なんですね。しかも幻の華。こんな大きな作品をどうやって作ったのでしょうね。

 松本の街に馴染んでいます。市のバスや高速バスにも草間彌生ラッピング・バスがあります。バスタ新宿で見たという人もいるのではないでしょうか。

(左)美術館の外観。(右)壁面。

(左)自動販売機も草間彌生仕様。(右)ゴミ箱とベンチも草間彌生仕様。

(左)「水玉脅迫」という作品。(右)中庭。奥にはフレンチレストランがあります。

(左)受付の右にある「考えるかぼちゃ」。かぼちゃが考えると穴が開くようです。(右)三階の展示室に行く途中から俯瞰するエントランス。

(左)図書館側から見る草間彌生展示入り口。(右)特集展示「草間彌生 魂のおきどころ」。2019年5月21日(火) 〜 2020年3月31日(火) 。新収蔵作品「愛はとこしえ」シリーズ全50点、《天国への梯子》、《大いなる巨大な南瓜》の公開に合わせ、草間彌生の初期作品から最新シリーズまでを紹介する拡大特集展示。内部は撮影禁止です。
 素晴らしいの一言です。絵画や立体作品のほかに鏡や光を使った作品も多く、非常に見応えがあります。真っ暗な室内に浮かび上がる光のオブジェ。平行な鏡に映る無限空間。明るい部屋に並ぶモノクロの線画。カラフルな立体作品。彼女の創作に対する情熱、集中力、創造力に感動。ミュージアムショップでは、草間彌生グッズや画集、本などが色々買えます。今回はかぼちゃの手ぬぐいを買いました。併設の他の展示も素晴らしいものでした。

(左)少し遅い昼は、「そばの里 六助」で。何度もこの前を通っていましたが、入店は初めてです。遠く南に松本の市街。(中)ランチの牡蠣フライと新蕎麦のランチ、980円。小鉢と白菜と野沢菜の漬物。美味でした。(右)お店の猫。入りたいようとミャーミャー鳴いていました。

 143号を風越峠へ。途中のアルプス・パノラマ展望台。晴れていれば正面に鹿島槍ヶ岳を中心に仁科三山が、右手には白馬三山が見えるのですが。403号に出て麻績から戸倉上山田温泉へ。万葉超音波温泉に入って帰宅しました。
松本市美術館:入場料:大人410円。

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

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