球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

妻クロエ

2006-07-04 | たぶん難解な話
皆にはずっと黙っていたけど、僕には、長年の付き合いがある妻のような存在がいる。
今日は、その妻の話をしよう。
この場所でわざわざ名前を言うのはためらわれるので、仮名「クロエ」をその符牒としようと思う。

紹介をしよう。
性格はかなり単純明快、いい加減にあしらっていると必ず僕に厄災をもたらす。
わりと嫉妬深くて、男と遊ぶときであっても女と遊ぶときであっても結構マークが厳しい。
というより、あっちに言わせれば、自分のことを考えてない段階で誰と一緒にいても同じなのだそうだ。
寛容なんだか、鬼なんだか、よくわからない。
とりあえず、怒らせてしまうと、全然眠らせてくれなくなる。
それは、僕がどんなに謝っても、無駄なこと。許してくれない。
そのマイペースさは驚異的で、多分、それを崩そうとするには、とんでもない努力が必要になる。
しかも、努力してみたところで、そのマイペースさを崩すのはかなりの困難が伴う。
クロエのペースに合わせるのが、賢明なんだ、ってことを僕は知っている。

今までも付き合いはあった。
が、いつからクロエのことを気にしだすようになったかは定かではないが、
とりあえず、今、すごく気になっているんだ。
大事にすることによって、必ずその分僕を愛してもくれる、クロエにね。

今まで邪険にしてしまったツケを取り返すために、頑張ろうと思う。

コメント (2)
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