球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

"computer failure" break out

2005-08-25 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
※コンピュータに興味のない人は最後の段落だけ読んでください。

自宅のコンピュータがお亡くなりになりました。
バックアップにえらく時間がかかるので今日はお休みさせていただきます。

どういう経緯であの世に行ったのかだけモノローグ形式で報告いたします。

◆一見電源とは関係のないトラブル

データDVDのコピー作業中に突然電源がOFFになる状況が続いた。
けれど、また電源を入れると普通に起動するのでとりあえずそのまま使いつづける。

ある日CPUの過熱が原因と思い立ち(「放置された無機物の怒り」を参照ください)、
埃除去。それによって突然の電源OFFはなくなった。

ある日、アドレス帳が壊れていることがわかる。
(OEの起動時、表示されるアドレス一覧が空っぽになっていた)
なんだこれはと思う。
消えたからには再び入れようと思って受信メールをそこにドラッグすると、
エラーが起こって強制終了。ちょっと腹が立つ。
これはまずいなと思い、アドレス帳の拡張子であるところの「.wab」を検索。見つからない。
C: からフォルダを辿ってそのファイルをコピーすることを考えたが、
そのへんのフォルダ
(具体的にはC:Documents and Settings僕のユーザ名ApplicationDataMicrosoft )
を選択したら「ファンクションが間違っています」というメッセージが出た。
なんだろうこれはと思ってgoogleで検索したものの、あまりよくわからない。
ネット検索は便利なときもあるが、こういう用途で使う場合は
基本的にかなりの時間を食いつぶすことを覚悟しなければならない。
CD-DVDドライブの使用についての話しかHitしない。過ぎていく時間に焦り、苛立つ。
"C:ドライブはフォーマットされていません。フォーマットしますか?"
だって。要は、OSの再インストールでもすればということらしい。
ばかな、なんでこの程度のことで。
ふざけんな。


次の日。メールの閲覧ができなくなった。
エラーだって。なんの!?
OSとは言わずともOEの再インストールでもしようかと思う。
ところが、WindowsXPだと結構難しいこと(ていうか不可能!?)らしい。
ServicePack2を再インストール。治らない。
しかし、これだけのためにOSの再インストールはしたくない。
ソフトのインストールとか、何かとリスクがつきまとう。
めんどくさいよ。
仕方がないので思いついたものだけ別のHDDにバックアップをしておく。

こうやって作業している中、HDDがガラガラうるさいときがあった。
しかし、今までも結構起こっていることで、あまり気にはとめなかった。
今思うと、不良セクタのさざめきであったのだろうか。

管理ツールか何かで "~日前に復元" という機能がある。
これはいいと思い、帰省する前の状態に戻す操作をする。

しかし、"8月13日の状態に復元しました"のメッセージで顔をほころばせる僕をよそに、
やっぱりアドレス帳は壊れているしメールの閲覧もできない。
おまけに、重い。キーボード入力に出力が追いついていない。
イライラする。
一体どれだけの時間を奪うつもりなんだ、こいつは…

どうしよう。

◆ほぼ一日を棒に振って苛立っていた僕への無機物の反応

なんとなくスキャンディスクをすることにした。
ファイルの修復である。
さっき書いた「.wab」探しの過程で、いくつか壊れたファイルがあることに気が付いたからだ。
これがとんでもなく時間がかかる。といっても1時間強くらいだけど…
(しかしこいつが僕の予想以上に長かったから、月曜日はアンサンブル練習に遅刻すらした。)
orphanedって単語の意味がわからなかったからぼーっと見ていたけど、
やっぱりヤバい状態のファイルが多数あったようである。

で、アドレス帳が復活した。メールの閲覧もできるようになった。
すっごい安心した。

ところが、キーボードがまったく入力を受け付けなくなった。
XPの起動とタイミングは似ていたので、キーボードの問題ではないはずだ。
↑具体的には、起動する前に"Num Lock"を打鍵するとそこが発光したり消えたりするが、
起動してからはそれが反応しなくなるという現象を指す。
もちろん、他のキーも反応しない。

これは、かなり不便である。
まぁ、マウスは普通に動くのでとりあえず普通に検索。
キーボードが利かないのでgoogleでの検索ワード入力も全部他サイトからのコピペ。
文字が見つからなくて苛立つし、こんなことをやっている事実にも苛立つ。

しかし、こんなことばかりやっていると社会的に死んでしまう。
電源をきって出かけようとする。
シャットダウン画面に入るものの、いつまでたっても電源が切れない。
仕方がないので電源ボタンの長押しで電源を切る。

しかし、次にはいくら電源ボタンを押しても起動すらしない状況になった。
こうなるともうお手上げだ。
電源が入らないと再インストールはおろか、調べることもできない。

購入したPCの製造先のテクニカルサポートに電話。
マザーボードのリチウム電池を抜いておけと言われる。
なんだか意味がよくわからなかったが、CMOSクリアってやつかな?
サポートセンターの人は丁寧で、好印象を持った。


◆失意のうちに研究室へ

研究室でも調べる。熱暴走、CMOSクリア、こんなワードで。
まぁ、似たようなことが似たように書いてあった。
帰宅。

◆リチウム電池

自宅に帰ってリチウム電池を入れ、電源コンセントを本体に挿す。
なぜか電源ボタンを押していないのに勝手に起動しようとするし、
と思ったら数秒間でやはり電源ランプも消えた。

これはもうダメだな。



というわけで今は研究室から書いていて、明日に改めて修理を依頼することに決めた。

今日の文章はずいぶん長いけど、これでも書ききれていない僕の悪あがきはいっぱいある。

このBlogを含めて2日間くらい無駄に過ごしてしまった。
ここに書いたのは、ここまで苛つきながら調べたことでも一年経つと
苦労した記憶だけは残っていても肝心の内容は驚くほど忘れているからであり、半分は備忘録。
もう半分は、同じようなトラブルにあった人の参考のため。
googleあたりでHitしたら少しは参考になるか、それとも僕の言葉が入りすぎでウザいか。
それはわからない。


P.S.
電源が入らなくなって、ヤバかったこと。
DVDプレーヤにレンタルしているDVDが入っているけど取れないじゃん!!
修理出せないよ!!
(まさかDVDが入ったままPCを修理に出しているから滞納金は免除、ってことにはならないだろう)

って状態になった。
ドライブについている穴に何かを差し込めば開いたはずだと思ったが、
楊枝を削ったり、余り適した棒がない。
しかも、穴に棒を差し込めば開くというのもうろ覚えであったため、
楊枝を削った棒を入れても開かないことで僕の記憶違いかと思った。

結果:大きいクリップを曲げて長くして差し込んだらようやく開いた。
こんなに長くておまけに細い棒があらゆる家庭にあるのだろうか?
条件は直径1mm未満、長さ6.5cm程度(←感覚的に)だった。

もうこういうことはやめたい。
コメント (2)
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