もんもん日記

日々のよしなしごとをつれづれなるままに書きなぐります。

宇宙人対地球人の戦い

2010-02-19 15:17:53 | フィギュアスケート
地球人が勝ちました。いや、映画ではなくフィギュアスケートの話です。
何年か前に「男子は四回転の時代へ」って言われてたのになぁ。金メダルは3回転しか飛ばなかった選手に与えられました。プルシェンコにあげて欲しかったな。だって、4-3なんて飛べる男子がいないんだよ?オリンピックはスポーツの祭典!プルにあげるべきだろ。後輩のために、今後の男子フィギュアの未来のためにカムバックしてきたプルシェンコ。ありえない軸、ブレブレの軸なのにジャンプを決めてしまう姿にゾクゾクしました。
ライサチェクは良かった。あんなプレッシャーがかかる場面でノーミスなのは素晴らしい。
高橋も素晴らしかった。四回転で転倒したときは「おわぁぁぁ」となりましたが、その後は笑顔が途切れなかったのでふんぎりがついて、残りの演技に切り替えているように見えました。そんな彼を見てもう大丈夫だと安心しました。四回転を回避せず飛ぶ。彼の矜持を感じ、涙がこぼれました。本当に立派です後輩のいい目標になったのではないでしょうか。ああいう姿が夢を与えるってことだと思うんだよね。
私の中での勝手なメダリストは何と言っても小塚とウィアーです。
小塚は感動した~!初めてのオリンピックで四回転を決めるなんてすごすぎる!他の部分も良かった。転倒したけど、今シーズンの中でベストな演技ができたんじゃないかな。オリンピックという大舞台でベストな演技ができるってすごいよね。チャンより下っていうのが納得いかないけど、PCSがあんまり出ないから仕方ないのかな。今後がますます楽しみになりました。技術もさることながら、表現力も伸ばして欲しいな期待しています!そして信夫先生もありがとう!小塚がリンクから戻ってきた時に小塚の腕をぐいっと引っ張って引き寄せた信夫先生に萌えました(笑)ぜひソチまで頑張って!!
ウィアーも完璧な演技だった。四回転こそなかったものの、彼の持ち味である繊細さがよく表現されていて良かった。キスクラでのバラの冠と花束が忘れられない(笑)バラの乙女?花嫁?
織田の靴ひもトラブルは残念だったなぁ。出ていく時から緊張してこわばった表情だったし、スケーティングにも伸びがなかったから転倒するのではと冷や冷やしてしまいました。でもそんな中あそこまでやれたのは本当に素晴らしいです。彼もまだまだこれから!
最初にも書きましたが、四回転のない男子の試合はちょっと物足りない感じがします。だからといってメダリストの演技に問題があるわけではなく、みんなこの日のために練習してきたんだし、この大舞台でよくやったと思う。私が気になるのは採点方法。もう少し四回転に点数を出して欲しいなぁ。四回転を回避することで高得点が出るというのはちょっと…ね。そしてもっとクリーンな採点をして欲しい。
しかし男子の試合でこれだけドキドキしたのはソルトレーク以来だなぁ。そう思うとソルトレークの時代からずっと四回転を飛び続けているプルシェンコはすごいと思うんだ。やっぱり宇宙人だからか?(笑)出場した日本人が三人とも入賞するなんて本当にすごい!こんな時代が来るなんて。長生きはするもんですね
コメント
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