球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

鹿鳴館

2006-03-23 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
多分この題名で書くことは今後ないと思うので、いいでしょう。

浜松町の自由劇場で開催された「鹿鳴館」を見に行ってきました。
ミュージカルではありませんが、劇団四季の一派です。

さて、このイベントがいかに魅力的であったかを皆様に共感していただくのが
僕の仕事なわけですが…
いくつか魅力があるのですが、一点に絞って書きます。



・君はいい友人だったが、君の父上がいけないのだよ。
・我々が変えようではないか!秩序ある世界に!そういった連中に権利を与える のだ! 支配される権利をだ!
・今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?
・あきらめたらそこで試合終了だよ

名台詞と世間で言われるものをピックアップしてみました。
出典は全部漫画とアニメなので、男なら一つは知っているものと思われます。

この手の台詞って、なぜか、「言いたい」ですよね。

※別に「言いたく」ない人は、どうぞお帰りください。

その、コテコテの芝居じみた言葉を。
いや、"コテコテの芝居じみた言葉"とは、「言いたい」と思わせる言葉のことなのかもしれません。



今日の「鹿鳴館」は、かなりの会話がそういった芝居じみた言葉(ホントに芝居ですが)から構成されていて、
劇中に真似をしたい気持ちでいっぱいに。

「論理に優る武器はないのだよ!!」 うわぁ、言いてぇ。
「私には感情を隠すのが生きがいなのだ。」 うわぁ、言いてぇ。
「欺瞞の方が御伽噺よりも、人間を賢くするものだ。」 うわぁ、言いてぇ。

こんな言葉ばっかり身に付けた欺瞞人間もどうかとは思いますが、
御伽噺よりも本当に人間が賢くなるんだとしたら、
シャアの真似をする人は一層自信を持って真似をするのだろうということを感じました。
コメント (2)
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