最高気温が29度の予報の中、妻女山へ。そろそろゼフィルスに出会えるかもと。なんと羽化したてのミズイロオナガシジミに邂逅しました。アカシジミとクジャクチョウも目撃。信州の里山は、梅雨と真夏に向けてどんどん賑やかになって行きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/8e/e1af09e5021cde6c9c238522d5707242.jpg)
イボタノキで吸蜜するコマルハナバチ。花が小さく蜜が少ないのか次々と花を替えるので撮影に難儀しました。逆光に光る毛が美しい。長い口吻が目立ちます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/0d/48ee14d94ad4f4a83ca3cfd5f44e58a4.jpg)
オスのコマルハナバチ。とにかく動きが速い。毛深くて花粉が付きやすいので果実の受粉を助ける優秀な昆虫なのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/67/70a449b83c2628dba6a85cdbc9393cdd.jpg)
スポットライトを浴びたようにヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)。前翅の付け根の青と緑の毛が美しく光っています。草の上を跳ねるようにフワフワと飛ぶので遠目でも分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/12/1f03e1d37eab38b277e873f86356f076.jpg)
蝶の撮影に来ていた顔見知りの女性から羽化したばかりのミズイロオナガシジミ(水色尾長小灰蝶)がいると教えてもらいました。なんでも羽化の瞬間を目撃したとか。羽化したてなので綺麗です。私は鳥にはあまり詳しくはないのですが、彼女によるとガビチョウが増えた。ヒヨドリ、シジュウカラはたくさんいるけど、サンショウクイやクロツグミもいると。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/06/2ab905bf7eb50fa685025728b2068846.jpg)
羽化したばかりで動きがぎこちない。舞い上がったと思ったら小さな草につかまって逆さまになってしまいました。食樹は、ブナ科のコナラやクヌギなど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/71/9fc643d37e93cb1cc3ba483c63179372.jpg)
イチモンジチョウ(一文字蝶)アゲハチョウ上科タテハチョウ科。幼虫の食草は、スイカズラ科のスイカズラやタニウツギ、ヤブウツギなど。妻女山山系のものは、オレンジ色の斑紋があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/a2/c9d2c200829b3733622e252df582734b.jpg)
キバネツノトンボの卵塊を見に行きました。この茎には三か所に産み付けられています。孵化が楽しみです。蛹化や羽化も見てみたい。孵化の後は茎の上部に集まり3日以内には落下して散らばっていくそうですが。その後どこで暮らすのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/40/689fbf4f7b4c17857477f2e358d76923.jpg)
ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)。イチゴはそれ自体は偽果で痩果(そうか)。本当の果実は表面の粒々。無毒ですが無味無臭。中国では、ジャモ(蛇苺)といい全草を熱、咳、のど、痔の薬。抗がん活性作用もあるらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/cc/f1cdb6324ccf44628cb91c0a5d1ee95c.jpg)
ヤマホタルブクロ(山蛍袋)キキョウ科ホタルブクロ属。昔、ホタルを入れて遊んだからの名前だそうですが、本当かなと思っていたら、生前父が子供の頃そうやって遊んだと言っていたと聞いて、へえ!って納得しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/a4/744ab58d9a59062656842e45e1c9bd93.jpg)
オカトラノオ(丘虎乃尾)の蕾。サクラソウ科オカトラノオ属。花は穂の下の方から咲いていきます。群生地では、花穂(かすい)の波うつ様子がまるで波の文様の青海波(せいがいは)のように見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/31/c1d5301aac26cb02c85a1e8cf6253e4d.jpg)
林道倉科坂線から松代方面。左に拙書でも紹介の奇妙山。山頂は古い山城です。右奥に根子岳が霞んでいます。
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翌日は曇り。キバネツノトンボの卵塊は気になったのですが温泉へ。帰りにJAのスーパーに寄ったら東北フェアでなんとホヤの刺し身が売られていました。大好物です。しかし普通は信州では、生のナマコ(海鼠)と同様にお目にかかることはありません。初めて食べたのは恐らくアマゾンから帰ってブラジルで出会った友人を訪ねて青森に行った時。はまって在京時代は生のホヤを買って自分でさばいていました。久しぶりの美味を堪能。お酒が進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/f8/46b87a47f31acf4c1263376df43d1956.jpg)
「淡竹と鴨・合挽肉・ビタミンちくわのおやき」旬の淡竹に鴨のロース、合挽肉、信州人のソウルフード・スギヨのビタミンちくわ、新玉葱の中華風おやき。皮はまぼろしの小麦粉・伊賀筑後オレゴンにとろろを少し。具の味付けは、手作り信州糀味噌、昆布鰹出汁顆粒、牡蠣ソース、五香粉、豆板醤、XO醤、ジャンツォンジャン、ラー油、胡椒。鴨の脂が淡竹と合わさってこくのあるいい味を出します。皿はオールド・ノリタケのBROOKVALEです。
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コミスジ。ボディの七色が美しい。
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枯れ葉の中でもがいていたミズイロオナガシジミ。羽化不全でしょうか。
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森の宝石、本命のオオミドリシジミ。強風で専有行動も少なく下に来ません。次の機会を待ちます。
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「フェジョン・コズィード」ブラジルのほぼ毎日食べる料理。フェジョン・プレット(黒いんげん豆)を茹でて、ひき肉、ウインナーソーセージをニンニクでコンソメ味で炒め煮したもの。ファリーニャ・デ・マンジョーカの粉と辛いピメンタをかけて食べます。ブラジル旅行中は毎日食べていました。ブラジル人のソウルフード。臓物が色々入るとフェイジョアーダ。付け合せはガーリックライス。バックの布は。昔アマゾン川の中流の街サンタレンの生地屋で買ったもの。
■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。
■好評だったブログ記事:「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)は、都合によりリンク先の楽天ブログに移転しました。
●インスタグラムはこちらをクリック。ツイッターはこちらをクリック。YouTubeはこちらをクリック。米子大瀑布、絶滅危惧種のナミルリモンハナバチ・キバネツノトンボ・北信流など。これからどんどんアップしていきます。。
もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/7b/d21403864e5deb918220cab528654922.jpg)
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。講演は一人1000円✕10人、60分が最低基準です。掲載の写真は有料でお貸しします。他のカットも豊富にあります。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
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イボタノキで吸蜜するコマルハナバチ。花が小さく蜜が少ないのか次々と花を替えるので撮影に難儀しました。逆光に光る毛が美しい。長い口吻が目立ちます。
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オスのコマルハナバチ。とにかく動きが速い。毛深くて花粉が付きやすいので果実の受粉を助ける優秀な昆虫なのです。
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スポットライトを浴びたようにヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)。前翅の付け根の青と緑の毛が美しく光っています。草の上を跳ねるようにフワフワと飛ぶので遠目でも分かります。
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蝶の撮影に来ていた顔見知りの女性から羽化したばかりのミズイロオナガシジミ(水色尾長小灰蝶)がいると教えてもらいました。なんでも羽化の瞬間を目撃したとか。羽化したてなので綺麗です。私は鳥にはあまり詳しくはないのですが、彼女によるとガビチョウが増えた。ヒヨドリ、シジュウカラはたくさんいるけど、サンショウクイやクロツグミもいると。
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羽化したばかりで動きがぎこちない。舞い上がったと思ったら小さな草につかまって逆さまになってしまいました。食樹は、ブナ科のコナラやクヌギなど。
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イチモンジチョウ(一文字蝶)アゲハチョウ上科タテハチョウ科。幼虫の食草は、スイカズラ科のスイカズラやタニウツギ、ヤブウツギなど。妻女山山系のものは、オレンジ色の斑紋があります。
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キバネツノトンボの卵塊を見に行きました。この茎には三か所に産み付けられています。孵化が楽しみです。蛹化や羽化も見てみたい。孵化の後は茎の上部に集まり3日以内には落下して散らばっていくそうですが。その後どこで暮らすのでしょう。
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ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)。イチゴはそれ自体は偽果で痩果(そうか)。本当の果実は表面の粒々。無毒ですが無味無臭。中国では、ジャモ(蛇苺)といい全草を熱、咳、のど、痔の薬。抗がん活性作用もあるらしい。
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ヤマホタルブクロ(山蛍袋)キキョウ科ホタルブクロ属。昔、ホタルを入れて遊んだからの名前だそうですが、本当かなと思っていたら、生前父が子供の頃そうやって遊んだと言っていたと聞いて、へえ!って納得しました。
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オカトラノオ(丘虎乃尾)の蕾。サクラソウ科オカトラノオ属。花は穂の下の方から咲いていきます。群生地では、花穂(かすい)の波うつ様子がまるで波の文様の青海波(せいがいは)のように見えます。
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林道倉科坂線から松代方面。左に拙書でも紹介の奇妙山。山頂は古い山城です。右奥に根子岳が霞んでいます。
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翌日は曇り。キバネツノトンボの卵塊は気になったのですが温泉へ。帰りにJAのスーパーに寄ったら東北フェアでなんとホヤの刺し身が売られていました。大好物です。しかし普通は信州では、生のナマコ(海鼠)と同様にお目にかかることはありません。初めて食べたのは恐らくアマゾンから帰ってブラジルで出会った友人を訪ねて青森に行った時。はまって在京時代は生のホヤを買って自分でさばいていました。久しぶりの美味を堪能。お酒が進みます。
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「淡竹と鴨・合挽肉・ビタミンちくわのおやき」旬の淡竹に鴨のロース、合挽肉、信州人のソウルフード・スギヨのビタミンちくわ、新玉葱の中華風おやき。皮はまぼろしの小麦粉・伊賀筑後オレゴンにとろろを少し。具の味付けは、手作り信州糀味噌、昆布鰹出汁顆粒、牡蠣ソース、五香粉、豆板醤、XO醤、ジャンツォンジャン、ラー油、胡椒。鴨の脂が淡竹と合わさってこくのあるいい味を出します。皿はオールド・ノリタケのBROOKVALEです。
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コミスジ。ボディの七色が美しい。
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枯れ葉の中でもがいていたミズイロオナガシジミ。羽化不全でしょうか。
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森の宝石、本命のオオミドリシジミ。強風で専有行動も少なく下に来ません。次の機会を待ちます。
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「フェジョン・コズィード」ブラジルのほぼ毎日食べる料理。フェジョン・プレット(黒いんげん豆)を茹でて、ひき肉、ウインナーソーセージをニンニクでコンソメ味で炒め煮したもの。ファリーニャ・デ・マンジョーカの粉と辛いピメンタをかけて食べます。ブラジル旅行中は毎日食べていました。ブラジル人のソウルフード。臓物が色々入るとフェイジョアーダ。付け合せはガーリックライス。バックの布は。昔アマゾン川の中流の街サンタレンの生地屋で買ったもの。
■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。
■好評だったブログ記事:「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)は、都合によりリンク先の楽天ブログに移転しました。
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もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
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インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。講演は一人1000円✕10人、60分が最低基準です。掲載の写真は有料でお貸しします。他のカットも豊富にあります。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。