球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

末っ子のツケ

2006-03-16 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
って題名で言うと全国の末っ子諸君に対してとても失礼なことをしている気がしますが、
今日は25年生きて初めてクリーニング屋に行きました。

初めて行く場所って、なかなか行きにくいじゃないですか。
よくわからないけど、多分、不安という理由で。
たかがクリーニング屋。大袈裟だし格好悪いにも程があるけど、多分真実。

正直スーツや礼服が汚れることに関しての頓着があまりなかったので今まで行かずにしまったのですが、
社会人になるのに一人でクリーニングにも行けないとか、あまりに天才ですよね。

3月は自分の性格の欠陥を改善し、より広い視野で幸福に生きるための素地を身に付ける月にしようと決めているので、
わりとアクティブに生きているつもりです。
でも末っ子のツケを返済していく作業は、誰でもできることを大袈裟に考えるイベントの繰り返し。

可愛がられて育ったかはわかりませんが、少なくとも甘やかされて育ってしまった自分に気づく。
社会人になるまでに、どれだけのツケを返済して、どれだけ魅力を磨ける?



Yシャツも洗濯機で洗っていた立場としては、
わざわざ人と交渉してまで、お金を払ってまでモノを洗うクリーニングってのは
食事で言うところのスローフード的色彩が強いように感じます。

クリーニングが一種の贅沢だってことを言っていると思っていただいて構わないです。
一人で洗濯機に向かうときより幸福感があるのが不思議。
自分の持ち服に対して誠実に向き合っている気がするからかもしれません。

そんな感じで、花にしろ、服にしろ、愛を注いでいく過程は幸せなものです。
もちろん、人でも、ね。
コメント (3)
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