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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

森のダイヤ発見! コフキサルノコシカケ(妻女山里山通信)

2009-09-10 | アウトドア・ネイチャーフォト
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 わが家の山の除伐中に発見した極めて希少なキノコです。コフキサルノコシカケ(粉吹猿之腰掛)といって、民間療法で用いられてきました。現代においては、抗癌(がん)作用、免疫作用があることが研究で分かっています。そのため高値で取り引きされていますが、天然物はプロでも(マタギとか)探して見つけられるものではなく、極めて希少価値の高いものです。

 粉吹というように、傘の表面はココアパウダーのような胞子で覆われています。周りの地面は飛んだ胞子でココア色だったりします。裏面は白で小さな穴が見えます。断面はチョコレート色。非常に硬いキノコで、樹に広い面でついているため、採るのには非常に苦労しました。まずノミとカナヅチで上面の付け根に傷を付けました。次にナタとカナヅチで上と下から叩いて剥がしていき、最後にナタを横から打ち込んでテコの原理を使ってやっと採りました。こんなですから、キノコ狩りで運良く見つけても、道具がないと絶対に採れません。

 今回のものは、測ってみたところ約1.3kgありました。最大幅28cm、厚さ10cm。約二万円分です。これをきれいに洗ってから蒸します。柔らかくなったら切り分けて天日干し。それをさらに細かくして煎じて飲んだり、ブロック毎焼酎に漬けて薬酒を作ります。薬用効果が高いキノコには、他に同じ仲間のマンネンタケ(霊芝)、以下カワラタケ、ツガノサルノコシカケ、ツリガネタケ、メシマコブなどがあります。

 それにしても猿の腰掛けとは本当にいいネーミングだと思います。ただ、このキノコに猿が腰を掛けているのを見たという話は聞いたことがありませんが…。このキノコは本当に丈夫なので子供が腰掛けたくらいでは壊れません。実際、私が腰掛けてみましたが、ビクともしませんでした。ですから採取が非常に困難なのです。というわけで、森のダイヤ発見!というのは、非常に硬いという意味と希少価値が高いという意味があります。

●コフキサルノコシカケ(粉吹猿之腰掛)ヒダナシタケ目マンネンタケ科。昔はサルノコシカケ科。

★ネイチャーフォトは、【MORI MORI KIDS Nature Photograph Gallery】をご覧ください。キノコ、変形菌(粘菌)、コケ、花、昆虫などのスーパーマクロ写真。滝、巨樹、森の写真、特殊な技法で作るパノラマ写真など。

■日本4-3ガーナですが、前記したように前半が全て。甘くみても後半半分まで。あとは守備も控えでガーナの足も止まってましたから。長谷部は故障で試合に出ていなかったので疲労してました。遠藤は地味にいいが、なにか物足りない。後半は長友、稲本がよかった。勝って素直に喜べる試合ではなかったですね。世界に日本の弱点をさらけ出してしまった前半でした。相手のプレスがゆるいとそこそこできるけれど、きついと何もできないのはアジアレベルでも同じ。
足の具合が悪いのを差し引いても、中村俊輔が下がった方が攻撃のスピードがアップしたのは皮肉でした。キープ力なさすぎ。良くも悪くも岡田ジャパンが中村中心のチームではないことがよく分かりました。中村憲はゲームの中での出来不出来の波が大きすぎ。最初のチャンスは決めないと。W杯では二回目はない。岡崎に代えて森本を見てみたい。岡田監督は、本田と森本の招集が遅すぎた。
本田は遠慮してましたね。でもいいパスは出してました。ちゃんと開いてるコースを見て打った玉田と稲本のシュートは褒めていいでしょう。玉田は下がる癖があるのでワントップ向きではない。前田の頑張りが効いていました。無駄プレスが少なかったのもよかった。やはり90分は無理です。岩政をなぜ使わなかったのか疑問。後半のメンバーで前半を見たかったですね。ところで岡田監督はなぜいつも評論家みたいなコメントするんでしょうね。メンバーの再考をして少しでも層を厚く!

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