もんもん日記

日々のよしなしごとをつれづれなるままに書きなぐります。

有終の美を飾る

2015-04-11 20:44:33 | 旅行
先月末をもって、私が高校時代に大変お世話になり、影響を受けた恩師が定年退職しました。
そのことを記念して、私の恩師であり元同僚の方と同業の同級生と4人で花巻の台温泉のやまゆりの宿でお祝いをしました。

古い宿をリニューアルした温泉ですが、味わいがあります。
駐車場が狭いのが難点で、お風呂も小さ目ですが、ゆっくり寛げます。
着いてすぐロビーでお抹茶が出されました。

これを飲まないとお部屋に案内されませんできればお部屋で飲みたいのだけれど…。
そして夕食。お弁当みたいな感じで、前菜が入っているんです。


お料理も美味しくて、囲炉裏形式で目の前で焼いてくれます。

退職記念ということで、本当は岩手を出て遠出したかったのですが、年度末で仕事の都合もあり、そうはできず…。
近いだけにゆっくりできて良かったです。たくさん色んなことを話しました。一晩では足りないくらい。

この恩師に出会わなければ、もしかしたらこの仕事に就いていなかったかもしれません。
大学の先輩でもあります。
愛情に誤魔化しがない、本当に素晴らしい先生でした。
最後の職場でも生徒からも職員からも慕われていたようです。こんな風に私も教員生活を送れたらいいなと思っています。
今までお疲れ様でした。そしてありがとうございました!

新年度からは新しい場所で新しい仕事をするそうです。今までの延長ではなく、色んなことが未体験のようです。
そんなところも、さすがだなと思いました
新天地でもきっと人々の心を掴み、輝くのだと思います。お体には十分お気をつけてください。

そして今度は、恩師で元同僚の方が永年勤続表彰を受ける、ということで、それを記念して旅行に行く話になりました。
場所は箱根!!行ったことがないので、すっごく楽しみです
コメント

明日から本格的に新年度スタート!

2015-04-05 19:43:15 | 日々のあれこれ
なんか、本当に月イチ更新になってしまっている
読んでくださっている方(いるのか?)申し訳ありません
更新頻度は低いですが、やはり自分の生きた証を残すという意味でも続けたいと思っているので、どうぞよろしくお願いします。

さて、昨年度末の感動したことを書き留めておこうと思います。
苦しいことも楽しいことも色々あったクラスでしたが、進級するにあたり、クラス替えをすることとなりました。
頼りない担任ではありましたが、みんなに想いを伝えたいなと思い、全員分の名前入りクッキーを作ることにしました。

こんな感じで。このあと一人一人の名前をチョコペンで書きました。
プレゼントすると、予想通りみんな驚き、喜んでくれて、してやったり!で嬉しかったです
うっかり2名ほど、私が名前を書くのを忘れてしまった生徒がいて、慌てて取りに戻りましたやはり、私がやることに完璧はない(苦笑)

そして、最後の挨拶をして本当に解散!っていう時にクラッカーが鳴り、プレゼントを貰いました。
花束、集合写真、そして色紙です。

副担任の先生が講師の方なので1年限りになるかもしれない、ということで、その方に対しては用意しているんだろうなと思っていたのですが、私にも用意していてくれたようですいや~うれしい。ありがたい。

職員室に戻り、色紙を読みながらしんみりしていると、3人の男子が別々に私に挨拶をしにきてくれました。
一人は初っ端からトラブルがありながらも、一年を通して成長していった生徒です。
「色々ありがとうございました。来年も先生のクラスがいいです」と言ってくれました。何かしら私でも役に立てたようです。

もう一人は忘れ物が多かったり、整理整頓が苦手な子です。でも、とっても心が優しい生徒なんです。どうすれば忘れ物が少なくなるのか、一緒に試行錯誤し、最終的には毎日放課後に私のところに寄って確認してから帰る、ということをしました。
その生徒が目を潤ませながら「先生、お世話になりました」と挨拶をしに来てくれました。思いがいけない挨拶に動揺した私は「いや、4月からも多分会うから!私は転勤しないよ!」と茶化してしまいましたが、その子なりに気持ちを伝えたかったんだろうなと思い、もっと優しい言葉をかけてあげれば良かったなと後悔しました。
夜、家に帰ってからその生徒が色紙に書いたメッセージを読みました。

この子はこれまでどんな思いをしてきたんだろうなとこれまでの人生に想いを馳せずにはいられず、涙が止まりませんでした。

そして、生徒が大分捌けた頃、もう一人の生徒が現れました。この生徒の登場が一番驚いたかもしれません。これまた色々なことがあり、1年間の間にどん底を味わった生徒です。私もずいぶん悩みました。その子が拙い喋りでしたがこんなことを話していきました。
「先生、僕と約束してください。」と切り出したので、な、なんだ?!と驚いたのですが、要約すると「4月にある課題テストに向けて勉強するので、いい成績を取ると(私と)約束したい」ということでした。新年度に向けての決意を宣言しにきたのです。
もう、なんと言葉を返していいのか…そういうことを言う生徒は初めてなので、脳内はパニックです。自分を変えたいと思って私に決意表明をすることで頑張るしかない状況、逃げられない状況を作り出したい気持ちはわかるし、それを宣言しに来てくれたことは嬉しいのですが、もし失敗したら、その時の落ち込みを考えるとあまりプレッシャーをかけることもできない。もうすでに彼は自分で自分にプレッシャーをかけているのですもの。そういうことを彼は繰り返して自分に自信を持てなくなっていたことを知っていました。
そこで私は「わかった。約束しよう。約束が果たせたら、盛大にお祝いをしよう!でも、努力したけどあなたの思い通りの結果にならなかったとしても、そのことで私はあなたを嫌いになったりはしないよ。その時はまた次の目標を決めて一緒に頑張ろうよ」と伝えました。
これがいいのかどうかはわかりません。でも、自分にできる精一杯の返答でした彼はどこかホッとしたような嬉しそうな表情を浮かべて帰っていきました。

なんだ、子どもっぽいなと思われたかもしれません。この3人ともに共通しているのは、自分の気持ちを私に伝えてくれたことです。不器用な3人がこんな私に気持ちを伝えにきてくれた、そのことが嬉しかったのです。家族にしても恋人にしても友達にしても、何かしら気持ちは相手に伝わっているものです。でも、伝わっているからこそ、どうにもできない、気持ちに応えられない、そういう苦しさってあると思います。
今まで私は「こんなにあなたのことを考えてやっているのに!」という自分の気持ちばかりを大切にしてきました。自分の気持ちを押し付けてきました。でもそれって、相手にとって苦痛だったり、そのことで相手が悩んだり苦しんだりすることを知りました。そういう経験を通して、押すだけではなくて、時には引いたり、見守ったり、勇気づけたり、目標達成に向けて本人に適した方法を一緒に考えたりすることも大切なんだなということに気づきました。この3人が私を成長させてくれました。私の方こそ感謝しなければなりません。
まだまだ未熟な私ですので、今年一年を通してまた成長できたらいいなと思っています。

また明日から頑張ります!
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